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『フォニックス』とは?これを見れば全てがわかる(全アルファベットの発音動画あり)

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

フォニックス」という英語の発音学習方法について、ご存知ですか?

本記事では、フォニックスがおすすめかつ重要な理由やメリットを解説したのち、子どもがフォニックス学習に取り組むコツを紹介します。

記事の後半ではフォニックスを学ぶ上での注意点や弱点を解説します。フォニックスのメリットだけでなく、デメリットといえるようなマイナスの部分も知っておくことで、子どもの総合的な英語力を伸ばすポイントが押さえられます。

フォニックスとは?

フォニックスとは、アルファベットの読み方ではなく発音の仕方のルールになります。アルファベットと発音の仕方の関係性を知ることで、始めて見る単語でも発音できたり英語の基礎力をつけることができ、アメリカやイギリスなどでは幼少期にフォニックスを学びます。

アルファベットの単語って、綴りが微妙に難しかったりしますよね!すると、どうやって読んだらいいのかがわからなくて、そのままカタコトの日本語っぽい感じで「え、えれ…っぷはんと?」なんて、恥ずかしいローマ字読みをしてしまったり、といった経験はありませんか?

フォニックス読みとアルファベット読み

日本語のひらがなは、たとえば「あ」ならば「ア」の音となります。しかし英語の場合「A」はアルファベット読みで「エイ」、フォニックス読みで「ェア」となります。

つまり、英語のAは「エイ」の文字名でA(a)の読み方が「ェア」となるのです。この仕組みを理解するのに、フォニックスは役立ちます。

アルファベット読みとフォニックス読みを区別できると、つづり字を見て音が想定でき、初めて目にした英単語も読めるようになります。

フォニックス読みと発音記号

フォニックスを覚えると、発音記号を覚えなくてもネイティブに近い発音ができるようになります。

たとえば、日本語「ア」にあたる英語の発音記号には、[ɑ] [æ] [ʌ][ə]があります。記号と記号の発音を理解しておけば、正しい発音が身につくとされますが、覚えるハードルが高く苦手意識を持つ方は少なくありません。

フォニックスは記号は使わず、文字そのものの発音を覚えられるため、初期の英語学習に導入しやすい学習法といえるでしょう。

2種類のフォニックス

フォニックスには、アナリティック・フォニックスとシンセティック・フォニックスの2種類があります。英語を学ぶ際は、学習経験や年齢などによって、どちらが向いているか(好みか)見極めることも重要です。

アナリティックフォニックスは、アメリカで導入され、英単語にある程度親しんでいる子どもが、フォニックスを学ぶ場合に有効です。同じアルファベットを含む単語から共通点を”分析”して学ぶ方法といえます。

シンセティックフォニックスは、主にイギリスで導入された初心者向けフォニックスです。英単語の分析から始めるアナリティックフォニックスと違い、最もよく使われるsの音からスタートします。

本記事では、アナリティックフォニックスの視点で解説しますが、後半でシンセティックフォニックスの概略を紹介します。

フォニックスが重要な理由

フォニックスは、英語学習をする上でとても優れた方法として注目されています。特に子どもの英語教育としても人気で、取り入れたいと考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。

なぜフォニックスが重要だと言われるのか、その理由は次の2つです。

  • 話せるのに読めない・書けないを防ぐため
  • 英語に自信をつけるため

話せるのに読めない・書けないを防ぐため

小さなころから英語に触れさせようと、英語教室に通ったり、さまざまな教材に挑戦しているご家庭は多いのではないでしょうか。

しかし、ただ英語に触れる機会を増やしているだけでは、総合的な英語力はなかなか身につきません。総合的な英語力がある状態とは、聞く力(リスニング力)、話す力(スピーキング力)、読む力(リーディング力)、書く力(ライティング力)の4技能がバランスよく身についている状態を指します。

英語4技能とは?
  • 聞く力(リスニング力)
  • 話す力(スピーキング力)
  • 読む力(リーディング力)
  • 書く力(ライティング力)

たとえば、英会話スクールに通えばリスニング力やスピーキング力が鍛えられます。幼児向けの場合、講師との会話だけでなく、歌をうたったりゲームをしたり、さまざまな方法で英語に触れられるでしょう。しかしどれも耳で聞いて、英語に慣れていく方法が中心です。
リスニング力やスピーキング力は伸ばせても、リーディング力、ライティング力がついていかないことも多いのも事実です。

つまり、「英語を理解して話すことはできるのに、読めない、書けない」状態になってしまう可能性があります。フォニックスは英語の読み書きに繋がる学習方法です。綴りを見て正しく発音する、逆に、音を聞いてスペルを導き出すなどが可能になります。フォニックスを学習することで、アルファベットの文字と音との関係を結びつけることで、「読めない、書けない」状態になるのを防ぎます。

英語に自信をつけるため

フォニックスを理解できると、自分の英語に自信が持てるようになります。

最初にフォニックスを習得していれば、先生や教材に頼らず自分の力で理解できることが増えるということです。

子どもにとって、自分一人でもわかった、予想が当たった、という成功体験はとても重要です。小さな成功体験を積み重ねていくことで、自信がつき、より英語への興味関心も強まります。

日本人にありがちな、カタカナ英語になってしまうのが恥ずかしい、間違えるのが恥ずかしい、などといった失敗を恐れる気持ちを持つのを防ぐ効果も期待できます。

フォニックスを学ぶメリット

特に赤ちゃんから幼児期のいわゆる英語耳が育ちやすい月齢にフォニックスを学ぶことは英語の基礎力を育む上で重要とされていますが、主な理由は以下になります。

フォニックスを学ぶメリット
  • 正しい発音が身につく
  • 初めて見る単語が正しく読める
  • 発音を聞いて正しいスペルが書ける

正しい発音が身につく

フォニックスを学ぶメリットの1つ目は、正しい発音が身につく点です。

フォニックスではそれぞれのアルファベットの名前だけではなく、発音する際の音そのものも学習します。フォニックスが習得できれば、日本人にありがちなカタカナ読みではなく、正しくきれいな発音に近づけられます。

初めて見る単語が正しく読める

フォニックスを学ぶメリットの2つ目は、初めて見る単語でも正しく読める点です。

「cat」という単語を見て、「シー」「エー」「ティー」とは読みません。「cはシー」「aはエー」「tはティー」というのは、それぞれのアルファベットの名前であって、実際の単語の読み方とは異なります。

フォニックスにはいくつかのルールがあります。フォニックスが身についていれば、初めて見る単語であってもルールに則って正しく読めるようになるのです。

中には例外もありますが、70%ほどの英単語はフォニックスで読めると言われています。他の人に聞いたり調べたりしなくても、「この単語はこの読み方かな」と自分で予想する力がつけられるでしょう。

発音を聞いて正しいスペルが書ける

フォニックスを学ぶメリットの3つ目は、発音を聞いて正しいスペルが書ける点です。

英単語を見て正しく発音できるということは、逆に、発音を聞いて正しくスペルを書くこともできるということです。フォニックス学習では、発音と同時に、英語を聞くための耳も鍛えられています。聞いた音から正しいスペルを導き出せるようになり、いちいち辞書で確認する手間が省けます。

フォニックスの学び方

フォニックス学習への注目が高まってきたことで、さまざまな教材にフォニックスが取り入れられるようになりました。ここでは、子どものフォニックス学習におすすめの方法を4つ紹介します。

フォニックスの主な学び方
  • 英会話などのスクール
  • 英語YouTube
  • スマホやタブレットのアプリ
  • DVD教材

それぞれのメリットや注意点を紹介しているので、子どもと相性のいい方法でチャレンジしてみてくださいね。

英会話などのスクール

フォニックスを取り入れた英語スクールが増えています。

スクールでフォニックスを学ぶメリットは、講師と直接やり取りできたりお友達といっしょに学べたりする点です。
ゲームや歌を通して、遊び感覚でフォニックスが学べます。

注意したいのは、講師と子どもとの相性です。講師の性格や指導の方向性など、まずは無料体験などで確認するといいでしょう。個別指導にするか集団指導にするかも、子どもとの相性を見て判断しないといけません。

また、金銭的負担が大きい、レッスンの時間が決まっている、送迎が必要など、保護者の都合も考慮する必要があります。

スクールのメリット
  • 講師と直接やり取りできる
  • 遊び感覚で学べる
スクールの注意点
  • 講師と子どもの相性
  • 保護者の都合を考慮しないといけない

英語YouTube

YouTubeでもフォニックスを扱う動画が数多く公開されています。

YouTubeでのフォニックス学習のメリットは、無料で気軽に始められる点です。
歌に合わせて紹介しているものや、かわいらしいキャラクターが紹介しているものなど、子どもの興味を引きやすい動画がたくさんあります。

自宅や外出先など、スマホさえあればいつでも取り組めるのもYouTubeでのフォニックス学習の魅力です。

ただし、子どもがのめり込みすぎないよう、休憩時間をはさんだり、時間を決めたりして取り組むように注意しましょう。
子どもでも簡単に操作できてしまうので、関係ない動画が表示されないようにするなど、保護者のチェックも必要です。

YouTubeのメリット
  • 無料で気軽に始められる
  • 場所を気にせず取り組める
YouTubeの注意点
  • 子どもがのめり込みすぎないように注意
  • 勝手に操作されないよう保護者のチェックが必要

スマホやタブレットのアプリ

スマホやタブレットにダウンロードできる、フォニックスアプリも豊富です。

アプリもYouTubeと同じく、気軽に始められたり自由な時間に取り組めたりする点がメリットです。
ゲーム形式のものも多く、楽しみながらフォニックスが学べます。
無料のものや有料のものなど種類はさまざまですが、まずは無料のアプリから始めてみましょう。

フォニックスは実際に口に出す練習が不可欠です。アプリで遊ぶだけでなく、実際に声に出してみるようにうながさなければいけません。
また、子どもが夢中になってしまう可能性があるため、あらかじめ時間を決めて取り組むといいでしょう。

アプリのメリット
  • 無料で気軽に始められる
  • ゲームで楽しみながら学べる
アプリの注意点
  • 遊ぶだけでなく声に出して練習するよううながす
  • 子どもがのめり込みすぎないように注意

DVD教材

フォニックスを取り扱うDVD教材も数多くあります。

DVD教材のメリットは、子どものレベルに合わせて選択できる点です。一度もフォニックス学習にチャレンジしたことがない子や、アプリやYouTubeなどで少し覚えた子など、子どもに合わせたレベルの教材が選べます。

内容は、オールイングリッシュのもの、日本語で解説しているものなど、特徴もさまざまです。

DVD教材は有料ですが、無料体験できるものや、資料で詳しく説明されているものも多いです。いくつか試してみて、子どもが楽しんでフォニックス学習を続けられる教材を見つけてあげましょう。

DVD教材のメリット
  • 子どものレベルに合わせられる
  • オールイングリッシュや日本語解説など種類が豊富
DVD教材の注意点
  • 金銭的負担がかかる

フォニックスを学ぶ上での注意点

きれいな発音が身についたり、音からスペルを予想できたりとメリットの多いフォニックスですが、注意したい点もあります。
特に子どもにフォニックスを学ばせるときの注意点は、次の2つです。

フォニックスを学ぶ上での注意点
  • 導入のタイミング
  • 楽しみながら学べる工夫が必要

導入のタイミング

1つ目は、導入のタイミングに注意が必要な点です。

子ども向け教材が豊富なフォニックスですが、導入のタイミングは早いほうがいい、というわけではありません

子どもに文字を教えるときも、子どもが知っている単語を使いますよね。

たとえば、これはりんごの「り」だよ、というように身近で簡単な言葉から始めます。子どもがりんごを知っている前提がないと、どれだけ教えてもなかなか身につきません。フォニックスにも、これと同じことが言えます。

子どもによって適した時期は違うため、何歳から始めるべき、という答えはありません。ある程度英語に慣れてきて簡単な英単語の意味が理解できている状態だと、スムーズにフォニックスに取り組めるでしょう。

楽しみながら学べる工夫が必要

2つ目は、楽しみながら学べる工夫が必要な点です。

フォニックスでは、発音に関するルールを学びます。
覚えなくてはならない内容が多く、子どもからすると「楽しくない」と感じてしまうこともあるかもしれません。

一度「いやだな」と感じてしまうと、なかなか継続的な学習に繋げられません。最初から飛ばしすぎず、負担のない範囲で取り組むようにしましょう。

特に最初は歌やゲームなどを中心にするなど、子どもが飽きずに楽しみながら取り組めるよう意識したいですね。学習した日はカレンダーなどにシールを貼ったりスタンプを押したり、頑張りを目に見える形に残しておくのも効果的です。

フォニックスの弱点

カタカナ読みではなく、ネイティブに近いきれいな発音が身につくフォニックス。しかし残念ながら、フォニックスは万能な英語学習法というわけではありません。

フォニックスの弱点として、次の2つが挙げられます。

ここにボックスタイトルを入力
  • 例外が多い
  • 会話力が身につくわけではない

フォニックスの弱点を知っておくことで、総合的な英語力を身につけるヒントが得られますよ。

例外が多い

フォニックスの弱点の1つ目は、例外が多い点です。

フォニックスのルールが理解できれば、初めてみる英単語でも正しく発音できるようになります。
ただし、フォニックスのルールには例外も多く、すべての単語に対応できるわけではありません。

フォニックスの例外は「サイトワード」とも呼ばれます。
ネイティブも幼稚園や小学校の各学年に応じて、少しずつサイトワードを学習していきます。

サイトワードは、ひとつずつ覚える、慣れるといった方法で対応するしかありません。
フォニックスを学び始めたばかりの子どもにとっては、難しく感じてしまったり、混乱してしまったりすることも多いでしょう。
子どもがやる気をなくしてしまわないよう、うまくカバーしながら学習を進める必要があります。

会話力が身につくわけではない

フォニックスの弱点の2つ目は、会話力が身につくわけではない点です。

フォニックスのもっとも大きな目的は、英語を正しく発音することです。
フォニックスのルールを理解していれば、初めて見る単語でも正確に発音できます。
しかし、フォニックス学習だけでは、単語を読むことはできても意味までは理解できません。

フォニックス学習に取り組む人にとって、最終的なゴールは「英語でコミュニケーションが取れるようになること」のはずです。
きれいな発音を身につけるのはもちろんとても大切ですが、英語を理解するための学習も欠かせません。

フォニックスだけでなく、語彙を増やしたり、文法を学んだりする時間も設けることで、総合的な英語力を鍛えてあげましょう。

アルファベット発音ルール表

本章では、A-Zのアルファベット順に各文字の音(26音)を確かめていきます。音をカタカナで表しますが、カタカナをそのまま読まないようにしましょう。

カナカナを忠実に発音するより「音のイメージ」や「発音の仕方」を意識して発音するようにします。また、同じ音を含む単語を紹介しますので、練習に活用してください。

フォニックスに慣れると、新しい単語を目にした際「あ、a-n-tが入っているからant」とうれしそうに発音するかもしれません。

A-a-apple

A-a-apple ♪エイ-ェア-ェアポ♪
発音 a ェア
イメージ 「エ」から「ア」に変化する際の中間音
発音の仕方 ・口の両端を横に引っ張る
・アゴを軽く下げる
・その口の形のままで「エー」→「アー」に
単語例 apple ant alligatorなど

笑顔の「え」の口を開けながら「あ」と言うイメージで声に出しましょう。

B-b-boy

B-b-boy ♪ビー-ブッ-ブック♪
発音 b ブッ
イメージ ブはプと似ているが喉がふるえる感じ
発音の仕方 ・唇をしっかり閉じる
・閉じた唇を一気に開く
・ブッと言いながら音を飛ばす
単語例 boy/book/ball/bird/beeなど

日本語の「ぶ」よりも勢いよく発音すると英語に近くなります。「ブー」と伸ばせるようにしないといけません。短く「ブッ」と出す練習をしましょう。

C-c-cat

C-c-cat ♪スィー-クッ-キャット♪
発音 c クッ
イメージ クと似ており口の奥から弾くイメージ
発音の仕方 ・喉をふるわせない
・息を「クッ」に変化させる
単語例 cat/car/corn/cookなど

日本語の「く」は母音が残り、喉がふるえます。しかし英語のc(k/ck)は声や音に出すというより、「クッ」と息を吐くように発音するので注意しましょう。

D-d-dog

D-d-dog ♪ディー-ドウッ-ドッグ♪
発音 d ドウッ
イメージ t(トウッ)と似ているが、tと異なり喉がふるえる感じ
発音の仕方 ・舌の先を上歯の裏につける
・口を閉ざさず舌をすばやく弾く感じで発音
単語例 dog/duck/door/dinosaur

音を放つ際に「重たい」感じを乗せて「ドゥッ」と発音すると英語っぽくなります。

E-e-egg

E-e-egg ♪イー-エッ-エッグ♪
発音 e エッ
イメージ 日本語の「え」と近いじ
発音の仕方 ・日本語「え」を出す口の形にする
・口角を横に引っ張って「エ」を発音
単語例 egg/elephant/empty

日本語の「え」と似ていますが、口角を意識して横に引っ張るイメージで発声すると、うまく発音できます。

F-f-fish

F-f-fish ♪エフ-フ-フィッシュ♪
発音 f フ
イメージ 息の流れを前歯で止める感じ
発音の仕方 ・上前歯を下唇に軽くあてる
・あてた状態で息を「フー」と出す
単語例 fish/foot/fine/fly

日本語の「ふ」とは明らかに違います。前歯を使うことを忘れずに発音しましょう。

G-g-girl

G-g-girl ♪ジー-グッ-グ-ル♪
発音 g グッ
イメージ 日本語「ぐ」より力強い
発音の仕方 ・舌の奥を上あごにつける
・腹筋を使いながら低く太めに「グッ」
単語例 girl/goal/goose/gate

喉の奥や腹筋に力を込めて発音します。「グー」と伸ばせる状態は日本語の「グ」になっています。音を伸ばせない状態が正しい発音方法です。

H-h-house

H-h-house ♪エイチ-ハ-ハウス♪
発音 h ハ
イメージ 発音というより息の音、ため息
発音の仕方 ・喉の奥から息を出す
・お腹の力も使って「ハ(ー)」
単語例 house/horse/hat/hair/ham

走った後の「はぁはぁ」をイメージして、喉の奥やお腹に少し力を入れて吐き出す感じで発音しましょう。

I-i-ink

I-i-ink ♪アイ-イ-インク♪
発音 i イ
イメージ イのようなエ(中間の音)
発音の仕方 ・口の両端を横に引いて「エ」の口
・「エ」の口の状態をキープして「イ」と言う
単語例 ink/insect/India

日本語「い」は口を横に開いて発音しますが、英語のi は前歯を噛みしめず軽く開けるのが特徴です。

J-j-jam

J-j-jam ♪ジェイ-ジュ-ジャム♪
発音 j ジュ
イメージ 日本語「じゅ」に近い
発音の仕方 ・舌先を上歯茎にあてる
・歯茎にあてて離しながら「ジュ」
単語例 jam/jellyfish/jacket/jet

日本人が比較的発音しやすい音です。日本語の「じゅ」に似ていますが、舌先を使うのがポイントです。

K-k-king

K-k-king ♪ケィ-クッ-キング♪
発音 k クッ
イメージ cクと似ており喉を使う
発音の仕方 ・舌の後ろを喉の奥に付けて離す
・息を「クッ」に変化させる
単語例 king/kangaroo/key/kite

cと似ています。喉の奥を意識して「クッ」と少し力を込めて発音します。

L-l-lemon

L-l-lemon ♪エル-ル-レモン♪
発音 l ル
イメージ 日本語「る」より舌先を意識する
発音の仕方 ・舌先を上前歯にあてる
・その状態で「ルー」と出してみる
単語例 lemon/lion/lamb/lamp

rと並んで日本人が苦手な発音と言われますが、舌先を上前歯にあてるのを意識するだけでも変わります。子どもには「前歯の後ろまでなめるように」舌を動かす練習をすると効果的です。

M-m-mouse

M-m-mouse ♪エム-ム(ン)-マウス♪
発音 m ム(ン)*日本語の「ん」にならないように
イメージ ハミングをする感じと似ている
発音の仕方 ・上下の唇をくっつける
・唇をきゅっと閉じた状態で「ンー」
単語例 mouse/mouth/monkey/moon

日本語の「む」は唇を比較的使うイメージですが、英語のmは、唇を閉じたまま鼻から息を抜くイメージです。後述のnと比較しながら練習すると効果があります。

N-n-nose

N-n-nose ♪エヌ-ヌ(ン)-ノウズ♪
発音 n ヌ(ン)※日本語の「ん」にならないように
イメージ mと同じくハミングするイメージ
発音の仕方 ・nは軽く口を開ける
・舌先を上前歯の根元にあてる
・鼻から息を抜かして「ヌ」
単語例 nose/nine/net/nurse

舌先を上の前歯の根元にあてるのがポイントです。「ヌー」と鼻から息を抜くイメージで練習しましょう。Japanの最後のnも「ん」にならないよう、舌の位置を意識するのがコツです。忘れないようにしましょう。

O-o-orange

O-o-orange ♪オウ-ア-オレンジ♪
発音 o ア
イメージ 「オ」の口で「ア」を出す感じ
発音の仕方 ・指2本縦に入るように口を開ける
・開けた状態で「アー」と出す
単語例 orange/octopus/ostrich/ox

喉の奥を響かせるイメージで「アー」と発音します。大げさにいえば、あくびの際に生まれる空間を意識しましょう。なお、イギリス英語のoは、「オ」に近く口を縦に開けるのが特徴です。

P-p-pig

P-p-pig ♪ピー-プッ-ピグ♪
発音 p プッ
イメージ 日本語「ぷ」とは異なり唇の役割が大きい
発音の仕方 ・唇をきゅっと閉じる
・「プッ」と音を飛ばす
単語例 piano/pig/peach/potato

日本語の「ぷ」は「プウ」のように、母音が入る傾向にあります。母音が入っている場合は喉がふるえていますから、ふるえないpを出せるように練習しましょう。

Q-q-queen

Q-q-queen ♪キュー-クッ-クイーン♪
発音 q クッ
イメージ 日本語で「食う」と発音する感じ
発音の仕方 ・口をすぼめる
・最初に「ク」と弱く、次の「ウ」に強勢がかかるように発音
単語例 queen/question/quit/quick

日本語と「く」よりも、k+wの2音を重ねたイメージで発生すると、ネイティブに近い発音になります。

R-r-rabbit

R-r-rabbit ♪ア-ル-ウルッ-ラビット♪
発音 r ゥルッ
イメージ 舌が口内のどこにもつかない
発音の仕方 ・舌全体を喉の奥へ移す(どこにも触れないように)
・唇は若干開けながらゥの次に「ルッ」と出す
単語例 rabbit/rat/run/rose

唇をすぼめ、舌先を口の上部に向ける感じで発音すると、rの音に近くなります。なお、ラビットの「ラ」は「ゥルッ」を意識し、舌がどこにも触れないように発音しましょう。

S-s-sun

S-s-sun ♪エス-ス-サン♪
発音 s ス
イメージ 喉を使った日本語の「す」ではなく息の音「ス」
発音の仕方 ・舌先を上歯や歯茎に近づける)
・舌先と前歯(歯茎)のすき間から「スー」と出す
単語例 sun/socks/seven/sand

日本語「す」よりもちょっと抑え気味の息の音、と考えて「ス」と発音しましょう。

T-t-tiger

T-t-tiger ♪ティー-トゥッ-タイガ♪
発音 t トゥッ
イメージ 喉をふるわせず、息の音を意識して
発音の仕方 ・舌先を上歯茎にあてる
・歯茎にあてた舌先を離す
・離す勢いで「トゥッ」と息を出す
単語例 tiger/two/table/tooth[teeth]

sと同じように息の音を出すイメージで、口や舌の形に気を配るようにします。

U-u-umbrella

U-u-umbrella ♪ユー-ア-アムブレラ♪
発音 u ア
イメージ 口をあまり開けない「ア」
発音の仕方 リラックスした状態で口を開ける
・喉の奥から強めに「ア」
単語例 umbrella/uncle/unhappy/

ちょっと驚きの「あ」と似ています。口はゆるめて喉奥から短く「ア」と出してみましょう。

V-v-violin

V-v-violin ♪ヴィ-ヴ-ヴァィオリン♪
発音 v ヴ
イメージ 歯と唇で音を振動させる感じ
発音の仕方 ・上前歯を下唇に軽くあてる
・あてた状態で「ヴー」と振動させる
単語例 violin/voice/vest/vase

fと同様に、上前歯を下唇にあてることを意識すれば、意外と簡単に発音できます。子どもは「v(ヴ)ー」と振動するのを喜ぶかもしれません。その際「ヴゥー」とウの音が入らないように注意しましょう。

W-w-wolf

W-w-wolf ♪ダブリュ-ウッ-ウルフ♪
発音 w ウッ
イメージ タコのような口にして「ウ」
発音の仕方 ・口を思い切りすぼめる
・すぼめた状態で「ウッ」と出す
単語例 wolf/window/water

日本語「う」よりも強めを意識した方がいいでしょう。思い切りすぼめて勢いをつけて「ウッ」と発音します。「ウワ」のイメージの方が練習しやすいかもしれません。

X-x-box

X-x-box ♪エックス-クス-ボックス♪
発音 x クス
イメージ kとsの2音をすばやく発声
発音の仕方 ・息の音でクスという
単語例 box

2音をすばやく連ねて発音します。日本語の「くす」のように喉を使わず、息の音だけで「クス」と言いましょう。

Y-y-yacht

Y-y-yacht ♪ワイ-イヤッ-イヤット♪
発音 y イヤッ
イメージ 「イ」と「ヤ」の2音ではなく1音のつもりで発声
発音の仕方 ・まず日本語の「いや」を言う
・「い」を弱めの「ィ」、「や」に強勢をおいて「ィヤッ」
単語例 yacht/yes/yellow

外と難しい発音ですが、慣れるとネイティブの発音により近づけます。口を軽く横に引く感じにしましょう。また、舌先を下の歯の裏にあてると発音しやすいかもしれません。

-z-zebra

-z-zebra ♪ズイ―-ズ-ズブラ♪
発音 z ズ
イメージ s「ス」を「ズ」にかえて振動させる
発音の仕方 ・舌先を歯茎に近づける
・歯茎に近づけた状態で「ズ~」と発音
単語例 zebra/zoo/zipper/

スの口の形で音をふるわせるイメージで発音しましょう。

何より楽しみながら英語を学ぼう!

フォニックスを取り入れながら英語を学習していくと、まるでたくさんのパズルの問題を解くかのような、独特の感覚を味わうことができます。単語が楽に読めるようになったり、発音が美しくなるだけでなく、さらに楽しく英語を学習できてしまうという可能性も秘めている、というわけなんです。

最初は、「A」=「ア」と読むことから始めていき、だんだん、「B」=「ブ」なんだね…、「C」=「ク」なんだね…、と増やしていくことによって、どんどん読める単語のバリエーションも広がっていくわけです。これによって、好奇心旺盛な子供は、夢中になってフォニックスの世界にのめりこんでいくことでしょう。

フォニックスの世界は、とてもわかりやすくてシンプルですが、かといってそこまで単調…というわけではないので、時々例外のようなものがあったり、発音や法則にいくつかの種類があったりもします。

そんな時は、クイズ形式にするなどして、柔軟に楽しむようにしましょう。頭の柔らかい子供だからこそ、例外として覚えなければいけないことなども、スムーズに吸収していけるはずです。

フォニックスが簡単過ぎると、途中で飽きてしまう子も出てくるかもしれませんが、完璧にマスターをするには、特別な覚え方も必要になってきたりします。ここがフォニックスの絶妙なポイントなのです。

テレビゲームなどと同じように、ちょっと難しいくらいの方が、子供の「もっと完璧にマスターしたい!」という欲求をそそることができるんですよね。

たとえば、「CAT」の時の「A」の発音と、「CAKE」の時の「A」の発音は、違いますよね?「CAT」の場合は「ア」と読んで「キャット」と発音しますが、「CAKE」の場合は「エイ」と読んで「ケイク」と発音します。

最初は、「なんで?」と思うかもしれませんが、次第に、語尾に「E」がつく時は「ア」じゃなくて「エイ」になるんだという法則に気づくわけです。すると「TAKE」や「LAKE」や「TAPE」などの単語も、一気に読めるようになり、これが爽快感につながるというわけです。

まとめ

フォニックス学習法について、ご理解頂けたでしょうか?

英語の発音に関して、パズルのように覚えた音を組み合わせていくことで、どんどん単語が読めるようになっていく、そして綺麗に発音することができるようになっていく、そんな奥の深い素敵な学習方法ですので、是非、フォニックスのことを覚えておいてください!

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ミライコイングリッシュ編集部
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