子育て英語アンケート調査

留学経験はありますか?1

留学をしたことがある人はどれくらいいる?

ミライコイングリッシュのアンケート調査、今回のテーマは「留学」に関することです。3回に渡ってお伝えしていきますので、興味がある人は是非、チェックしていってください。

ご自身が留学をされた経験アリ、という方は、同じように留学をしたことのある人が、どこの国へ行っていたのか、どれくらい行っていたのか、そして留学という経験をどのように感じているのか、知りたいことでしょう。

留学をされた経験のない方も、留学をしたことのある人が、今何を感じているのか、また同じように留学経験のない人がどれくらいいるのかということも含めて、チェックしていってもらえたらと思います。

さて、それではさっそく気になるアンケート結果について、1つずつ見ていきましょう!

まず、「留学経験はありますか?」という基本的な質問から。

これについては、「はい」と回答した人が14%ほどという結果になっていました。10人いたら1人か2人は留学を経験している、ということですね。

あなたの周囲の人々はどうでしょうか?英語に力を入れている高校や大学へ通っていた、という人なら、この結果に対しては「え、たったそれだけ?」と思うかもしれませんね。自分自身も含め、周囲の人が留学をしていたかどうかということについては、環境によってかなり変わってくることでしょう。

どこの国へいつどれくらい留学していたの?

続いて、「はい」と回答した人に、どこの国へ留学していたかということについて、アンケートを取っています。

挙げられた国は、イラストの通り、カナダ、アメリカ、オーストラリア、オーストリア、スペイン、イギリス、フィンランド、インドネシア、などでした。

中には、「おっ」という感じの珍しい国も挙げられていますが、カナダ、アメリカ、オーストラリアあたりは定番中の定番ですよね。

いつ留学を経験しましたか?という質問に対しては、「高校生」「大学生」「短大を卒業してから」「20代」「30代」という回答が集まっていました。

さすがに、小中学生の頃に留学をするという人は、少数派のようで、今回そういう人は見受けられませんでした。

そして、気になるのは30代という回答でしょう。人生において学習をする期間というと、どうしても大学生まで…というような先入観を持ってしまいがちですが、30歳を過ぎた大人になってからも、語学のために留学をするという経験は、いつでもできるということです。

いくつになっても、向上心を忘れず、新しいことにチャレンジするというのは、素晴らしいことですよね!

続いて、どのくらいの期間、留学をしていたのかという質問に対する回答を見ていきましょう。

これに対しては、1年間、半年間、2週間、5年間といったような回答が挙げられていました。

2週間というのは、かなり短いのでバケーション感覚かもしれませんね。語学を習得するという目的のみにクローズアップしてしまうと、この期間ではなかなか上達できないのかもしれませんが、それでも人生においてほんの2週間程度であっても、海外で暮らすという経験を経ることには大きな意味があるといえるでしょう。

逆に、5年間も留学するというのは、かなり長期間ですね!ホームシックにかかったりすることはないのか、こちらが心配になってしまいます。それくらい長い期間、海外で生活していれば、戻って来る頃には、ネイティブレベルにペラペラになっていることでしょう。

留学をしてよかったと思うことは?

さて、ここからは、もう少し掘り下げた内容のアンケート結果となっています。

ズバリ、留学をしてよかったですか?という質問を行っているので、その筆記回答について順番に見ていきましょう。

「よかった」と回答している人は、その理由について、「視野が広がった」ということを、主に挙げているようでした。井の中の蛙大海を知らず、ということわざもありますが、海外に行くとまさにそういった体験をリアルにすることができるのでしょう。

ある程度年齢が大きくなってから、自分のことを「まだまだ未熟な赤ん坊だったんだな」と思えるような体験ってなかなかないですから、それだけ留学というものには価値があるといえます。

また、語学力が上がっただけでなく、世界の各国に友達ができたということを留学してよかった理由に挙げている人もいました。留学している期間だけでなく、その後の人生を豊かにしてくれるような、長いおつきあいのできる友達が見つかるというのは、それこそかけがえのない貴重なことですよね。

そのほかの留学してよかった理由として、自分の言いたいことを相手に伝える能力が身についた、という点を挙げている人がいました。

日本でずっと暮らしていると「空気を読む」文化の中に身を置き続けることになるので、相手に言いたいことを伝える能力…、というよりは、グッと堪えてその場の雰囲気を丸くおさめる能力の方が身についてしまうことでしょう。

どちらの方が優れた文化であるかはさておき、日本で暮らしているだけではなかなか得られない能力や感覚を身につけることができる、というのは大きなメリットであると言えます。

また、様々な国から集まった留学生達と交流を行うことによって、日本に住み続けていたら得ることのできなかった、新しい独特の価値観を持てた、と感じている人もいるようでした。

世界観が変わったという人や、これまでの常識が、常識ではないということを知った、という人も。留学を経験している人は皆、単純に英語が喋れるようになった、ということ以上に深い体験をし、かけがえのないものをたくさん手に入れているようですね。

まとめ

それでは、この記事でお伝えしてきたことを、最後にまとめていくことにします。

過去に留学を体験している人は、アンケートに回答してくれた人の中で、14%ほどという回答結果でした。

留学していた国は、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの定番の国をはじめ、フィンランドやインドネシアといった、ちょっとめずらしい国へ行っていた人も。

期間については、短い人だと2週間くらいですが、長い人だと5年くらい。多くの人は半年〜2年くらいの間を留学期間に費やしていたようです。

留学をしていた時期については、高校生くらいから、上は30代くらいまでといった回答結果になっていました。

いくつになってからでも、留学ができると改めて知ることで、なんとなく希望を持てた人もいるのではないでしょうか?

留学をしてよかった、と思う理由に関しては、「語学力が上がった」というシンプルな回答は、意外に少ないということがわかりました。

皆、名目上は語学力アップのために留学を考えるのかもしれませんが、実際のところは、それ以上の付加価値を感じているようです。

特に、視野が広がり、考え方や、自分の中での常識が変わったと感じている人がとても多いようです。

かけがえのない友達が世界中にできたということを、誇りに思っている人もいるようです。確かに、お友達というのは人生における最大の財産とも言えますから、様々な価値観を持った人と出会い、そこで魂の交流をするというのは、実に有意義な体験であると言えるでしょう。

以上、留学をテーマにしたアンケート結果をお伝えしてきました。

シリーズで全3回に渡ってお届けしていくので、是非、パート2、パート3もチェックしていってくださいね!

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ミライコイングリッシュ編集部
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