幼児英語の疑問解消コンテンツ

早くから英語を始めた方がいい理由!【その2】

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

英語学習をする場合「できるだけ早いうちから始めた方がいい」といわれます。しかし、なぜ早期に始める必要があるのでしょうか。

私
周りが「英語は大事」というから始めたんだけど。でも確かに、子どもは「行かされてる」って感じなのよね。 
ママ友
ママ友
親の目的意識って大切みたいよ。目的がはっきりしてた方が、子どももやる気になるんだって。

理由が分からないまま、お子さんに英語を学ばせるより、親御さん自身がしっかり理由を分かっていた方が、効果を期待できます。

今回は、英語学習を早めに始めた方がいいとされる理由を紹介します。子どもの「素直さ」「吸収力」「スタートダッシュ」のワードをもとに解説します。

早くから英語を始めた方がいい理由

始めに結論をお話ししますと、次の3点が挙げられます。

早くから英語を始めた方がいい理由
  • 子ども時代はとても素直
  • 子どもの吸収力がすごい
  • 一気にスタートダッシュができる

この3点について順番に解説します。

子ども時代はとても素直

幼い子どもは、とても素直です。「サンタクロースって、本当にいるんだよ」といえば「へえ、そうなんだ」といって、目を輝かせます。

遊園地で着ぐるみのキャラクターが近づいてくれば「本物に会えた!」と喜んだり、逆に「こわいよ~」と感情をあらわにしたりします。

私
なるほど…子どもって思ったことすぐに口にするよね。単純だし♪
ママ友
ママ友
そうそう、単純よね。刺激に対して即反応!みたいな感じ。
私
感じたままを表現できる子ども時代って幸せだよね~。

感性のまま、感情を表現できるときが子ども時代です。この時期に、さまざまな音に慣れ親しんだり、異なる文字に出あわせたりするのは、貴重な体験になるでしょう。

ABCの歌を初めて習えば、文字が分からずとも見よう見まね(聞いたまま)で表現しようとします。同じ歌を小学校高学年の子どもたちに教えても「恥ずかしくて歌えない」となるかもしれません。

つまり、子どもが感情を素直に表したり感動を口に出したりできる時期に、英語に出合わせた方が、見事に吸収力を発揮するのです。

子どもの吸収力はすごい!

子どもの素直さは「吸収力のすごさ」につながります。まるでスポンジのようにあらゆる情報や知識を自分の中に取り入れるでしょう。

新たなものに興味を示し、つかもうと努力し、気に入ったものや場所があれば、離れないこともしばしば。

私
ウチの子も、興味があれば何時間でもやり続けるところがあるわ。
ママ友
ママ友
子どもにとっては自然なことだよね。好きでやっているってのが大きい!
私
好きになっちゃえば、経験がどんどんストックされるよね。

自分が求めるもの、新しいもの問わず、目や耳にしたモノやコトをどんどん吸収していくのが子どもです。この場合、モノやコトを好きにさせる手立てがポイントになるでしょう。

また、子どもは大人と異なり「同じ」であろうとする認識が、あまりありません。人と違うことをしても気にせず、あるいは違う人に「違う」と言ったとしても(違いを)排除することはしないでしょう。

つまり、違いを受け入れ、ありとあらゆるものを吸収する力に長けているのです。

一気にスタートダッシュできる

子どもは、スタートダッシュが大好きです。「よーいドン!」で、最初から全力で走ります。

素直さ炸裂、何事も吸収するパワーは全速力で走る子ども。転んでも気にしないか、泣いてもケロッとして、再びかけっこする子ども。

私
でも、うちの子、のんびりやでダッシュするのも苦手なのよね。
ママ友
ママ友
うちだって、ガンガン行くタイプじゃないわ。でも、大人がさりげなくサポートすればOKだって。
私
確かに、安心感は大事!というものね。

子どもの性格はさまざまです。一貫性がないのも子どもです。この場合は、周囲のサポートや励ましを大切にしましょう。ダッシュできたり吸収力を発揮したり…ができる時期がきます。

実は、英語教育をできるだけ早く始めた方がいいとする理由は、親子一緒であれば、物事に対する抵抗感をカバーしやすい点にもあります。

たとえば↓こちらの状況も心配になりますよね。

「英語が分からなくて何となくイヤだ~」と不安がるお子さんにも、大人が適切にサポートすれば「結構、楽しいかも!」と転じる可能性が高いのも、子どもが小さいころです。

早い時期の方が、子どもが元来もっている素直さや吸収力を発揮しながら、スタートダッシュができるのです。

日本語がおろそかにならないか?

親御さんのなかには「まずは一番大事な日本語をマスターしてほしい」と思う方は多いでしょう。

私
早期に英語を学び始めて、肝心の日本語がおろそかにならないかしら。
ママ友
ママ友
私も不安になるわ…。でも、アメリカの博士が興味深い研究をしてるのよ。
私
赤ちゃんの研究?教えて~!

研究によれば「赤ちゃんの脳はちゃんと2つの言語の音を聞き分ける」というのです。アメリカのパトリシア・クール博士が行った研究では次のようなことが分かりました。

早く生後8ヶ月から10ヶ月ごろの脳の様子
  • 大人の話に耳を傾け統計処理をしている
  • 英語音(rとlの区別)日本語音(ラ行はrとlの中間)を区別している
  • 一何語であろうと接した言語を統計処理している
私
へえ、驚いたわ!赤ちゃんは語学の天才ね。
ママ友
ママ友
そうなの!私たちが想像する以上に、赤ちゃんの脳はピカイチなの!
私
わが子の可能性を大事にしなきゃね。

赤ちゃんは英語音と日本語音の両方を、しっかり聞き分けています。子どもは努力をして、というより感覚的に言語力を身につけるのです。「感覚で覚えられる時期」を臨界期といいます。

クール博士は、この臨界期を7歳までとしています。思春期以降は、新たな語学の習得力が落ちてしまうのです。

臨界期の話を聞けば、早期に英語を学ばせない理由を探す方が難しくなるでしょう。

もう一度見直したい「英語を学ぶ理由」

英語を学ぶ理由、つまり目的は、グローバル化する世界に生きる人づくりといえます。さまざまな言語や文化、歴史をもつ国の人々と関わる機会が増えるなか、世界共通語といわれる英語を学ぶのは意義があります。

たとえば、海外と取引のある会社に就職した場合、英語を話せた方が活躍の場が広がるでしょう。あるいは、日本文化に興味のある外国人が観光に訪れた際、あなたが道を教えたり歴史的文化遺産を英語で解説したりすれば、新たな交流が生まれます。

とくに必要はないと話す方はいるかもしれません。ただ、異なる言語を学ぶのは、その背景の文化や歴史を知るきっかけになります。まさに多様な価値観の共有です。

違いを認め、尊重し合える感性を養えるのは、子どもにとって幸せなことではないでしょうか。

まとめ

今回は、子どもに英語を早めに学ばせる理由について解説しました。理由は3点、子どもの特性にあります。それは子どもの素直さ」「吸収力の高さ」「スタートダッシュOK」です。

また「子どもの日本語力がおろそかにならないか」という心配については、臨界期を知れば解決できるでしょう。英語の必要性についても、グローバルで多様な社会に生きやすい視点や感性を身につけられることが、お分かりいただけたかと思います。

ぜひ「お子さんと一緒に」を目標に、早めに英語学習をスタートさせてみてください。きっと親子共々楽しめる時間を過ごせることでしょう。

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ミライコイングリッシュ編集部
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