おうち英語

英語の歌おすすめ紹介!簡単&歌いやすい曲20選

はじめに

読者の皆さんは、おうち英語としてを活用している方が多いかと思います。

子どもたちに英語を楽しく学ばせる方法の一つとして、英語の歌を活用するのは効果的です子どもたちは楽しい歌に引き込まれ、自然と言葉やフレーズを覚えていくことでしょう。

私
英語CDや動画コンテンツ、英語関連サイトにはたくさんの英語の歌が紹介されているわ。
ママ友
ママ友
そうよね、ただ、英語学習を始めたばかりのママさんやパパさんのなかには「どの曲から教えたらいいかしら」「紹介されている曲から、セレクトしてほしいわ」といった悩みをもつかもしれないわね。

そこで今回は、子どもたちが楽しく歌えて自然と英語が覚えられる歌を紹介します。また、大人向けの曲のなかから子どもが歌いやすいものも選曲しました。英語の歌を練習する際の注意点についても解説しますので、ぜひ最後までご確認ください。

まず、どうして英語の歌で学習するのが有効であるのか確認してみましょう

英語学習に歌を活用する効果

歌を通じて英語を学ぶことには多くのメリットがあります。本章では、英語の歌を活用する効果として4つ紹介します

  • 楽しさとモチベーションが向上する
  • リスニング力が上がり自然な発音ができるように
  • 言葉やフレーズを覚えられる
  • コミュニケーション力や表現力向上につながる

子どもたちに英語を覚える手段として、歌を活用する有効性を一緒に確認してみましょう。

楽しさとモチベーションが向上する

英語学習に歌を使うメリットの1つ目は、学習意欲の直結する「楽しさ」が感じられる点です。子どもは、リズミカルでキャッチ―なメロディーである歌が大好きです。何度も何度も繰り返して聞き、すぐに覚えてしまいます。

この過程において達成感や満足感が得られる点も、歌をうたうメリットといえるでしょう。子どもたちが好きな歌を英語で歌えるようになれば、自信につながり、さらにモチベーションを向上させます。

リスニング力が上がり自然な発音ができるように

2つ目は、リスニング力が向上し、自然な発音が身につくことです。

子どもたちは、気に入った歌であれば繰り返し聴いて覚えようとします。理屈にこだわらず、素直に吸収するため、日本人が苦手な英語の音のつながりについても聞き取りやすいでしょう。

聞く力が育ってくると、ネイティブ並みの発音をして周囲を驚かせることもあるでしょう。大好きな歌や歌手が歌う曲であればあるほど「なんとかして上手になりたい」と思うため、進んで発音練習をするかもしれません。

言葉やフレーズを覚えられる

英語学習に歌を活用する効果の3つ目は、英単語やフレーズに記憶に残りやすいことです。歌詞が、リズミカルでキャッチ―なメロディーにのせて繰り返させることが多いため、子どもたちは自然と新しい言葉を覚えられます。

私
それと、歌詞の内容が子どもの興味や関心のあるものだと、子どもは喜んで歌いそうね。
ママ友
ママ友
思わず「ふふっ」と笑ってしまうような楽しい音声があったりすると、すっごく盛り上がっちゃうわ。
私
子どもが心から歌いたい!と思える曲をセレクトすることが大切ね。

歌うだけで子どもは楽しくなりますが、気に入った曲であれば何度もリピートするため、耳や頭に自然と残るようになるのです。

コミュニケーション力や表現力向上にもつながる

生活に欠かせない英単語やフレーズなどを覚えれば覚えるほど、コミュニケーションの場面で活用しやすい点もメリットといえます。

今回紹介する歌のなかにも、家族や友達との日常会話でさりげなく取り入れられるフレーズが登場します。歌で覚えた単語やフレーズを会話に活かせることは、子どもたちのコミュニケーション力Upにつながるでしょう。

このように、英語学習に歌を活用するのは、子どもたちの英語力を総合的に育むために重要な要素です。歌詞を通じて感情やストーリーを伝えるなど、豊かな表現力も身につけられるでしょう。

子ども向け英語の歌15選

お待たせしました!では早速、英語の歌について紹介します。YouTube動画で紹介されている曲が中心ですので、今日からすぐ始められます

選曲についてですが、子どもたちの学習段階や興味を考慮して行いました。最初に、基本的な単語やリズムを学ぶ歌からスタートし、アクションや手遊びを楽しむ曲へと移行していきます。また、世界観や多様性などをテーマにした歌も紹介します。

子どもたちが楽しみながら、少しずつ英語の基礎を築いていけるような歌ばかりです。ぜひ参考にしてみてください。

※なお、歌詞は1番のみを掲載しています。動画も紹介しますので、自宅でお子さんと一緒に楽しみながら歌ってみてくださいね。

Twinkle Twinkle Little Star

星をテーマにしたこの歌は、基本的な単語と簡単なメロディーで、最初にステップとして適しています

Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!
Up above the world so high,
Like a diamond in the sky.

Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!

きらきら、きらきら、小さなお星さま
なんだかとっても不思議ね
世界のもっともっと上に
空に輝くダイヤモンドのよう

きらきら、小さなお星さま
なんだかとっても不思議ね

言葉やフレーズ ・twinkle, twinkle, little star(星がきらきらしている様子を思い浮かべて)
・how I wonder what you are(星が何なのか不思議に思う気持ちを大切に)
リズムや発音 ・たとえば、Up above ~やLike a~の部分に音のつながりがある点を意識させる

絵やイラストで歌詞を補足すると子どもたちは理解しやすくなります。また、リズムに合わせて手を動かしたり、星の形を作るポーズをとったりすると、より楽しく歌を覚えられるでしょう。

こちらのメロディーは、歌詞を変えて、他曲でも使われています。のちほど紹介しますのでご確認くださいん。

The Wheels on the Bus

ドライブして歌いながら楽しむ歌で、アクションとリズムを通じて英語の楽しさを実感できます。同じ言葉が繰り返されるため、発音練習にも効果的です。

The wheels on the bus go round and round,
Round and round, round and round
The wheels on the bus go round and round
All through the town

バスのタイヤが回るよ ぐるぐる
ぐーるぐる ぐーるぐる
バスのタイヤが回るよ ぐるぐる
町中を

言葉やフレーズ ・The [  ] on the bus ~,と最後のAll through the townは同じフレーズ
・[ ]には人が入れ替わり、語彙を増やせる
・roundやup,downなどの言葉やwhaaやshhhなどの擬音が楽しい
リズムや発音 ・同じフレーズを繰り返して正しい発音を覚えられる
・roundのr やshhhのshの発音を繰り返して練習できる
私
この歌は、楽しいリズムに乗って歌える曲ね。
ママ友
ママ友
子どもたちがタイミングよく単語を発音しやすいと思うわ。
私
それに、メロディーが分かりやすいから、単語を次々と入れ替えて、あっという間に6番まで覚えてしまうかもね。

Head, Shoulders, Knees and Toes

身体の部位にタッチしながら楽しむ手遊びが魅力の歌です

Head, shoulders, knees, and toes, knees and toes.
Head, shoulders, knees, and toes, knees and toes.
And eyes and ears and mouth and nose.
Head, shoulders, knees, and toes, knees and toes.

あたま、かた、ひざ、つまさき・・
あたま、かた、ひざ、つまさき・・
そして め、みみ、くち、はな
あたま、かた、ひざ、つまさき・・

言葉やフレーズ ・身体の部位を動作を入れながら効率的に覚えられる
・複数形を意識させられる
リズムや発音 ・knees and toesの部分では、音のつながりやdなどの音が抜けるなどの特徴を教えられる
・mouthのthの発音を意識させられる

子どもたちが動作を入れながら覚える歌として大変人気のある曲です。成長段階に応じて、headやnose、mouthなどは単数、ほかの部位は複数形-sが用いられることを教えてみても良いですね。

Baby Shark

とってもシンプルな歌詞と楽しいアクションが入った曲で、子どもたちに人気があります

Baby Shark, do do do‥‥
Baby Shark, do do do‥‥
Baby Shark, do do do‥‥
Baby Shark

言葉やフレーズ ・「Baby shark」の箇所だけ、ほかの単語[人]に変えていく
・人の名前や遊んだり逃げたりする際に使う動詞を覚えられる
リズムや発音 ・簡単なリズムで覚えやすい
・英語が初めてでも身体を動かしながら楽しく歌える
・doの音が完璧になる!
・家族の呼び名を歌で覚えられる

表にあるように、Baby sharkの部分が、Mammy sharkやdaddy shark、granma shark、grandpa sharkなど、家族を表す単語に変えるだけで歌を続けられます。

また、Let’s go play(遊ぼう)、 Run away(逃げよう)、 Hungry sharks(お腹をすかせたサメたち)、 Feed the sharks(サメにエサをあげよう)、 it’s the end(おしまい)などの表現も子どもたちにとって覚えやすいフレーズです。

子どもたちは負担感なく、基本的な単語を覚えられるでしょうまた、慣れてきたら
Baby sharkの箇所を名前にしたり、別の動詞にしたりしてアレンジしても楽しそうです。

なお、紹介した動画以外のチャンネルでは、少し異なるメロディーと歌詞をのせた曲も紹介されています。検索して視聴し、お子さんが気に入った曲調を選んでみてくださいね。

If You’re Happy and You Know It

日本語の「幸せなら手をたたこう」と同じメロディーです。この曲は、実際に動作を入れて歌うことで、ハッピーな気持ちを高めてくれる楽しい歌です。Head、Shoulders、Knees and Toesと同様に身体の部位を覚えられます。

If you’re happy and you know it, clap your hands. (clap clap)
If you’re happy and you know it, clap your hands. (clap clap)
If you’re happy and you know it, and you really wanna show it
If you’re happy and you know it, clap your hands. (clap clap)

幸せなら手をたたこう (パン! パン! )
幸せなら手をたたこう (パン! パン! )
幸せなら態度で示そうよ
幸せなら手をたたこう (パン! パン! )

言葉やフレーズ ・If you’re happy and you know itのフレーズを覚えられる
・Clap your handsのところを別の動作に変えられる
リズムや発音 ・シンプルなメロディーで耳になじみやすい
・身体を動かしながら楽しく歌える

If ~(もし~なら)といった仮定の表現を自然と覚えられます。動作を表す箇所は、動画によって異なるかもしれませんが、紹介したチャンネルではstomp your feet(足をならそう)やshout hurray(フレーと応援しよう)のように変えていますね。

慣れてきたら、さまざまな動作フレーズをお子さんと一緒に考えながら歌ってみましょう

Old MacDonald Had a Farm

農場で動物と一緒に歌うイメージをもって歌うこの曲は、英単語のバリエーションを広げられます。出てくる動物の順番は、紹介される歌、チャンネルによって異なりますが、豚、羊、牛、馬、アヒル、ひよこ、七面鳥など多様な動物の名前と鳴き声を覚えられます。

Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O,
and on his farm he had a pig, E-I-E-I-O.
With an oink oink here and an oink oink there,
here an oink, there an oink, everywhere oink-oink.
Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O.

※a pig⇒some pigsのように複数形になっているヴァ―ジョンもあります。

マクドナルドおじさんの農場はね、イーアイイーアイオー
農場には豚がいたよ イーアイイーアイオー
豚がここでもあっちでもオインク、オインク
こちでもどこでもオインク、オインク
マクドナルドおじさんの農場でね

言葉やフレーズ ・MacDonald、had(haveの過去形)
・here,there,everywhereを覚えられる
・動物の名前や鳴き声を覚えられる
リズムや発音 ・リズムにのって、楽しく歌える
・MacDonaldの発音の仕方がわかる
・英語特有の動物の鳴き声がおもしろい
・E,I,Oのアルファベット読みがわかる

イラストを使って興味をもたせながら、子どもたちと一緒に楽しく歌える曲です。最初は、動物の名前や鳴き声を中心に歌えるようになれば良いでしょう。少しずつ、歌える箇所を増やしていきます。

楽しい歌であるため、子どもたちは喜んで繰り返して歌います。そのうちに自然と発音や言葉の意味もわかるようになるでしょう。

Finger Family

手指を使いながら、家族の名前を楽しく覚えられる歌です

Daddy finger, daddy finger, where are you?
Here I am, here I am. How do you do?
※Mommy、 Brother、 Sister、 Babyと続く

おとうさん指、おとうさん指、何処にいるの?
ここだよ ここだよ よろしくね。

言葉やフレーズ ・家族の呼び名を覚えられる
・Where are you?Here I am. How do you do?
リズムや発音 ・とてもシンプルなメロディー
・よく使われる単語を繰り返して発音できる
私
歌詞を覚えれば、普段の生活のなかで「どこにいるの?」「ここだよ~」のやり取りができるようになるかもね。
ママ友
ママ友
指を使いながら親子でやり取りするのは、子どもたちにとって楽しい遊びの時間になりそう!

Twinkle Twinkle Traffic Light

交通安全をテーマにした歌で、日常的な表現を学べます。きらきら星(Twinkle Twinkle Little Star)と同じメロディ-です。応用編としてご活用くださいね。

なお、Youtube動画には、ほかの歌詞、ヴァージョンがありますので、親子で歌いやすいものをセレクトしましょう。今回紹介するのは、比較的覚えやすいヴァージョンです。

Twinkle, twinkle, traffic light,
On the corner shining bright.
Red means stop, green means go,
Yellow means go very slow.
Twinkle, twinkle, traffic light,
On the corner shining bright.

きらきらひかるよ、交通信号
交差点で、明るく光るよ
赤は止まれ!緑は進め!
黄色はゆっくり注意してね
きらきらひかるよ、交通信号
交差点で、明るく光るよ

言葉やフレーズ ・きらきら星と同じメロディで歌いやすい
・Traffic lights、on the corner、色、Stopなどの動作を覚えられる
リズムや発音 ・Littleのttを「ろ」に近い発音で話すように
・比較的ゆったりと歌える

歌を通して、交通ルールも学べますね。また、交通に関する単語を自然と覚えられます。Red means stop.のmeansは「〜を意味する」といった動詞です。意味説明をする際に、使ってみましょう。

Stop、Go、Go very slowの箇所は、実際に動作を入れるタイミングにすると、お子さんは張り切って発音することでしょう。

Rain, Rain, Go Away

雨が降ってつまらないから、どうか別の日に降ってくれないかなあ…といった思いを歌にのせています。家族の呼び名が入っているため、Finger Familyとセットで練習してもいいですね

Rain, rain, go away. Come again another day.
Daddy wants to play. Rain, rain, go away.
※Daddyの箇所がMommy、Brother、Sister、Baby、All the familyと変わります。

雨さん、雨さん、どこかへ行ってよ 別の日に来てよ
お父さんが遊びたがってるの、雨さん雨さん、どこかへ行ってね

言葉やフレーズ ・家族の呼び名、Rain、Go awayなどの動作を覚えられる
・~wants to play のように三人称単数の動詞がさりげなく入っている
リズムや発音 ・リズムにのって歌いやすい
・Rainのrの発音の仕方を覚えたときに歌える曲

表にあるようにrの発音はしっかり意識させて練習できると良いですね。wants to playのlと比較させてみると、より一層rを意識するようになるでしょう。

The Itsy Bitsy Spider

クモの行動を真似ながら歌う楽しい手遊び歌です。こちらで紹介したYoutube動画は、歌詞の意味を丁寧に解説し、指の動かし方もゆっくりと教えてくれるため参考になります。

The itsy-bitsy spider climbed up the water spout.
Down came the rain and washed the spider out.
Out came the sun and dried up all the rain.
And the itsy-bitsy spider climbed up the spout again.

小さな小さなクモさんが雨どいをのぼっていったら
雨がやってきて、押し流されちゃった
やがて太陽が出てきて、雨がすっかり乾いたよ
そしたらクモさんは、また雨どいをのぼっていったよ

言葉やフレーズ ・spider、water spout、rain、sunなどの名詞
・climed up、came out、dried upなどの動詞表現
リズムや発音 ・itsy-bitsyの発音の仕方
・スパイダーの様子を楽しくイメージしながら歌える

Itsy-bitsyというときは、親しみを込めたイメージを持たせてみましょう。

ところで、歌詞にある「down came the rain」や「out came the sun」を見て、主語や動詞が逆ではないかと感じるかもしれません。これらは倒置(あえて場所を逆にする方法)として歌や詩の世界では、ときどき用いられる手法です。

Baa Baa Black Sheep

私
この歌も実は「きらきら星」と同じメロディーね。
ママ友
ママ友
ゆったりと楽しめる歌ね。動物の名前と疑問文を学べるわ。

なお、昔からある歌ですので、一部歌詞に違いがある点はご了承ください。

Baa Baa Black Sheep,
Have you any wool?
Yes sir. yes sir.
Three bags full
One for the master.
And one for the dame.
And one for the little boy
Who lives down the lane.

メーメー黒い羊さん
ウールはありますか?
はいはい、ありますよ
3つの袋いっぱいに!
1つの袋はご主人に
1つの袋は奥様に
1つの袋は
路地を下りたところに住んでる男の子に

言葉やフレーズ ・分けるときに使える表現を覚えられる
・sir、master、dameなどの特別な単語も知ることができる
リズムや発音 ・woolの「うー」は口をすぼめて
・長めのフレーズをスムーズに話す練習になる
例)And one for the little boy who lives down the lane.

この歌では、人にものを分ける際に使う表現を覚えられます。たとえば、おやつを分けるときに、3 cookies here.(クッキーが3枚あるわ)One for you,Mirai.(これはミライに)、one for Brother Ken.(これはお兄ちゃんに)、And one for your gramma.(これはおばあちゃんに)という感じです。

また、And one for the little boy who lives down the lane.は関係代名詞を使った歌詞となります。who lives down the lane(路地を下りたところに住んでいる)がthe little boyを詳しく説明しています。

私
これらは、幼児や小学生には、ちょっと難しいわよねえ。
ママ友
ママ友
もちろん、無理に教える必要はないわ。でも、歌にはこうした文法が、さりげなく含まれているのよね。
私
歌詞を覚えることで、いよいよ関係代名詞を習うときに、「あ~、これが関係代名詞っていうんだなあ」と気づけるのはいいコトね!

Mary Had a Little Lamb

動物とストーリーを学べる歌です。ここでは、1番のみを紹介しますが、よろしければ動画で2番以降の歌詞を確認してみてくださいね。すべてを覚えるのは、最初は大変かと思います。子どもが気に入った場合は、少しずつ何度も聞かせて、覚える手助けをしましょう。

Mary had a little lamb, little lamb, little lamb,
Mary had a little lamb,
Its fleece was white as snow.

メアリさんの子ひつじ、子ひつじ、子ひつじ、
メアリさんの子ひつじ、
まるで雪のように白いんだよ

言葉やフレーズ ・little lambが繰り返し登場する
・~as …のように「まるで~のよう」といったフレーズ
リズムや発音 ・軽やかなメロディーで親しみやすい
・スキップしながら楽しく歌える

2番以降の歌詞では「このあと子ひつじが学校へ行って、追い出されてしまったけど、メリーさんを待っていた…」といったように、メリーさんも子羊も本当に互いを大事に思っている様子が伝わってきます。子どもたちが、すべてを覚えるのは大変であったとしても、動画を通じてストーリーを味わってみてくださいね

Row, Row, Row Your Boat

オールをかく動作をまねながら、メロディーに合わせて歌える曲です。

Row row row your boat,
Gently down the stream.
Merrily merrily merrily merrily,
Life is but a dream.

ボートをこいてこいてこいで進もう
流れにそってゆっくりね
楽しいよね、陽気に、ハッピーに
人生は儚く夢のようなものだから

言葉やフレーズ ・Row 、gentlyなどの単語を覚えられる
・butを使ったフレーズ「Life is but a dream」
リズムや発音 ・ゆったりと発音を確認しながら歌える
・rとlの発音を比較して違いを理解させるのに有効

こちらの歌は、大変シンプルな歌詞ですが、学べる要素がたくさんあります。まずはrの発音です。Rowのrが繰り返し登場するため、発音練習に最適です。ただRowというだけでなくrow your boat(あなたのボートをこぐ)といったフレーズと一緒に覚えることで意味のある単語習得につながります。

私
それと、陽気さを表すmerrilyを覚えられる点もメリットといえるわ。
ママ友
ママ友
rとlが一つの単語に登場するから、ゆっくり発音させるとrとlの違いがよくわかっていいのよね。
私
うちの子、本当にゆっくり口の形を意識して発音するのよ。わざとゆっくり発音して確かめるのが楽しいみたい!

さらにLife is but a dreamの表現。人生は儚いもの…といった若干センチメンタルな内容が登場する点が、この歌の奥深さを物語っています。butは「しかし」といった意味ではなく、「~以外の何ものでもない」といった意味として強調的に使われます。

短い歌ですが、意外に多くの重要な項目が含まれている歌といえるでしょう。

Five Little Monkeys

「5ひきの子ザルたちがベッドのうえでジャンプ!つい転んでしまってケガをしてしまいます…お母さんは慌ててお医者さんを呼ぶのですが‥‥」といった感じで、ストーリーを感じながら楽しめる歌です

ヴァージョンによって、メロディーが若干異なるため、聴き比べてみてくださいね。

FIVE little monkeys jumping on the bed.
One fell off and bumped his head.
Mother called the doctor
And the doctor said
No more jumping on the bed.

5ひきの小さなサルたちがベッドの上でジャンプ
1ぴきが転げ落ちて頭をぶつけてしまった
お母さんがお医者さんに電話したら
お医者さんはこういったよ
「もうベッドの上でジャンプしちゃだめ」

言葉やフレーズ ・5から順番に数字を覚えられる
・No more jumping on the bed.などの決まり文句を覚えられる
リズムや発音 ・メロディにのせてリズムよく歌える
・fell off のf、bumpのuの発音を少し意識させると発音が上手になる

こちらの歌も同じ単語やフレーズが多く登場するため、繰り返し歌うことで難しい単語も自然と覚えられます。No more ~の表現は、怒っている様子が伝わるように、子どもなりに上手に表現することでしょう。

また、called やsaidなど、動詞の過去形もさりげなく取り入れられています。普段の会話に活用したいですね。

It’s a Small World

グローバル化が進む現代、やっぱりこの歌は覚えておきたい一曲です

it’s a world of laughter, a world of tears.
It’s a world of hopes, a world of fear.
There’s so much that we share.
That it’s time we’re aware.
It’s a small world after all.

It’s a small world after all.
It’s a small world after all.
It’s a small world after all.
It’s a small, small world.

直訳
微笑みの世界、涙の世界
希望の世界、怖い世界
それぞれはみな、私たちで分かち合う
さあ、今が気づくとき
やっぱり世界は狭いんだってこと

世界は小さいんだよ、そう小さい
世界は小さいんだよ、そう小さい
世界は小さいんだよ、そう小さい
世界は狭いんだ(だから助け合おうね)

※なお、以下は、日本語訳の歌詞です。

世界中 どこだって 笑いあり 涙あり
みんな それぞれ 助け合う 小さな世界
世界はせまい 世界は同じ
世界はまるい ただひとつ

言葉やフレーズ 言葉やフレーズ
・同じフレーズを何度も歌って覚えられる
・laughter、tears、hopes、fearなどの名詞が登場する
リズムや発音 ・メロディーにのせて子どもたちが楽しく歌える
・単語の意味や発音を教えながら子どもたち皆で一緒に歌える

こちらの曲は、家族や友達、学校などで大勢で歌うと盛り上がります。子どもたちが気に入っている歌の一つといえるでしょう。

大人向けの子どもでも歌いやすい洋楽5選

子どもたちが楽しんで歌える洋楽曲もいくつかあります。ここでは、、大人向けの洋楽のなかから小学生や中学生にも親しみやすい5曲を例示します。もちろん、幼児期の子どもたちにも聞かせてOKですよ。

私
子どもの発達段階に合わせて、歌詞の内容もさりげなく教えたいわ。
ママ友
ママ友
そうよね。単語の意味や発音をリンクさせながら歌うと、理解力や思考力アップにもつながりそうね。

Take Me Home,Country Roads(John Denver)

ジョン・デンバーの名曲です。ふるさとを懐かしむ気持ちが良く伝わってきます。アメリカの自然や生活に関する情報も取り入れることができ、音の響きやつながりを味わいながら歌える曲です

1番の歌詞を紹介します。
Almost heaven, West Virginia
Blue ridge mountains, Shenandoah river
Life is old there, older than the trees
Younger than the mountains, blowing like a breeze
Country roads, take me home
To the place I belong
West Virginia, mountain mamma
Take me home, country roads

♪Take Me Home,Country Roads♪ by John Denver
作詞作曲:B.Danoff/T.Nivert & J.Denver

天国に近いんだよ、ウェストバージニア州
ブルーリッジ山脈、シェナンドー川
そこでの人生は古く、木々よりも古いんだ
山より若い、そよ風のように吹いて
カントリーロード、家に連れてって
私の居場所
ウェストバージニア州、母のような山々よ
家に連れて行って、カントリーロード

アニメのテーマ曲としても有名なこの曲は、子どもたちに親しみがあり、何かを懐かしむ心情を子どもなりに感じることができるでしょう。

VirginiaのV、Blue RidgeのR、breezeのr、roadsのrのように、日本人には難しい発音を意識させながら、BとV、LとRの違いを上手に使いわける練習にもなります

Sing (Carpenters)

こちらの曲は、筆者が中学生のころ何度も歌っていた曲です。カーペンターズの曲は子どもたちが比較的歌いやすいものが多いのではないでしょうか。

singのsを上手に発音できたところでスタートしましょう。sing a songをスィング ア ソングと切るのではなく、「スィンガソング」のようにgとaをつなげて「ガ」とする音のつながりも教えてみてください。

Sing, sing a song
Sing out loud
Sing out strong
Sing of good things not bad
Sing of happy not sad

Sing, sing a song
Make it simple to last
Your whole life long
Don’t worry that it’s not
Good enough for anyone else to hear
Just sing, sing a song

♪Sing♪by The Carpenters
作詞作曲 Raposo Joseph G

歌って、歌をうたおう
声を出して
強く歌おう
いいことを歌って、悪いことじゃなく
幸せなときを歌って哀しみじゃなく

歌って 歌をうたおう
簡単でいいのよ、あなたの人生を続けるために
心配しなくていいわ
ほかの皆に聴かせるほど上手くないとしても
ただ、歌うの、歌をうたうのよ

sing out loudやsing out strongといった表現方法、make it simpleのような使役表現なども勉強になります。

私
でも、文法を完璧に理解しないといけないというわけでもないわよね。
ママ友
ママ友
そうそう、文法でがんじがらめになってしまうと、詩の世界を味わえないこともあるからね。
私
何度もフレーズを歌って覚えたり、音に十分に親しんだりして「この部分は、〜のような意味なのよ」と感じられればOKね。

Hello,Goodbye(Beatles)

ビートルズのこの曲は、helloとGoodbyeはもちろん、stop、goをはじめ、I don’t know why〜といった英語特有の表現も歌って覚えられます。

同じ言葉の繰り返しであるため、発音練習になります。また、歌を通してネイティブのような滑らかな音のつながりを学ぶことができるでしょう。

You say yes
I say no
You say stop
And I say go, go, go
Oh, no
You say goodbye
And I say hello
Hello, hello
I don’t know why you say goodbye I say hello
Hello, hello
I don’t know why you say goodbye I say hello

♪Hello Goodbye♪ by the Beatles
作詞作曲 John Lennon/Paul McCartney

君はイエスという、ノーともいう
君は止まってという、行ってともいう
君はグッドバイという、ハローともいう
ハローハロー
僕は君がグッドバイとかハローとかいう理由がわからない

はじめはBGMとして、心地よいサウンドを楽しむイメージで聴かせてみましょう。子どもたちは口ずさみやすいところから順番に覚えていくと思います。

Stand by Me(Ben E. King)

こちらも有名な歌で、同名の映画もご存じのかたも多いでしょう。ママさんやパパさん、あるいは年配の方々も「歌ってみたい」と思われるかもしれません。

最初の歌い出しから、なんとなく切ないけどカッコいい感じで歌えそうです。Oh、Darling、Darlingのあたりも、お子さんによっては、ハマってしまうかもしれませんね。

When the night has come
and the land is dark
and the moon is the only light we’ll see.
No I won’t be afraid, oh I won’t be afraid,
just as long as you stand, stand by me.

So darling, darling stand by me, oh stand by me,
oh stand, stand by me, stand by me.

♪Stand By Me♪by B.King
作詞作曲:B.King, J.Leiber and M.Stoller

夜がやってきた
あたりは暗闇さ
見えるのは月の光だけ
でも、怖くないよ、怖がらないで
君がいるだけでいいんだ、
僕のそばにいて

ねえ、ダーリン、ダーリン
僕のそばにいて、ねえ、僕のそばに
いてくれよ、僕のそばに

この曲を歌うと、愛おしい人と一緒にいる時間を大切に思えることでしょう。子どもたちを抱きしめてあげてくださいね。

Shake it Off(Taylor Swift)

最後に紹介するのは、Shake It Offの部分を思わず口ずさんでしまう、テイラー・スウィフトの曲です

私
うちの子ね、本当に一部なんだけど、一緒にくちずさむことあるわ。
ママ友
ママ友
うちの子もそう!ちょっとダンスを入れたりね。子どもが楽しめる曲の一つといえるわ。

I stay out too late
Got nothin’ in my brain
That’s what people say, mm-mm
That’s what people say, mm-mm
I go on too many dates (Haha)
But I can’t make them stay
At least, that’s what people say, mm-mm
That’s what people say, mm-mm

But I keep cruisin’
Can’t stop, won’t stop movin’
It’s like I got this music in my mind
Sayin’, “It’s gonna be alright”

‘Cause the players gonna play, play, play, play, play
And the haters gonna hate, hate, hate, hate, hate
Baby, I’m just gonna shake, shake, shake, shake, shake
I shake it off, I shake it off
Heartbreakers gonna break, break, break, break, break
And the fakers gonna fake, fake, fake, fake, fake
Baby, I’m just gonna shake, shake, shake, shake, shake
I shake it off, I shake it off

♪Shake It Off♪ by Taylor Swift
作詞作曲 Shellback,Max Martin&Taylor Swift

遅くまで外にいたわ
私の脳には何もない
それが人々の言うこと う~ん
それが人々の言うこと、う~ん
デートしすぎです(笑)
でも止めさせることはできない
少なくとも、人々はそう言いの、うーん
それが人々の言うこと、うーん

でも私はクルージングを続ける
止まらない、止まらない
まるでこの音楽が頭の中に浮かんだみたい
「きっと大丈夫だよ」って言ってる

だってプレーヤーたちは遊んで、遊んで、遊んで、遊んで
そして嫌いな人たちは嫌って、嫌って、嫌って、嫌って、嫌うでしょ
ベイビー、私はただシェイク、シェイク、シェイク、シェイク、シェイクするつもりだし
振り切って、振り切って
ハートブレイカーたちは壊れて、壊れて、壊れて、壊れて、壊れて
そして偽者たちは偽って、偽って、偽って、偽って、偽ってるでしょ
ベイビー、私はただシェイク、シェイク、シェイク、シェイク、シェイクするつもりだ
振り切って、振り切って

この曲は、意外に子どもたちの心にヒットします。hateやfakeのようなどちらかといえば否定的な言葉があるため、保護者様のなかには躊躇するかもしれませんが…。

「遊びすぎで、頭がどうかなって、でもね、やりたいようにやりたいときもあるんだ~!」といった心の叫びを吐き出したいときも良いかもしれません(こちらはあくまでも私見ですので。ご自身の判断で時期を見て、子どもたちに紹介してみてくださいね)

全部を歌うのは難しくても、太字の部分をタイミングよく歌う練習をさせると、子どもたちは集中して言葉を聴いたり歌ったりするでしょう

また、とくに英語の歌は必ずといっていいほど、韻が踏まれています

この曲を例に挙げると、最初の部分ですでに音韻があります。I stay out too late
Got nothin’ in my brainです。lateにもbrainにも「エイ」といった音が入っているのです。このように同じ音を含む単語が、歌詞の終わりにあるケースが多いため、子どもに探させてみるのも好奇心を刺激します。

英語の歌をうたわせる際の留意点

子どもたちに英語の歌をうたわせる際には、以下の留意点を考慮することが大切です。

  • 楽しさを重視
  • リピートを活用
  • アクションや手遊びを組み込む
  • ポジティブな雰囲気の歌を選ぶ

ごく当たり前のことかもしれませんが、改めて紹介しますので、ぜひご確認くださいね。

楽しさを重視

歌を通じて楽しみながら学ぶことが最も重要なポイントです。英語の単語や発音を覚えさせたい場合、ついつい強制したり、間違いを指摘しすぎたりする場合があります。

それでは、子どもたちの興味を低くしてしまいます。ミスや間違い、また歌えないからといってネガティブな言葉で評価しないようにしましょう

補足:小さいお子さんは、英語の音やつながりをそのまま吸収しながら口ずさめるようになります。ただし、英文法を習得するのはまだ難しく、意味理解を丁寧にやり過ぎると英語学習を楽しめなくなる可能性があります。

私
そうよねえ…この場合、音や文字に親しむ程度にとどめて、まずは「そのまま教える」ことを大切にしてもいいわね。
ママ友
ママ友
小学校高学年や中学校に入って、文法の学習をしたときに「あ、そういえば〇〇の歌にあったなあ」と気づくものね。
私
歌の経験が知識とつながれば、理解力を高めていけそう!

リピートを活用

繰り返し歌うことで、言葉やフレーズを覚えやすくなります。歌詞のなかに同じ言葉やフレーズが何度も登場する曲を選ぶと良いでしょう。今回紹介した曲は、ほとんど同じフレーズが出てきます。

6番まである曲であっても、一部の単語を入れ替えるだけで長く歌えます。ただし、無理に6番まで歌わせるのはあまりおすすめしません。まずは1番のリピートで構わないので、適切な言葉や励まし、あるいは一緒に覚える練習をするなどして、プレッシャーをかけ過ぎないように注意しましょう

アクションや手遊びを組み込む

アクションや手遊びを含む歌は、子どもたちの興味を引きやすく、楽しさが倍増します。身体全体、あるいは指や動作を入れて歌うのは、お子さんが歌の世界に親しみながら感覚的に言葉を習得するうえで有効です。

楽しさをアップするための取り組みをして、適宜アクションや手遊びを入れてみましょう。

ポジティブな雰囲気の歌を選ぶ

ポジティブな歌詞やメッセージをもつ曲は、子どもたちに良い影響を与えます。今回紹介した歌の内容も、楽しくリズムにのって歌える曲ばかりです。

私
大人の歌のなかには、若干郷愁を誘ったり、しっとりと歌ったりするものも含まれるけど、子どもの心にポジティブな感情は残るものよね。
ママ友
ママ友
そうそう!切なさもあったり、ちょっと子どもには「早いかな」と思っても、ママと一緒に歌うとあったかい気持ちになるわ。

ほかにも、子ども向けの歌、子どもたちに歌わせたい洋楽の曲はたくさんあります。音源や動画サイトを活用しながら、親子で一緒に歌える曲を探してみてくださいね。

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まとめ

今回は、子どもたちが楽しみながら英語を自然に覚えられる曲を紹介しました。英語を覚える際に、単語だけ、フレーズだけで覚えるよりも歌や絵本などを通じて学習したほうが、「生きた英語」として定着しやすいと考えられます。

また、実際に英語特有の発音やリズム、音のつながりなどを理解しやすく、実際に表現に生かせる要素が多く含まれています。日常的なコミュニケーションにも使える要素がある点も魅力的です

まずは、ママさん、パパさんもお子さんと一緒に「英語で楽しく歌う環境づくり」に努めましょう。

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