子育て英語アンケート調査

アンケート「インターナショナルスクールに通わせてみたいママさんは◯◯%!」

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

幼児英語に関するミライコアンケート調査結果をもとにお伝えします。今回は、幼児期に通わせる「インターナショナルスクール」に関する内容です

この記事を読んでいるママさん、パパさんのなかにはお子さんを「インターナショナルスクール」に通わせたいと思っている方もいるでしょう。

本記事では「はい」と答えた人の比率や具体的な理由などを紹介します。インターナショナルスクールにはとくに興味がないと回答した人もいます。双方の考え方について確認してみましょう。

まずは、インターナショナルスクールとは、どのような学校か簡単に解説します。

インターナショナルスクールとは?

インターナショナルスクールとは本来、日本に在籍する外国籍の子どもたちのためにつくられた教育施設を指します。

ただ、最近では、日本国籍の子どもでも入学可能なスクールが増え、英語教育を重視する学校についても「インターナショナルスクール」と呼ぶようになりました

まさに「国際化に対応する学校」といえるかもしれませんね。

インターナショナルスクールは、18歳までの小・中・高の年齢で通うのが通例で、小学校まで通う場合はプリスクールと呼ばれることがあります。

インターナショナルスクールが通常の学校とどのように異なるかといえば、下記の通りとなります。

インターナショナルスクールの特徴
  • 日本の義務教育の卒業資格が与えられない
  • 授業で使う言語は英語
  • 学費が高い
  • 国籍はさまざまである
  • 少人数授業が主流

通常の学校との最大の違いは、日本の義務教育の卒業資格の有無といえるでしょう。このため、卒業後の進路まで考えて入学を決める必要があります。

たとえば「将来海外の大学に通わせる」「高校卒業まで通わせ続ける」など、明確なビジョンが描けていない場合は、通常の学校あるいは私立校で英語教育を受ける方が良いでしょう。

私
やっぱりインターナショナルスクールに通うのって、結構なハードルなのね。
ママ友
ママ友
意外とね。地元の子どもたちとの交流は限られるし、単位取得や卒業のことを考えると、長期ビジョンは絶対に必要ね。
私
それでも、インターナショナルスクールに通わせたいと思う人っているのかしら?
ママ友
ママ友
それがね、実際は多いのよ。次に紹介するわね。

インターナショナルスクールに通わせてみたい「はい」は56%

「はい」と答えた人の数字に、皆さんはどのような印象を受けるでしょうか。それでは早速、今回のアンケート結果について解説しますね。

「インターナショナルスクールに通わせてみたいですか?」の質問に対して「はいと答えた人は56%で「いいえ」の人は44%でした

こちらの数字をどのように受け止めましたか。半分より少し多い数のママさんが、インターナショナルスクールに対して好意的にとらえているようです。

それでは、「はい」と答えた理由について確認してみましょう。こちらは、インターナショナルスクールに通わせる場合のメリットとして読んでみてください。

第1位は「英語力がつきそう」

「はい」と答えた人の理由ですが、ベスト3の第1位は「英語力がつきそうだから」というものでした。とてもシンプルで明快な回答理由ですね。

語学力を高めるためには、早期から教育を施す方が断然有利である!というのは、もはや常識になっていますね。

これは言語に限らずなのですが、小さい子どもの脳は本当に柔らかく、スポンジのようになんでも吸収してしまうため、この時期にマスターしてほしいことがあれば、どんどんチャレンジさせてOK!

しかも英語などの語学を習得するには「大量のインプット」が必要になるため、幼少期から英語に親しむのは、理にかなっているのです

私
たしかにインターナショナルスクールは少人数制で、しかもすべて英語。
ママ友
ママ友
この状態で毎日勉強し続ければ、将来海外の大学にいって、講義を受けるのも大丈夫よね。
私
そうよね。だって、並みのインプット量じゃないもの!

つまり、小さいころからインターナショナルスクールに通わせるのは、インプット量を確保し自然とアウトプットへつなげるメリットがあるといえるでしょう。

インターナショナルスクールは「英語を学ぶ」というより「英語で学ぶ」力を可能にします。英語でやり取りするなかで多くの学びを得られるため、子どもの知力をより強くすると考えられます。

 

グローバルで多様な社会を体感できる

また、インターナショナルスクールは、英語を通して国際社会を知ることができるのもメリットです。とくに大人になってから学ぶより、幼少期から学んだ方が知的好奇心をフル稼働させながら先入観をもたずに異国文化を知ることができます。

日本は単一民族国家であるため、異質のものに過度な反応するケースがあります。たとえば突然英語しか話せない外国人に声をかけられた場合、「ノーノー」といいながら逃げてしまうことも考えられるでしょう。

たずねた外国人のほうが驚いてしまいますよね。ほかに同調圧力といわれるように「同じであることを求めて安心する」国民性だともいえます。

このため、いつのまにか異なる考えを持つ人から離れたり、あるいは違う発想で物事を考えたりする習慣を忘れてしまいがち…。しかし、本来人は違って当然…。

違うことが当たり前に感じられれば、持って生まれた特性や可能性を切り拓いていきやすいのではないでしょうか

この考えに立つのであれば、幼少期から多くの異なる世界観、人とは異なる思考をもつ人と触れるのはとても重要だといえます。重ねてお伝えすれば、日本人だからこそ、あえてまったく異なる環境に身を置く覚悟が必要だともいえるでしょう。

今後グローバル化がますます進み、なおかつAIによって人間の知性や感性に迫る発展性を予想するのであれば、インターナショナルスクールに通うのは子どもの成長にプラスの作用をもたらすと考えられます。

単に学校で「英語を学ぶ」といった方法ではなく、生活シーンのなかで自然に英語を学び、英語で考えや気持ちを伝えたりできる…。こうした環境で学べることに魅力を感じるママさんたちが、インターナショナルスクール興味を抱くのですね。

2位「多文化を学べる」

前章ですでにお伝えしたように、インターナショナルスクールはまさに「異文化の宝庫」。しかも英語圏出身の子どもたちばかりではないはず…!いろいろな国の文化に触れられるのは、子どもの個性に磨きをかけるでしょう。

なぜなら「めったに経験できないこと」をしたり「今までに知らかったこと」を得られたりできるためです。変化や新奇さを感じる出来事は、成長期の子どもに大きな影響を与えます。

大きな影響とはたとえば、次のような思いを抱かせるでしょう。

  • 世の中にはいろいろな人がいる
  • いろいろな考え方がある
  • 対話で理解し合うことが大切だ

外見や内面、生活習慣や価値観など、一人ひとりがまったく異なる世界を有する環境では、単に「そこにいる」だけでは生きていけません。

ときには言い争いをしたりけんかをしたりする場合もあるでしょう。しかし、簡単に折れてしまったり「それ以上は触れないでおこう」と考える日本人のような人々ばかりではありません。

「どうにか理解し合えないものか」と考え、討論を続けていこうとする人々もいます。だれから我慢して誰かが得をするのではなく、Win&Winの関係性でいるにはどうすればよいか考える人々です。

逆に、中途半端に折れて内心は「負かされてしまった、もうあの人とは付き合わない」と線を引いても、何も解決しないでしょう。

このように”交流”一つとっても、さまざまな考えの持ち主がいて、まったく折れない人の前で「自分はどう対処したらいいか」と考えたり、そうした人々の良いところを見ようとしたりする経験は、まさに刺激的ではありませんか。

私
たしかにね~。この話を聞くと、日本人の苦手なプレゼンやディベートの力も身につけられそう!
ママ友
ママ友
そうなのよ、インプットの質や量だけでなく、アウトプットにも良い影響を与えるわよね。

また、「異文化を理解するのは簡単にはいかないもので、時間がかかってもあきらめずに対話を続ける必要がある」と子どもなりに感じられるのは、強さと思いやりの双方を身につけることにつながります。

 

多様な文化や価値観に対応できる

インターナショナルスクールへ通えば英語の能力が身につく…といった見方でなく「グローバルな発想をする人間になれそう」と考えているママさんもいるようでした。

世界にはさまざまな文化や価値観が存在しています。この事実を小さい子どものころから「感覚的」に身につけるのは人間の成長に良い影響を与えるでしょう。

自然と「人間に優劣をみずからつけない」といった道徳性も身につけられます。

3位「海外でも通用する人材になってほしい」

ママさんたちがわが子をインターナショナルスクールに通わせたいと考える理由の第3位は「将来海外でも通用する人になってほしい」といったものでした

現在も進み続けるグローバル化。もし英語そのものを扱う仕事に就いたとき、あるいは「英語は必要ないだろう」と思う職業に就いたときも、実は英語を習っていたほうが活躍の場は広がるでしょう。

普段は英語が必要なくても海外との取引が始まり、必要性を感じるケースもあります。そのときに、スムーズにコミュニケーションができる人材であれば採用となり即戦力として働けます。

ママ友
ママ友
その逆で、たとえば英語が大嫌いで「日本人だから英語はいらない」となれば??
私
そのときは、英語だけでなく日本語の力を向上させるのも難しくなりそう
ママ友
ママ友
そうよねぇ。自分の言語や文化だけだと、意外に知識を深められないケースってあるのよね。

つまり、言語や文化の比較を通して、自国の言葉や文化に関する知識を深められるといえるのです。

日本語と英語は発音だけでなく、イントネーションやフレーズまで、本当にあらゆる箇所で違いがあります。この「違う」といった感覚は、まさに個性であり、外国語を学んだり文化を知ったりする営みを通して、日本の良さに気づくともいえます。

日本の良さに気づけば、海外の人々と話をする際に、自国文化をしっかり伝えられるでしょう。つまり、海外で通用する人材とは「英語を話せる」というよりむしろ「自分の考えや自国文化についてしっかり伝えられる人」を指すのです。

この点については、子どもに英語を習わせる場合に認識しておきましょう。

まとめ

さて、今回のアンケート結果を受けて、どのように感じられたでしょうか。

インターナショナルスクールという発想について、これまで「まったくなかった」と感じる人が多いかと思います。ただ、およそ半数以上のママさんが「わが子をインターナショナルスクールへ入れてみたい」と考えていることがわかりました。

そう考えると「うちも、ちょっと考えてみようかしら」と思うかもしれませんね。

インターナショナルスクールに通わせるのは「英語で話せるようにするだけでなく、異文化や異なる価値観を受け入れ、自分の考えを伝えやすくするため」といった理由が多いことがわかりました。

私
でも、44%の人は興味をもたなかったり、あまりメリットを感じなかったりしているわよね。
ママ友
ママ友
そうよね。なかには「高いし、ほかの日本人との交流が薄くなってしまう」あるいは「むしろ日本語をおろそかにしてはならない」と考えるかも!
私
でも、44%の人は興味をもたなかったり、あまりメリットを感じなかったりしているわよね。

「インターナショナルスクールに通わせなければならない」と決めつけず、わが子に適した教育方法は多様にある!と考え、「おうち英語」を充実させることも可能です。

「〇〇ちゃんが▢▢しているから」といった理由ではなく、「私は、わが子は」のように捉えて検討して明確な目的や理由を考えるようにしましょう。

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