子育て英語アンケート調査

留学経験はありますか?3

ミライコイングリッシュでは、アンケート調査をおこなっています。今回は留学に関するアンケート報告の第3弾となります。

留学をしたことのない人は後悔している?

0~6歳までの小さなお子さんをもつママさん50人に、自身の留学に関するさまざまな調査をおこなっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

留学経験についてうかがうアンケート調査の結果については、今回で3回目になります。おもに留学経験のあるママさんに対する詳細な質問をシリーズのその1その2を通じてお伝えしました。

ぜひ、以前の2記事につきましてもチェックしてみてくださいね。本記事では、留学した経験のないママさんに聞いた質問に対する回答内容をお伝えします。

では早速、気になるアンケート調査の結果を見ていきましょう。

留学経験のないママさんに対して「留学をしておけばよかったと思いますか?」といった質問をおこなったところ、「はい」と答えた方が51%といった結果になりました。「いいえ」は39%、「どちらともいえない」は10%です。

半数以上のママさんが「留学をしておけばよかった」と思っていることがわかりました。こちらの数値についてはどのような印象をもたれたでしょうか。人生には後悔もあるでしょうが、留学に関しても「行けばよかった」と思っている人が意外に多いことがわかりますね。

「留学しておけばよかった」と思う理由

続いて、「はい」と答えたママさんに対して「どうして留学をしておけばよかったと思うのか」聞いてみました。その結果について見ていきましょう。

目立っていた意見として「生きた英語を学んでおけばよかった」というものです。日本にいても英会話教室に通ったり、英語の動画チャンネルなどを見たりしていれば、それなりに海外の雰囲気を味わいながら英語を覚えられます。

私
でも、やはり「生きた英語」の力を身につけるには、実際に英語が使われている国に行って、現地の人々と触れ合うほうが一番よねえ。
ママ友
ママ友
そうよねえ。特有の英語表現も自然に覚えられそうだものね。

就職先で英語が必要になったり、わが子に英語を教えたりする場面に出あって「あ~、やっぱり留学しておけばよかった」と思うのでしょう。

「将来はますます英語が必要になる」といわれると、余計に留学しなかったことを悔いてしまいます。

また、語学力を習得する観点だけでなく、留学すればもっと自分の視野や価値観を広げられたのでは…と考える人もいるようです。

英語力が身についていたら、人生が変わったかもしれないなあ…と考えているママさんもいるようでした。

たとえば、SNSなどで自分なりのコンテンツ発信をしていると、海外の人々からコメントをもらう場合があります。この際、英語でさりげなく返信ができるとかっこいいですよね。

あるいは、子どもが通う幼稚園にネイティブの先生が英語を教えに来ていたとします。お子さんからその話を受けたとき、子どもとのやり取りにさらっと英語を使えると、お子さんが「ママ、すごい!」とほめてくれるかも…。

私
とくに大袈裟な場面でもなく、日常的に英語を使えると便利な場面は、意外にあるわよねえ。
ママ友
ママ友
とのときに、「別に英語を使えなくてもいいわ」と思えればいいけど、本音では「やっぱり英語を使ってみたいなあ」といった後悔が残るかもね。

留学すればよかった」「チャンスがないわけではなかったのに」など後悔する自分自身に気づくのかもしれません。

また「留学しなくても、日本で学べるから(留学する)必要はない」と思って留学しなかったママさんがいるようです。しかし、実際はそこまで完璧に英語を習得できたわけではなく、どこか限界を感じているママさんもいることでしょう。

社会人になって英語を学び直そうとしても、仕事や家事、育児などで十分な時間を取れず、なかなか留学に踏み切れない場合もあります。「これなら、いっそのこそ学生時代に、思い切って留学すればよかった」と後悔してもおかしくありません。

就職してから職場で英語の必要性が高まったり、上司から英語を勉強しなさいといわれたりしていると、「あ~、やっぱり」といった思いが生まれてしまいますね。英語に関して確かな自信をつけるためにも、若いころに留学をしておけば今はラクできたのに~と思う気持ちもあるでしょう。

大人になってから、英語を話す必要性が増していることに気づいたり、職場で求められた李…あるいは「自分が英語得意だったから、わが子の英語教育にもプラスに働くのになあ」と考えたりして、留学しなかったことを悔やむケースは十分に考えられますね。

「留学しなくてもよかった」という人の理由は?

さて、一方で「留学しておけばよかったとは思わない」と考えている人もいますので、その理由についても見ていきましょう。

外国に対してとくに関心がなかったり興味がなかったりするため、そもそも英語力を必要としていない人々や、「語学力を身につけるだけなら、わざわざ留学を選択しなくてもOK」と考える人々もいます。

留学が自分のやりたいこととつながっていない場合は、とくに後悔をする必要がありませんよね。

「今の生活で英語が必要とされるシーンがない」ため、というママさんもいました。外資系の企業に勤めていたり地域や学校施設等で接触する機会がなかったりすれば、「英語を学ばなければならない」といった意識は働きにくいと思います。

私
外国からの観光客が増えているといっても、身近に外国人を見かけない地域もあるしねえ。とくに不便さを感じないのであれば、英語を学ぶ必要はないと思っちゃうよね。
ママ友
ママ友
ほんと、そうよねえ。留学したいっていう気持ちも、とくに生まれないかもね。

また、留学して得るものがあれば、留学せずに得られるものもあるでしょう。それは、多感な時期に、日本人の友人たちとともに過ごす価値とつながっています。学習や遊びなどを通じて日本にいることのありがたみを感じたり、日本の良さについて理解を深めたりするチャンスでもあります。

このような思いをもち、「あえて留学しなくても良かった」と思っているのは、決して悪いことではありません。むしろ人間形成に良い影響を与えていると考えられます。

「どちらとも言えない」人の意見は?

続いて、「どちらともいえない」と回答した人の意見を見ていきましょう。たとえば「海外に行くこと自体が怖いので、どちらにしろ行かなかった…でも勇気を出して行っていれば少し人生が変わっていたかもしれない」といった意見や「留学に興味がなかったけれど、あのとき留学していれば違う価値観をもてたのかなと思うことがある」といったものです。

さらに「今は英語を話せるようになっているので、留学をしたかったという思いはないけど、留学によって人生がより豊かになったかも」と思っている人もいました。

こちらの意見を見ると、人生には「選択」が重要なポイントであることがわかります。自身で決められることもあれば、環境やタイミングなどによって選択されてしまうケースもあるでしょう。

人生には何が起きるかわかりません。また、良いと思って下した決断がのちに「後悔」となって表れる場合もあります。これもまた仕方のないことです。

後悔しすぎないように注意しよう

留学した、しなかったの選択は変えられない事実であり、今となってはどうしようもありません。ただ、それに対する評価は今、おこなうことは可能です。評価とは「留学してよかった(悪かった)」「留学しなかったことはよくなかった(留学しなくてよかった)」というものだけではありません。大切なのは、次のような評価ができるかどうかです。

「留学したのは〇〇の経験を得られた」「留学しなかったのは〇〇の機会を得られた」のように「自分が得たもの」に目を向ける姿勢が大切です。ポジティブに捉えれば、過去も今も、そして未来もポジティブに進みます。逆になんでもかんでもネガティブに捉えれば、過去も今も、未来もすべて後悔やら不安やらネガティブな圧力に押されることになるでしょう。

留学について、もしも「人生一度は経験したい!」と思っているとすれば、いつでもどこからでもスタートできます。今はシニア留学もあります。子育てや仕事を終えた時期を見計らって、留学の計画を立てることも可能です。ぜひ、できそうなことをピックアップして、少しずつ夢の実現に向かっていきましょう。

まとめ

今回は留学に関するアンケートの調査の第3弾でした。いかがだったでしょうか。

ママさんたちの留学に関するリアルな声を知ったことによって、お子さんの留学について考える方もいることでしょう。もしかしたら「私も一緒に行ってみようかしら」と親子留学を念頭におかれたママさんがいてもおかしくありません。

もしも、留学しなかったことについて「これでは一生悔やむことになりそう」と思った場合は、いつでもどこでもスタートラインに立てると信じて、留学計画を立ててみましょう。きっとそこから、解決すべき内容や目標なども明確になって、夢の実現に近づいていけますよ。

ミライコイングリッシュは、これからもママさんたちの子育てにおける悩みを解決するヒントや前に進むための情報などを適宜発信していきます。これからも楽しみにしていてくださいね。

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