幼児英語の疑問解消コンテンツ

早くから英語を始めた方がいい理由!【その1】

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

英語学習って「できるだけ早くから始めた方がいい」って耳にしたこと、ありませんか?

3歳から英語を始める子がいたり、中には1歳からとか、0歳から始めたりする…なんて子もいて、ビックリしますよね?

「だったら、うちの子もやっぱり、早くから英語学習を始めさせないといけないのかなぁ…」なんて、ちょっぴり不安に感じて、焦っている、お母さん、お父さんはいませんか?

英語学習をできるだけ早くから始めた方がいいのは、まさにその通りです!

でも、その本当の理由がよくわからないままだと、「周りに流されてなんとなく、英語を始めるって、ちょっとどうなの…?」という気がしてしまい、なんとなくモチベーションも上がらないことでしょう。

というわけで、こちらでは、どうして子どもが小さいうちから英語学習を始めた方がいいのか、という理由について、詳しく解説をしていきます。

この解説をきちんと理解することによって「英語を早くから始める」ということに対し、自分なりにちゃんと納得ができるでしょうし、前向きな気持ちで取り組むことができるでしょう。

英語学習を開始する時点で、しっかりとその意味を理解し、モチベーションを高く持つということは、学習したことの効果を高める上でも、とても大事なことです。

さて、英語学習を早くから始めた方がいい理由についてですが…

それは、ズバリ…!

小さい子どもの方が「真似をする能力」が高いからなんです。

子どもはモノマネの天才!

子どもって、すぐに大人の真似をしたがると思いませんか?たとえば、「…あ、もしもし?、どうも?、いつもお世話になっております?」なんて、妙に大人っぽい言い回しを使ってみようとしたり。あるいは、スマホを手に取って、大人のやりそうなことを、たどたどしい手付きで一生懸命、真似しようとしたり。これって、小さい子どものいる家庭では、あるあるな光景ですよね?

そんな子どもの様子を見ていて「可愛い?!」と思える瞬間もあれば、「えっ!そんなこと真似されたら困るんですけど…」と焦ってしまう瞬間もあることでしょう。

ただ、いずれにしても、そこに目を付けない手はありません。子どもが色々なことを真似して覚えようとしているうちに、英語を学習させてしまえばいいわけです。子どもは、勉強させられているとも感じずに、英語をどんどん吸収していきます。この黄金期を逃してしまうのは、とても損なことですよ!

子どもは本当に、モノマネの天才です。子どもの学習のプロセスは、全て「真似をする」ところから入るのです。文字などもよくわかっていないうちから、一生懸命、聞いた音を真似して発音しようとするので、いかにも日本人っぽい、変なローマ字読みをしてしまうこともありません。

文字がわからない幼少期だからこそ、むしろ、大人よりもネイティブに近い、綺麗な発音を真似することができるのです。

努力しないで英語を学べるチャンス

「学生時代、英語が苦手だった」、「きれいに発音できなくて恥ずかしい」「どうしてもカタカナ英語になってしまう」など、英語にまつわる苦い想いを持っているお父さん、お母さんもいることでしょう。

この子にはそんな思いをさせたくない!自分と同じように英語が苦手にはなってほしくない!と思いませんか?

幼いお子さんを持つそんなお父さん、お母さんに朗報があります。赤ちゃん期、3歳までの幼児期は、英語を学ぶのにうってつけの時期なのです。

臨界期という言葉を知っていますか?人間の脳には、運動や音楽、数学などのジャンルごとに学習にベストな時期があり、その時期を過ぎてしまうといくらがんばっても身につけられる能力のレベルに限界があるという考え方です。

言語能力の臨界期は0〜9歳、なかでも、ネイティブレベルの言語を身につけられるのは0〜3歳と言われています。子どもは3歳くらいになると自分の言いたいことをしゃべれるようになりますし、親や先生の話も理解できるようになりますよね?まさに、日本語のネイティブになっているということ。生まれてからたった3年で、日本語をマスターしてしまうのです。

しかも、当の本人は日本語をマスターするためにとくにがんばってはいません。全く努力していないんです。ここが大事なポイント!3歳までの子どもたちは、努力しなくてもかんたんに言葉をマスターしていくことができるんです。子どもに英語を学んでほしいと願うお父さん、お母さんがこの時期を逃す手はありません。

子どもは、周りの大人や先生、お友だちがしゃべっているのを聞いて、自分も同じようにしゃべろうとします。上の兄弟がいる子は、お兄さん、お姉さんのやっていることを全部真似したがりますよね?とにかく「自分も同じようにやってみたい!」「ぼく(わたし)もできるもん!」という気持ちが底無しなんですね。この気持ちがあるから、言葉をどんどん吸収し、マスターしていくのです。

日本語脳が完成する前がチャンス

0〜3歳の子どもは、日本語をマスターしきっていないところもとても大事なポイントです。

日本語をマスターしたということは、日本語脳が完成したのと同じこと。日本語で考えますし、耳に入ってきた音を日本語の文字に置き換えようとします。すべてのベースが日本語になるんですね。

ひとつの言語をしっかり身につけていることは、その後のさまざまな学習の基礎になりますので、それ自体はとても大切なことです。満足にしゃべれる、また読み書きのできる言語がひとつも身についていなかったらどうでしょうか?例えば数学の勉強をするにしても、先生の説明の細かい部分が理解できない、テキストを読んでもいまいち意味がよく分からない、ということになり、学力が十分伸びていきません。

一方で、日本語をマスターすると、ちょっと残念なこともあるのです。それは、とたんに他の言語を学ぶのがむずかしくなってしまうこと。appleという言葉を耳で聞いたら、大人は「あ、これはりんごと言っているな。」「”アップル”だな」というように、appleを日本語の意味に変換したり、発音をカタカナに変換したりしてしまいます。そのせいで、発音が「アップル」になってしまうのですね。これは日本語脳のしわざなんです。ネイティブのような英語を身につけるとき、大きな障壁になってしまいます。

まだ日本語をマスターしきっていない子どもだったらどうでしょう?日本語脳が完成していない子どもは、耳で聞いた音をそのまま真似します。appleと聞いたら、ただ聞いたとおりに音を真似て、「エァポゥ」と言うでしょう。けっして「アップル」にはなりません。小さい子どもの発音は超一流です。大人はとてもかないません。

文字をしっかり認識していない子どもは、”apple”の音を聞いても、「アップル」に変換することもありません。わざわざカタカナに変換する必要はないのです。完成した日本語脳に邪魔されることなく、耳から聞いた音だけを頼りに、英語を学ぶことができるんです。

間違いなんて気にせず、どんどん発音していこう

さらに、そこに対して「間違っていたら、どうしよう…」とか「正確に発音しないと恥ずかしいしな…」というような、大人ならではの邪念や、他者の目を意識しての妙な精神的ブレーキ等も入り込んだりしませんから、本当にどんどん、新しい言葉を真似しては、次々に英語を覚えていってくれるのです。

このことに気づきさえすれば、「どうして英語を早いうちから始めなければいけないのか」という問いに対して、自分の中で明確な答えを見出せるはず。

周りのママ友が「早くから始めた方がいいんだってさ!」と言っているから、なんとなくうちも…という感じの動機では、長続きさせられないでしょうし、ヤル気も起きないでしょうから、しっかりと英語を早くから始めることに対して、意味づけを行っていきましょう。

ちなみに、これは余談ですが…、幼少期を過ぎて、小学生になってしまったり、大人になってしまったら、英語を吸収する能力はすっかり衰えてしまうのかというと、本当はそんなことなどありません。

ただ、「自分にはどうせ無理だ」とか「これは知らないことだから覚えるのは難しい」という余計な暗示が掛かってしまいがちになるので、そのために学習能力がガクンと落ちてしまったりするのです。

潜在意識の力というのはとても強いので、大人でも「自分はやればできるんだ!」というピュアな暗示を自分で自分に掛けられる人や、変な先入観の一切ない人は、子どもと同じ吸収力や、真似力を発揮できます。

というわけで、「もう遅いじゃん…!」なんて、絶望していた人も、諦める必要はありません。ただ、小さい頃の方が、余計な暗示が全く掛かっていないために、100%ピュアな状態で、学習したことを吸収しやすいんですよ、という話なのです。

まとめ

子供ができるだけ早いうちから英語を始めた方がいい理由について、ここまででお伝えしてことを、改めてまとめていきましょう。

いうちから英語を始めるべき理由は、小さい子どもに、天才的な「真似力」が備わっているからです。そのことは、普段の行動を見ていれば明らか。大人の真似をして、妙な言葉をすぐに覚えてしまうような子どもは、特に才能アリ!…ですから、今すぐにでも英語の学習を始めさせてあげるようにしましょう。

どうして、早いうちから英語をやる必要があるのか、その理由がきちんとわかっていれば、親のモチベーションも自然にアップするはずです。

理由がわからないまま、ただなんとなく「みんながそう言っているから…」という動機で英語学習を始めても、それでは長続きさせられないでしょう。しっかりと意味を理解した上で、早い段階から英語学習を始めてみてください。

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ミライコイングリッシュ編集部
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