子育て英語アンケート調査

アンケート「将来子供に留学をして欲しいですか?」その2

子供に留学して欲しくないママさんの意見もご紹介

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

幼児英語に関するミライコイングリッシュのアンケート調査、今回のテーマは「将来子供に留学をして欲しいですか?」というものです。

この留学に関するアンケート内容は、シリーズで3回に渡ってお届けしていきますので、の全て目を通してもらえたら幸いです!ちなみに、こちらの記事はパート2になっています。

前回の記事で、将来子供留学をして欲しいと考えているママさんは、3人中2人もいる!ということがわかりました。そして「はい」と回答した人の理由の中で、上位のものをお届けさせてもらったわけですが…。

今回はそれ以外の理由や、「いいえ」と回答した人の理由などについても、解説を行わせてもらいます。

さて、それでは引き続き、気になるアンケートの調査結果を発表していきましょう。

子供に留学をして欲しい理由は様々

将来子供に留学をして欲しいですか?という質問に対し、「はい」と回答した人の、その他の理由、1つ目は「自分が留学経験者で良い経験になったから」というものでした。

なるほど!自分自身が昔、留学をしたことで圧倒的に人生が良くなった!価値観が変わって世界の見方も一気に変わった!なんて経験をしている場合、子供にも絶対に同じ経験をさせたい、ということを確かに強く思うでしょうね。

もし、留学によって人生が良い方向へと変わった!と強く実感している場合、逆に子供に留学をさせない…という選択をする時、それでは不安になってしまうかもしれないほどです。

また「自国を客観的に見つめることも必要だと思う」と回答しているママさんもいました。これはとても興味深い回答ですね。日本の中で暮らしていると、それが当たり前になってしまうので、日本の良さってハッキリいってわからなくなってしまいますからね。

ところが、ひとたび海外へ出ると、日本って本当に安全で住みやすくて美しくて、いい国だな!ということが、あらためてわかることでしょう。

これは、その逆も然りです。日本って、なんだか閉鎖的で差別的で、画一的な国だったんだな…ということがハッキリとわかるようなシーンも出てくるに違いありません。

いずれにしても、日本で暮らすということが、自分自身にどのような影響を及ぼすのか、ということを客観的に認識できる良い機会になることは間違いがないわけです。

留学で特別な経験を積めるのは若い頃だけ

「周りが外国人ばかりの中で対処する力を身につけて欲しいから」と願っているママさんもいるようでした。

人生って、予測できないトラブルの連続だったりしますからね。新たなコミュニティの中へ飛び込んだ時、どう振る舞っていいのかわからず右往左往するようなことって、大人でもあるわけですが…。

そんな時、海外で全く言葉も通じない人達の中でうまいこと対処した経験があれば、どんな事態に見舞われたって「あの時に比べれば、こんなの全然平気!」と強いメンタルで対処できるようになることでしょう。

「外国で生活するという経験は、学生の頃にしかできないから」という理由で、留学を推奨しているママさんもいました。

たしかに、大人になってしまうと様々な責務がつきまといますから、勉強のために海外へ行く…なんてことができるのは、若くて時間もたっぷりとある学生のうちだけでしょう。その機会を逃してしまったら、一生海外で暮らせることなんてないかもしれない!そう考えると、「だったら留学させてあげたいな」という気持ちも強くなるかもしれませんね。

また、留学というと、勉強のために苦難を乗り越え…というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、「英語って楽しいな!」「広い世界を見れるって嬉しいな!」という、もっと明るい気持ちで留学に行って欲しいと願っているママさんも見られました。

「親が与えられるのは「経験」だと思うから」という、とても興味深い記述も見られました。これは確かに、その通りかもしれませんね。将来、一人前の大人として社会で活躍するため、大事になってくるのは、幼少期、思春期の若い頃にどれだけの経験を積んでいるか、でしょう。

いくら愛情たっぷりに育ったとしても、箱入り娘、箱入り息子、のような形で大事に大事に家庭内で守られて来た人が果たして本当に強いか…というと、そうではないように思われます。時には辛い経験…、孤独と闘ったり、試練を乗り越えたり、難題を解決したり…、といったことをやってきている人間の方が、社会に出た時には圧倒的な強さを発揮するに違いありません。

自立をし、国際的な感覚を身につけてもらうためにも、留学へ行って欲しいと考えているママさんは多いようです。

子供の意志に任せたい!と考えている人も

また、このアンケートの調査結果の中で時々見られたのが、留学を「させたい!」「させたくない!」という親なりの強い意志は特にない、という筆記内容です。

あえて「留学して欲しい!」とまでは思わないけれど、本人が望めばさせてあげてもいいかな、とか。逆に「絶対に留学して欲しくない!」とまでは思わないけれど、まぁ、それも本人次第でどちらでも…というようなことをざっくり考えている、というイメージです。

「はい」と回答した人の中にも、「いいえ」と回答した人の中にも、こういった考えを持っている人は一定数いるようでした。

留学をするにしても、しないにしても、どちらにしても、子供の意志を最優先させてあげたい、そして、そのための準備をしておいてあげたいというのが、親として持てる最善の考えなのかもしれません

「いいえ」と回答した人はどう思っている?

では、ここで「いいえ」と回答した人の理由についても、解説を行っていきます。

最も多かった理由は「安全面が心配だから」というものでした。治安の良い国へ送り出すのであればあまり不安はないのでしょうが、何しろ日本は世界で一番安全な国ですからね…。少なくとも、日本に比べると危険なエリアへ送り出すことが必須となるわけですから、不安を感じるな!という方がおかしいでしょう。

「日本から出ない」という選択肢が最も安全であるということを考えると、できるだけ留学に行かせたくないと思ってしまうママさんが現れるのは、至極当然のことと言えます。

続いて多かった理由は、「特に意義や効果を感じないから」というものでした。

「知人が行っていたけれど、効果がないと思った」という意見は、かなりシビアですね!

確かに、「すっかり日焼けして、遊んで来ただけなんじゃないの?」という感想を持ちたくなってしまうような留学帰りの人もいないわけではありませんからね。

それに、一時的に語学力などが身についたとしても、日本へ帰ってきて、普通に日本人とばかり交流していたら、どんどん英語は忘れていってしまうものです。

「日本でも学べることはたくさんあるから」という、ごもっともな意見を寄せているママさんもいました。うーん…、これも一理ある考え方ですよね!留学に行ったというだけで「留学に行ったのだから自分はスゴイ」と考えて怠けてしまう人よりも、「自分は留学に行ったこともないのだから、その分人一倍努力しよう」と考えている人の方が数倍、上のランクに行けそうな気がしなくもありません。

日本にいても、海外の人と交流できるようなコミュニティだって確かにありますし、要は留学に行くか行かないかよりも「どれだけ意欲があるか」の方が重要なのかも…!?

まとめ

さて、今回のアンケート調査結果、いかがだったでしょうか?

前回の記事内容だけだと、まるで留学に行くことこそが正義!という感じで終わってしまったように思われたかもしれませんが、「いいえ」と回答した人の理由の中にも、「なるほど」と思えるような内容があったことでしょう。

是非、ご自身が判断をする時の材料の1つとして、この記事のことを覚えておいてもらえたら…と願います!

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ミライコイングリッシュ編集部
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