世の中のママさんはどんな考えを持っている?
こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。
こちらでは、ミライコイングリッシュでおこなっている、0~6歳の小さなお子さんをもつママさんへのアンケート調査結果についてお届けしています。
アンケートの内容は、幼児英語に関するものを中心に、幼稚園や生活全般にかかわることまで幅広くあります。世の中のママさんたちがどのような考えをもっているのか気になる方にとって参考になる記事ですから、ぜひチェックしてみてください。
今回のテーマは、「自分の子どもの将来で不安なことはありますか?」という内容になっています。ちなみに、本テーマは、シリーズとなっており、既にその1やその2も公開されています。その1では、「不安ともっている」と答えた人の理由として上位3つについて、その2では、下位の理由について解説しています。
世の中のママさんが抱えている不安としては以下のとおりになります。詳しい内容については、それぞれの記事でご確認ください。
- 第1位:経済や環境に対する不安
- 第2位:就職に関すること
- 第3位:進路に関すること
- 第4位:コミュニケーション力について
- 第5位:教育費など経済的な不安
このほかに「災害など自然環境」「一人っ子であることの不安」「AI時代に対応できるかどうか」などがありました。ご家庭の事情や子どもの置かれている環境など、さまざまな見方で「不安」を感じていることがわかりました。
今回は、その3として「いいえ(不安がない)」と答えた人の回答内容について紹介します。
それでは、気になる調査結果について発表します。子どもの将来に不安がありますか?といった質問に対して「いいえ」と答えたママさんは23%!。どういった思いでいるのか気になりますね。
現状、特に問題がないからという意見
まず、目立っていたのは「今のところうまくやっていそうだから」というものでした。友達も多く、元気に幼稚園に通っているから不安を感じていない…といった回答理由です。
そもそも子ども自身が「悩みをもっていない」「楽しく幼稚園に通えている」のであれば、親として安心ですね。わざわざ「何か悩みはないだろうか」「子どもが不安に感じているところはあるのでは?」と勘ぐったり不安を大きくしたりする必要がないことは、親子にとってとても幸せで大事なことです。
また、上記にあるように「健康で素直に育ってくれれば何の不安もない」「失敗してもなんとかなると思うから」といった回答内容もありました。
確かに、病気やけがをすることなく、日々を楽しく元気に過ごしてくれるのは、実は本当にありがたいことです。当たり前の日常が、実は奇跡だ…と捉えるのは大げさかもしれませんが、「日々感謝」の気もちをもつのは、心穏やかになれます。
子どもに完璧さを求めるのではなく「失敗したらやり直せばいい」「少しずつ改善しながら学べばよい」といった大らかさが不安感を軽減しているのです。
不安はあるけれど心配してもしょうがない!
こうした考え方のママさんのなかには、「不安がまったくない」方もいるでしょう。あるいは、不安があったとしても意識しないようにする、あるいは「不安はつきもの、悩んでも仕方がない」といったスタンスでいるのかもしれません。
闇雲に不安を大きくして右往左往しても、解決しないこともある…とわかっているのかもしれません。必要最低限のものさえあれば、あとは伸び伸びを明るく楽観的に生きていくほうが、未来を引き寄せる…と信じる方もいることでしょう。
子どもや子どもを取り巻く環境を真っ向から否定することなく、「子どもが伸び伸び育ってくれれば、それで十分」とするママさんは、とってもポジティブで気もちにゆとりがあるといえます。
親の心配症は子どもに不安感を抱かせ、新たなことに挑戦する意欲を弱めてしまう可能性があります。「不安はあるけど、大丈夫を信じる」…そうした気持ちでいることが大切ですね。
「思考は現実化する」といった言葉があります。ビジネスで成功している人々は、ポジティブに物事を捉えることで、実際にうまくいくと信じるといった傾向があります。明るい未来をイメージすれば、素晴らしい出来事が訪れる可能性があるでしょう。逆に暗いイメージを持つと実際にそうなってしまうこともあるのです。
これらの考え方を完全に否定することは難しいでしょう。大人であれば、実際に経験を通じて、その事実を理解している人も多いと思います。
不安を完全にゼロにすることは難しいかもしれませんが、不安をコントロールする方法について次の章で紹介します。
不安をコントロールする方法
子どもの将来や子どもに関する不安を強く感じやすい親御さんのなかには、子育て以外のことについても深く悩みがちな人々がいます。
不安をできるだけ小さくしたり、自分でコントロールしたりする方法はあります。ここでは、アメリカの自己啓発作家であるナポレオン・ヒルの著書『思考は現実化する』を参考に、いくつかの方法を紹介します。
不安の原因を特定する
自分がどのようなことに不安を感じているのか、その要素を明確に把握しましょう。子どもの将来に関する不安だけでなく、経済的なことや病気、不自由さ、攻撃や批判を受けることなど、さまざまな要因が考えられます。
不安に対する言い訳をやめる
不安を感じた時に、「子どもの将来が不安だけど、どうしようもない」と思ってしまうことがありますが、実際に解決できない場合もあります。それは不安を言い訳にして逃げているだけで、結局解決にはなりません。
具体的な対策を立てる
具体的な対策を取るとは、子どもの将来に関する不安要素を把握し、その解決策をいくつかピックアップすることです。例えば、「子どもが将来自立し、りっぱな職業人になれるかどうか」という不安がある場合は、自立のために必要な手立てや身につけさせるべきスキルを列挙します。
すべてを解決するのは難しいかもしれませんが、「今、自分にできること」を選び出しましょう。
ポジティブ思考を持つ
ポジティブ思考を持つことは一番難しいと感じる親御さんも多いでしょう。しかし、一気にポジティブ思考になる必要はありません。少しずつ前進できれば十分です。まずは先ほど挙げた具体的な手立てを実行し、自分自身の挑戦や努力を素晴らしいものと信じる姿勢が重要です。これにより、成功を引き寄せる可能性が高まります。
必要な情報やサポートを得る
これらの行動を一人で行うのは難しい場合もあります。第三者の意見や支援を受けるmことで、不安が軽減される可能性があります。たとえば、専門書を読んだりコミュニティに参加したりすることで、客観的な視点を得られます。
また、カウンセリングやコーチングを受けることも効果的です。
筆者自身は、これらの内容を心がけることで不安を軽減し、前進する喜びを感じられるようになりました。不安は完全になくなることはありませんが、ある意味、不安があることで進むためのスキルを磨き、自己成長を促すきっかけともなり得ます。
不安を持つこと自体をポジティブに捉え、自分に合った対処法を用いて前に進む姿勢が大切です。親の姿勢は子どもにもプラスの効果をもたらします。
自然災害に関していえば「今、できることは何か」を考え、防災グッズを備え、家族との連絡や避難方法などを確認することは可能です。
不安そのものを解決することは難しいかもしれませんが、できる範囲で対策を講じることで不安を少しずつ減らしていきたいですね。
そして、子どもの将来に対して心配するならば、子ども自身が一人で生き抜く力を育むことを念頭に子育てに取り組みましょう。
まとめ
さてさて、それではこの記事で解説してきたことを最後にまとめ、おさらいしていきましょう。
「いいえ」と答えた人たちは、子どもが元気で幸せに過ごしているため不安を感じていないという理由が目立ちました。不安を感じる必要がない、子どもが健康であることに感謝‥‥と回答しているママさんも多かったです。
不安を抱えてしまうのは自然なことです。ただ、不安を大きくするのは解決にはなりません。必要な対策や備えをすると同時に、ポジティブな見方ができるように努めていきたいですね。
アンケート結果からもわかるように、ママさんたちが持つ不安は多岐に渡ります。それぞれの家庭や子どもの状況によって異なるため、一概には言えません。解決の仕方の人それぞれでしょう。
今回は記事の後半に不安をできるだけ小さくする方法を紹介しました。子育てについてポジティブな対応をとれるよう、記事内容を参考にしていただけたら幸いです。