子育て英語アンケート調査

アンケート「幼稚園で英語をやってほしいのは◯◯%!」

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

こちらの記事では、0歳~6歳の小さなお子さんをもつママさんたち50人に、幼児期の英語教育に関するアンケートをおこない、その結果についてまとめてお伝えしています。

今回紹介するアンケートは「幼稚園で英語学習をやってほしいですか?」といった内容で、「はい」or「いいえ」で回答して理由を添える形式になっています。

この記事を読んでいるママさんは、「はい!」と回答するでしょうか、それとも「いや、その必要はないかも」と答えるでしょうか?結果報告を、ご自身の思いと比べながら読んでみてくださいね。

私
アンケートの結果については「はい」「いいえ」のほかに理由も気になるわね。
ママ友
ママ友
とくに今回は「はい」と答えて理由、つまり「幼稚園で英語学習をしてほしいと思う理由」を紹介するわ。
私
子どもの英語教育を考えるうえで、参考になりそうね!

会話にあるように、お子さんの英語教育を今後どのようにおこなっていくのがよいのか考えるきっかけになると思います。ぜひ最後までお読みください。

「はい」のパーセンテージは意外にも…

それでは早速、気になるアンケートの結果発表に移ります。皆さんの予想はいかがでしょうか…。

「幼稚園で英語学習をしてほしいですか?」の質問に対して、「はい」と答えたママさんは全体の56%という結果でした。また「いいえ」と回答したママさんは44%となっています

この結果をどのように感じられましたか?

「はい」と答えたママさんの割合が56%と聞いて「意外に少ないなあ」と思われた人もいるでしょう。逆に半数以上の人が「幼稚園で英語をやってほしい」と願っていることに驚いた人がいるかもしれませんね。

英語を身につけたいなら早い方がいい

ここでは、幼稚園で英語を教えてほしいと思う理由について紹介していきます。きっと共感したり「なるほど」と思えたりする部分があるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

「幼稚園で英語学習をやってほしいですか?」の質問に対して「はい」と答えたママさんたちが挙げていた理由で多かったのは、まず「早くから始めたほうが英語が身につくから」といった内容でした。

多くの読者様が納得する理由でしょう。昨今は英語だけでなく、芸術やスポーツの分野でも「早期教育」の重要性がいわれています。

とくに幼児期の子どもは脳の成長が著しいため、その時期に適切な教育を施すことで子どもの能力を最大限伸ばせるといった考え方がもとになっています。

英語に関していえば、赤ちゃんの頃から天才的なリスニング力を発揮して英語の音(たとえば日本人が苦手なRやLの音)を聞き分けるそうです。このため、できるだけ早い段階から英語に慣れ親しませたい!と親御さんが思うのも自然といえるでしょう。

なかには「私は英語が嫌いだったからなあ」と感じているママさん、パパさんがいるかもしれません。「子どもには嫌いになってほしくないから素直に吸収できる幼児期に英語を学ばせたい」と親が思うのも不思議ではありません。

世の中はどんどんグローバル化が進み、2020年度からは小学校高学年から中学校と同じように英語が教科化されました。こうした背景もあり「小学校に入っていきなり英語に触れるよりも幼稚園で慣れておいてほしい」と考える親御さんが多いことがわかります。

私
たしかに…。大学入試改革もおこなわれているし、高校の英語科も多様な技能の習得が求められているのよね。
ママ友
ママ友
中学校はもちろん、小学校でも英語が教科になって評価されるとなると、やっぱり何もしないわけにもいかないわね。
私
ただ、やり方は気をつけたほうがいいわね。子どもに無理強いするような方法は子どもを英語嫌いにさせてしまうわ。
ママ友
ママ友
そうね、英語に対してプラスの感情を育てるようにしたいわね。そのほうが長く英語学習を続けていけそうだしね。

小学校入学の前に余裕をもって英語を学ばせたい

小学校に入ると算数や国語などの勉強も増えます。入学してから、さまざまな教科や活動が入るため、幼稚園に通っているときよりも忙しくなるのが現状です。

小学校に入ってから混乱してしまわないよう、英語は早い段階から少しずつ始めたほうがいい、といったママさんの声もありました。

ほかの教科や宿題、加えて運動や音楽も…といった状況をイメージすると、比較的ゆとりのある幼児期に「幼稚園で英語の時間があったらなあ」と思うのは、親として当然かもしれません。

早い方が楽しく勉強できるかも

このほかに「早い時期から学習するほうが、興味をもってくれそう」といった意見もありました。

実は、英語を習得するには2000時間あるいは3000時間が必要ともいわれます。この時間を幼児期から始めて小学校あたりでクリアできるわけではありません。高校、大人になるまで継続して学び続けることで達成できるほど長い時間がかかります。

もちろん、日常的に英語に触れて英語で学べるインターナショナルスクールに通うとなれば話は別になりますが、いずれにしても「早めに始めて英語に興味をもたせる」のは長い目で見て大切だと考えます

その理由は、英語に興味をもち好きになったほうが、学びを継続しやすいためです。学習意欲には「好き」や「楽しい」といった感情が関係しています。好奇心の旺盛な幼児期に英語を習い始めるのは「英語が好き!楽しい!」といった思いを育てるのに適しているのです。

また、ママさんのなかには「家でやるとふざけちゃうから幼稚園で教わったほうが効果的」といった考えをもつ人もいました。

私
これも納得できる理由よね。
ママ友
ママ友
子どもにとって親は一番甘えられる存在だものね。
私
家で学習させようとすると、何かと理由をつけて逃れようとするからねぇ。

親も「ま、いいか…今日は英語休んじゃおう」と思ってしまえば、自宅で学習を続けるのは難しい…と感じるママさんがいるでしょう。

このような状況であれば「幼稚園で英語学習をしてもらったほうが効果的」と思ってしまいますね。

自宅と幼稚園の両方で英語が学べたら…

ここでお伝えしたいのは…。自宅で「小学校の授業のような方法で英語を教える」必要はないということです。

大切なのは、子どもが英語に触れる時間をどのように確保するかであり、幼稚園だけ、自宅だけで…といったとらえ方から少し離れてみましょう。

また、いくら小学校前の学習とはいえ「机に向かってテキストやノートを出して学ぶ」といった方法では、子どもの意欲も早くにしぼんでしまいます。

幼稚園でおこなう英語教育も、まずはリスニング力の育成です。アルファベットや動物や色など簡単な単語を聞かせたり、英語と日本語の音の違いを認識させたりします。

「音楽やリズム音源を使う」「ときにはネイティブの先生と一緒に…」といった手法をとりながら、子どもの「英語の音って日本語とは違うんだね」「文字に音がいろいろあるんだね」といった気づきを大切にしている幼稚園が多いでしょう。

つまり、遊びやゲームなどを通して充分に英語の音に親しませているのです。

私
たしかに、もしも「家でやると子どもがふざけてしょうがないから」といった理由で自宅での学習をあきらめてしまっているとすれば、少しもったいない気がする…。
ママ友
ママ友
幼稚園に任せっきりにするだけでなく、できそうなことを家でやってみるのも子どものリスニング力Upには効果があるわ。

できることなら自宅と幼稚園の両方が英語が学べる時間があったほうが、子どもにとってはベストなのです。その際は、好きな歌を何度もくり返して歌って覚えたり、リズムに乗ってフォニックスを練習したりする時間をつくりましょう。

また、英語の音を聞けるおもちゃやタブレットを用意して一緒に遊ぶのもいいですね。英語カードを使ってカルタや神経衰弱などのゲームをすれば、子どもは夢中になって楽しむでしょう。

時間のないときは、就寝前にゆったりとした英語の子守唄を聞かせたり、ママが英語の絵本を読み聞かせたりします。子どもはハッピーな感情を抱きながら眠りにつけます。もしかしたら英語の夢を見るかもしれませんね♪

まとめ

では最後に、今回の記事のおさらいをしていきましょう。

幼稚園で英語教育をおこなってほしいと考えるママさんの割合は、およそ半数であることがわかりました。理由は実にさまざまです。

幼稚園で英語教育をやってほしいと思う理由
  • 小さい頃から始めるほうが効果を期待できる
  • 入学前に英語に親しんでおいたほうが抵抗感を軽減できる
  • 小さい頃のほうが英語に興味をもちやすい
  • 親が教えるよりも英語を吸収しやすいのでは…

このように、幼児期から英語に親しんでいたほうが、英語に対する興味を保ちながら小学校から始まる英語教育にも太刀打ちできそう…といった理由が多いことがわかりました

子ども時代は好奇心旺盛です。また、好きなものをとことん追求したり覚えてしまったりできます。英語に関していえば、子どものリスニング力は天才的で、大人になって習得しにくい(英語と日本語の)音の聞き分けを見事にやってのけます。

この時期に楽しみながら英語に触れることで、子どもの能力や可能性をぐんと広げられるでしょう。

ただ「親が教えるよりも英語を吸収しやすいのでは」といった意見については、そうともいえないケースもあります。いかにも「英語の授業」といったやり方ではなく、子どもの興味に合わせて「英語で遊ぶ」といった感覚を大切にするのが、幼児の英語学習で必要な視点です。

ミライコイングリッシュでは、幼稚園だけでなく自宅で親子で楽しみながら学べる教材をご案内しています。ご興味のある方はぜひ、サイト情報を参考にご検討くださいね。

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