フォニックス

アプリで手軽にフォニックス!おすすめアプリ一覧も!

この記事では、フォニックスを身に付けるためになぜアプリがよいのか?そしておすすめのアプリをリンク付きで解説していますので、今すぐ遊ぶこともできます。フォニックスについて知りたい方や、フォニックスのアプリを探している方には役立つ情報です。

 

 

フォニックスとは

ママ友
ママ友
まずフォニックスについて詳しく知りたい!という方はこちらの記事をご参照ください。

フォニックスとは、英語圏の子どもたちが読み書きを学ぶための学習法です。スペリングと発音の間にある法則を学ぶものです。
日本語は、1文字に1つの音が当てられているので、「いぬ」という文字を見れば、「い・ぬ」と発音します。けれども、英語で“dog”と書かれている場合、「ディー・オー・ジー」とは発音しません。
フォニックスでは、Aをア、Bをブ、Cをクというように教えます。(実際にはカタカナ英語ではなく、正しい発音です。)これに従うと、Dはドゥ、Oはオ、Gはグとなり、“dog”という文字を見ると、「ドゥ・オ・グ」と発音できます。
実際には、フォニックスにはたくさんのルールがあります。

フォニックスのよさ

まず、英語のスペルを見た時に、発音が予想できます。
耳で聞いて覚えた音とアルファベットがリンクしているので、“dog”のスペルを見ると、「ドゥ・オ・グ」と発音できます。逆に、「ドゥ・オ・グ」という発音を聞いて、“dog”というスペルが思い浮かびます。フォニックスを学ぶことで、話すこと・聞くことだけでなく、読むことや書くことができるようになっていきます。
また、フォニックスを学ぶことで、英語の発音がよくなるといわれています。
日本では英単語の発音がわからないときは発音記号を調べますが、英語を母国語とする人たちは発音記号を学びません。子どもの時に、耳からフォニックスで発音を学ぶので、発音記号は一般的ではないそうです。例えばAをア、Bをブ、Cをクと発音する基本的なフォニックスでは、Aはアですが、Uもカタカナで書くとアです。しかし、実際の発音は異なります。よく言われるRとLの音も異なります。フォニックスを学ぶことで、そのような音の違いを区別できるようになるので、英語の発音もよくなるといわれるのです。

私
だったら、絶対にうちの子にもフォニックスをやらせたいな。
ママ友
ママ友
確かに、うちも、私より子どもの方が発音いいのよね。

アルファベット26文字のフォニックスだけ学んでも意味がない?

私
私には、ハードルが高すぎるかも・・・。26文字のフォニックスならなんとかなるかなあ。
ママ友
ママ友
それだけでも、いいと思うよ。YouTubeのフォニックスソングは、うちの子もお気に入りだったよ。

フォニックスソングで扱っているのは、アルファベット26文字それぞれに対応した26音だけの物が多いです。決まったメロディーがあるわけではなく、子どもたちが覚えやすいように工夫されています。
DVDや、YouTubeなどの映像で歌を聴くことで、子どもは映像と音を覚えることができます。それによって、“A”や“a”という文字と「ア」という発音がつながります。これまで“ant”というスペルが「あり」の絵のそばに書いてあっても気にも留めなかった子が、少しずつ文字を獲得していきます。
私自身は、ローマ字を知った後で英語を学んだので、未知の英単語の発音もなんとなく予測できたし、耳で聞いた英単語のスペルもなんとなく予測できました。もちろんローマ字読みと英語の発音は違うので、正しくない場合もたくさんありました。
でも、小さな子どもはローマ字を知っているわけではないので、ゼロの状態から英語のスペルを覚えることになります。手がかりやヒントが全くない状態でスペルを覚えるのは大変です。聞いたり話したりする段階では英語を楽しく学んでいたのに、読み書きの学習が始まると子どもが英語を嫌がるようになった、という話をよく聞きます。それだけ子どもにとって文字のハードルは高いのです。
26音であっても、音を聞けば文字が思い浮かぶようになれば、文字へのハードルが少し下がります
フォニックスを身に付けると、スペルを見ただけでほとんどの単語を読むことができ、聞いた言葉もほとんど理解できるようになるといわれています。26音だけでは、さすがにそれは無理ですが、読むことや書くことへの橋渡しの役割は、十分果たしてくれるでしょう。
また、ローマ字から入るよりは、発音はよくなるはずです。
大切なのは、26音だけで読み書きがすべてできるわけではないということを親が知っておくことと、26音以外のものが出てきたときに適宜教えてあげればよいということです。

フォニックスを学ぶのに、アプリをおすすめする理由


フォニックスを体系的に学ぶのは、前に書いたように、フォニックスを教えてくれる英語教室や、フォニックスを教えてくれるオンライン英会話、フォニックスを教えることを目的にしている英語教材などがおすすめです。また、DVDやYouTubeでも楽しく学ぶことができるように、工夫されたものがたくさんあります。そのようなフォニックス教材と並行して、アプリも使うことをおすすめします。

アプリでフォニックスを学ぶ前に

英語に慣れていない子どもが、いきなりフォニックスのアプリをやっても、害があるわけではありません。お子さんが興味を持つようなら続けて構いません。ただ、一般的には、フォニックスは読み書きを学ぶメソッドなので、段階としては、

  • 聞くこと、話すことがある程度できる。
  • アルファベットが読める

そのあとで、フォニックスを始めるのがベストではないかと思います。
また、フォニックスソングは、聞くことや話すことにまだ慣れていないうちからBGMのように聞き流してフォニックスに親しませてもいいと思います。

アプリがおすすめの理由

アプリをおすすめする理由は、次の3点です。

  • 主体的に取り組める
  • 繰り返し練習が楽しくできる
  • 比較的お金がかからない

 

1つずつ解説します。

  • 主体的に取り組める

フォニックスを学ぶのにアプリがおすすめなのは、お子さんが受け身ではなく、主体的に取り組めるからです。DVDやYouTubeは見るだけ、聞くだけですが、アプリの場合はお子さんが操作する必要があります。答えを選んで指でタップしたり、文字のブロックを指でドラッグしたりしなければなりません。正しい場合はほめてくれたり、音が鳴ったりして次に進めます。間違えた場合は、励ましてくれたり、間違いを知らせる音が鳴ったりして、やり直しになります。主体的に取り組むことができ、正しいか間違っているか判定してくれるところは、子どもが意欲的に取り組むための重要な仕掛けだと思います。

  • 繰り返し練習が楽しくできる

また、新しいことを身に付けるためには、何度も繰り返し練習することが必要です。とはいえ、繰り返し練習は退屈で、あまりやりたくないと思うお子さんが大半でしょう。けれども、ゲーム性のあるアプリであれば、繰り返し練習も意欲的に取り組めます。また、まったく同じではなく、少し似たような問題を次々に出してくれるので、飽きずに進めることができます。
間違えてやり直しをするのは誰でも好きではないでしょう。けれども、ゲームであれば、「クリアしたい!」という思いが強いので、プリントのやり直しよりは、ずっと気持ちよく頑張れると思います。難しすぎるものは、意欲の低下につながるので、気を付けてあげましょう。

  • 比較的お金がかからない

フォニックスのアプリは、無料の物が多いです。無料で、しかも広告もないというものもあります。有料の場合でも、320円など、安価なものもあります。もっと高額なものもありますが、無料で試して決めることができます。
お財布にも、優しいといえます。

フォニックスをしっかり身に付けたい方へのおすすめの使い方

フォニックスを体系的に学ぶのは、英語教室や、オンライン英会話、英語教材などがおすすめです。けれども、教えてもらっている時間以外も、繰り返し練習を行った方が効果的です。繰り返し練習の方法として、アプリを活用するとよいです。
お子さんの学習レベルに合ったアプリに取り組ませてあげましょう。

フォニックスをゆるく取り入れたい方へのおすすめの使い方

フォニックスに慣れていない人にもピッタリな、簡単な内容のアプリもあります。きっちり体系的に学ぶのでなくても、いろいろなフォニックスに親しむことで、26音以外にも、様々なフォニックスを少しずつ身に付けていくことができます。

アプリの選び方

私
アプリでフォニックスが学べるなんて、楽しそう!でも、どれを選んだらよいのかしら。
ママ友
ママ友
ネットの記事や口コミも参考になるね。ただ、英検合格が目標の記事でおすすめしているアプリと、楽しい英語を目指している人のおすすめアプリは違うから、自分なりの選ぶポイントは持っておいた方がいいよ。
私
なるほど。
ママ友
ママ友
子どもが楽しく取り組めるか、操作しやすいか、集中できるか、レベルに合っているか、この4つかな。ママが実際に試してみてね。

子どもが楽しく取り組める

これが一番大事だと思います。
楽しいというのは、キャラクターが出てくるかどうかもやる気に関係しますが、活動が楽しいかということも考えてください。
好きなキャラクターが出ていても、ゲーム的に面白くない場合もあるでしょう。
逆に、問題はとても面白いけれど、キャラクターを見るとやる気がそがれるという場合もあるでしょう。
キャラクターが出てこないアプリもあります。それでも、ゲームがよくできていれば、意欲的に取り組めるでしょう。もっとやりたいと思わせるものが、楽しい学びなのです。
お子さんの年齢やレベルに合わせて変えるのもいいかもしれません。

子どもが操作しやすい

子どもが操作することがメインなので、扱いやすいかどうかは重要です。
まず大人が実際に使ってみて、確認しましょう。
また、スマホではなく、タブレットを利用することをおすすめします。スマホの小さな画面では、お子さんの目にもよくありませんし、ミスタッチしやすいです。

集中できる

例えば、アプリに取り組んでいる途中で広告の画面が入ってくると、気持ちがそがれてしまいます。×印をタップして広告を消すのも、お子さんにとってはストレスです。有料バージョンへの案内も、同様です。

広告のないアプリを選ぶか、有料バージョンを選ぶなど、集中できる環境に

してあげましょう。広告のない、完全に無料のアプリもあるので、課金したくない場合は広告のない無料アプリから選ぶようにするといいです。

レベルに合っている

アプリによって、扱っているフォニックスの範囲が異なります。
また、楽しさ重視か、能力を高めること重視かによっても、選ぶアプリは変わってくるでしょう。
お子さんの興味や、レベルに合わせて、アプリを選びなおすことも必要でしょう。

おすすめアプリをご紹介

フォニックスは英語圏の学習方法なので、フォニックスのアプリも海外ではたくさん利用されています。フォニックスのアプリを検索すると、オールイングリッシュのアプリが多いです。慣れないうちはとまどうかもしれませんが、ネイティブの子どもたちと同じ学び方ができるので、直感的に操作すれば大丈夫です。

khan academy kids

khan academy kids-カーンアカデミーです。
フォニックスに特化したアプリではありませんが、無料で、広告もなく、すべてのコンテンツが使えるので、まずはkhan academy kidsをおすすめします。
色合いがやさしく、キャラクターもかわいらしくて、初めてのお子さんにも抵抗がないと思います。
英語圏の子どものための総合教育アプリなので、お絵かきや算数のコンテンツもあります。フォニックス以外にもいろいろ英語に触れさせたい場合は、スタート画面の三角のスタートマークをタップすると、お子さんに合わせて毎回適切なコンテンツを提示してくれます。
フォニックスを学ばせたい場合は、libraryから、lettersを選ぶと、たくさんのコンテンツが用意されています。
扱っているフォニックスも、活動の種類も、大変充実しています。

starfall.com

「Starfall.com」をStarfall.com – Google Play のアプリで
「Starfall.com」をApp Storeで
こちらも、英語圏の子どものための総合学習アプリです。アプリのほうから提示されるのではなく、自分でコンテンツを選びます。
フォニックスのコンテンツが大変充実しています。ABCから順番にやっていくとよいです。とても優れた内容だと思いますが、残念なのは無料では使えないコンテンツもあることです。とはいえ、無料で使えるものが豊富なので、使い倒してみてはどうでしょうか。初心者向けから、高度な内容も扱っており、広告や、課金の案内が出るわけではないので、ストレスなく使えます。
有料(subscribe)の場合は、年間35ドルです。

さめのかぞく abc フォニックス


サメのかぞくABCフォニックス – Google Play のアプリで
サメのかぞくABCフォニックス 4+ – App Storeで

ピンキッツのシリーズなので、色の使い方や、キャラクター、音楽など、子ども受けしそうな魅力的な作りです。
一応無料となっていますが、無料で使えるのは最初の少しの部分なので、利用するのであれば、課金しないと使い物になりません。入門用としては、今回紹介する中では一番なじみやすいでしょう。フォニックスの初歩を楽しく学ぶことができます。ただ、コンテンツが多いわけではなく、内容も簡単なので、飽きてきたら同じシリーズの「スーパーフォニックス」にレベルアップするのがおすすめです。
お子さんが気に入るようであれば、有料でもいいと思います。買い取りで1600円です。
次の段階の「スーパーフォニックス」も、別に1600円です。月990円でピンキッツのシリーズすべてが利用可能というコースもあります。

abc spelling

Spelling & Phonics: Kids Games – Google Play のアプリで
「ABC Spelling – Spell & Phonics」をApp Storeで

ゲームの種類が少ないけれど、わかりやすく親しみやすいアプリです。キャラクターがほめてくれたり、ご褒美シールをくれたりするので、お子さんも意欲的に取り組めるのではないでしょうか。
耳で聞いた発音と、イラストに合わせて、文字を並べ替えるゲームですが、難易度に合わせてゲームが分かれているので、簡単なものから順にやっていくとよいです。文字をタップするとフォニックスを発音してくれるので、聞くこと・話すことから読むこと・書くことへの移行に役立ちます。無料ですべてのコンテンツが使え、広告もないので、おすすめです。

abc magic phonics(abc magic 1)

「ABC MAGIC PHONICS」をApp Storeで – Apple

App Storeのみの扱いなので、アンドロイドでは利用できません。
かわいいキャラクターは出てきませんが、シンプルで、1文字ずつのフォニックスをしっかり学ぶことができます。
2,3,4・・・とシリーズで出ていて、たくさんのフォニックスや、いろいろなゲームが用意されています。
個人的には、3のsound matching は耳が鍛えられるのでとてもいいと思います。

余計なキャラクターがなく、フォニックスの繰り返し練習にはおすすめです。
無料で使えます。2以上は有料のdeluxeもあり、160円~320円です。

abc spelling magic 1


「ABC SPELLING MAGIC」をApp Storeで – Apple

App Storeのみの扱いなので、アンドロイドでは利用できません。
abc magic phonicsと同じシリーズですが、フォニックスを聞いて読み書きのスキルを身に付ける活動に特化したアプリです。abc spellingとゲームの内容は似ていますが、学びたいフォニックスを選べるので、きっちり練習したい場合にはおすすめです。2,3,4・・・と出ていて、レベルも上がっていきます。無料でも使えますが、有料(320円)でアップグレードすることもできます。

アプリにプラスしたい、良質なインプット。

ミライコイングリッシュは0〜8歳が対象年齢のDVD-BOXです。5年間の開発期間を経て開発され、250本以上の楽しい教育シナリオがDVDに収録されています。

NHKラジオで「基礎英語」の講師を担当していた田中敦英先生監修。『フォニックスのルール』はもちろん、子どもに英語が身につくエッセンスがふんだんに取り入れられています。

「毎日30分間子供に見せるだけ」で、子供の英語に対する興味関心を高めつつ、英語に触れる習慣を作ります。

例えばミライコイングリッシュには、教材を見終わったら貼ることができるシールがついています。こういったちょっとした仕掛けによって、『おうち英語』でも子供の興味関心が自然と英語に向くようになります。

ミライコイングリッシュでは本編から抜粋した無料で視聴できるDVDも申し込みされる方全員にプレゼントしています(1家庭1枚まで)申し込みは公式サイトから行えるので「どんな教材なのかな?」と気になる方はぜひチェックしてみてください。30秒程度で完了するフォーム入力が終わるとすぐに、約8分間のサンプル映像をご覧いただけます。

申し込みはこちらのリンクから↓↓

お子さんの興味に合わせて取り組もう

ママ「この中から良さそうなのをインストールして、私が実際に試してみるといいみたいね。」
ママ友「ある程度目星をつけてから、子どもにやらせるといいよ。合わなさそうだったら、ほかのアプリも試してみるといいし。」

完璧を求めない

アプリだけで、フォニックスを完璧に身に付けることはできません。親が完璧を求めすぎないことを心がけましょう。お子さんの興味に合わせて進めるのが一番です。

フォニックスだけに集中しすぎないでバランスよく英語を学ぼう

フォニックスに特化したアプリは、フォニックスを身に付けるためには有効ですが、フォニックスばかりに集中するのではなく、いろいろな活動をさせてあげましょう。おうち英語の時間のウォーミングアップとして、まずフォニックスのアプリをやった後、メインの活動をするという使い方もおすすめです。
また、アプリによっては、フォニックスだけでなくいろいろな英語のコンテンツがあるアプリもありますが、アプリだけに英語教育を任せるのではなく、お家の人とのコミュニケーションも大切にしましょう。アプリはとても優れていますが、子供は、周りの人とのやり取りの中で言葉を身に付けていくものです。

アプリは時間を決めて取り組ませよう

大人もスマホやタブレットの画面を見続けると、目が疲れます。子どもに長時間画面を凝視する活動をさせないように気を付けてあげましょう。アプリはゲーム的な要素が強いので、楽しくて夢中になり、際限なく続けてしまう可能性があります。意欲的なのはよいことですが、目の健康も考えて、時間を決めて取り組ませるようにしましょう。

まとめ

最初に書いたように、フォニックスをきっちり身に付けるのであれば体系的に学ぶ必要があります。アプリは、学んだことを強化するために役に立つでしょう。一方、26音を中心にフォニックスに親しませたいのであれば、アプリを活用することでお子さんは楽しく身に付けていくことができるでしょう。また、お子さんの英語学習の段階によっても、フォニックスをどう取り入れていくかは違ってきます。
お家の方が、計画を持って進めていくのが良いでしょう。そして、お子さんの様子を見ながら、お子さんに合わせて計画を変えていけばよいのです。

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