子育て英語アンケート調査

アンケート「今の幼稚園・保育園に満足していますか?」その1

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

ミライコイングリッシュでは、0~6歳の小さいお子さんをもつママさん50人にアンケート調査をおこなっています

ご自身と同じ立場のママさんたちが、英語教育や児童教育についてどのように感じているのか気になることでしょう。同じ悩みを抱えている場合、その対処法などを知れば日々の子育てに役立ちます。

あるいは「へえ、そうやってみるといいのね」といった気づきを得られ、悩みの解決に合わせて新たなアイデアを創出する機会となるかもしれません。

さて今回のテーマは「今の幼稚園・保育園に満足していますか?」といったものです。かなりリアルなテーマですよね。皆さんは、どのように答えられますか?

この記事を読んでいるママさんのなかには「幼稚園や保育園に対して大変満足している」と答える方もいれば「ちょっと〇〇に不満があるのよね」とするママさんもいるかもしれません。

さっそく、50人のママさんたちに質問した回答結果を観ていきましょう。回答結果についてミライコイングリッシュの解説もおこなっていきます。ぜひ最後までお読みください。

10人中8~9人が満足しているという結果に

上記にあるように「今の幼稚園・保育園に満足していますか?」といった問いに対し「はい」と答えたママさんの数は、全体の86%という結果でした

一方「いいえ」と答えたママさんたちは全体の14%となります。つまり、10人中8〜9人くらいは、幼稚園に満足していることがわかりました。

引き続き、「はい」と答えた方々の理由について紹介します。

理由の第1位は「先生が熱心で良い」

第1位は「先生が熱心で良い人だから」という理由でした。幼稚園の先生には大切な子どもを預けますから、教育熱心で信頼のおける先生であれば親として安心ですよね。

私
明るくて優しいのはもちろん、子どもの良さを引き出すようなサポートをしてくれる先生もいいわねえ。
ママ友
ママ友
どのような手立てをうてばよいか、いつも考えながら、ある意味研究熱心である…とかね。
私
そういう先生であれば、子どもも安心・安全、そして楽しく過ごせるわ。

イベントや参観の機会でも親とのコミュニケーションを積極的にとる先生であれば、親の信頼を得られやすいと考えます。

ただ、なかにはあまり熱心すぎて保護者にたくさん”指導”してくれる先生に対しては「引いてしまう」「わずらわしい」と感じてしまうママさんがいるかもしれません。

仕事が忙しくてなかなか行事に参加してくれないママさんにとっては負担に感じる場面もあり、全員のママさんが「熱心な先生」に対してプラスの感情を抱いているとは限らないでしょう。

とはいえ、一般的な傾向としては、保護者の多くが幼稚園や保育園の先生方に好感を抱いているといえます。

また、満足しているママさんのなかには「ベテランの先生がいて安心できる」「若くてフレッシュな先生もいて、和気あいあいとしていい!」と思っている人もいます。

先生の年齢によって感じ方が変わるのは致し方ないですね。ベテランの先生、若い先生の両方に良さがあります。重要なのは先生同士のかかわりが良好で、保護者も安心して観ていられる点です。

コメントにあるように「先生方もいい人ばかり」といった言葉は、温かく楽しい雰囲気を保護者が感じていることが伝わるものですね。そうした雰囲気であれば、先生と親の波長も合い、幼稚園や保育園に対する満足度も高くなると考えられます。

第2位は「のびのびとしている」

幼稚園や保育園に満足しているママさんたちの理由、第2位は「のびのびとした園の雰囲気が合っているから」といったものでした。先生それぞれの個性…というよりは、幼稚園全体に流れている雰囲気や方針などにフォーカスしている回答ですね。

先生同士の連携がうまくいっていれば、保護者が良い雰囲気として評価するのは当然といえます。

ママさんたちのなかには「もっと厳しく指導してほしい」といった考えの人や「できる限り子どもにのびのびとした教育をしてほしい」と願う人がいます。厳しさといった側面も、状況によりますが、どちらかといえば「子どもがのびのびと遊べる環境」を求めるママさんが多いといえます。

幼児期の遊びは「学び」ともいえます。小学校入学後の学力を支える基盤づくりが幼児教育にあるのです。また、非認知能力といってペーパーテストでは計れない人間力(主体性や協調性、忍耐力、創造性など)を育てるうえで幼児期は大事な時期です。

子ども時代に十分に遊ばせて、その過程で育つ力を重視する幼稚園や保育園は、やはり遊びを尊重しています。将来、子どもの個性や可能性を十分に伸ばしてあげたいと考えるママさんであれば、のびのびと遊ばせる教育方針に賛同する方は多いでしょう。

第3位は「子どもが毎日楽しそうに行っている」

第3位の結果は、子ども自身が毎日楽しそうに通っているからといったものでした。子どもが楽しく通園できているのは、親にとってとてもうれしいことです。

幼稚園や保育園の先生、園の雰囲気、友達や先生との遊び、給食…など、子どもが日中過ごす環境や時間はとっても貴重なものです。そのなかで、自分の良さを発揮しながらのびのびと生活できることは、子どもの成長にプラスの効果をもたらすでしょう。

親として「英語をやってほしい」「運動面をもっと鍛えてほしい」「園庭がもう少し広ければいいのに」などのニーズがあったとしても、やはり子ども自身が「幼稚園、すっごく楽しい!」と笑顔で話してくれる姿を見ると本当に安心します

逆に、ママから見れば「英語教育も運動指導も抜群」「園庭が広くて、空調などの設備もしっかり整っている」「先生方がすごく熱心できめ細かい」など幼稚園や保育園に対して高い評価をしていても…。

実際に通う子どもが毎朝登園を渋ったり、幼稚園から帰ってくると疲れていたりすれば親として心配になります。園に対する満足感もそのうち消えてしまうでしょう。

私
幼稚園や保育園に対する満足感は、子どもを通して得られることが多いわね。
ママ友
ママ友
もしも、子どもの姿を見て心配に感じることがあれば、できるだけ早めに園の先生に相談したほうがいいかも!

ここまでミライコイングリッシュがおこなった調査結果をお伝えしてきました。次章では、別の調査結果についても紹介します。

別調査での満足度は半分程度?!

日本総研が2022年3月におこなった「保育の質に関するアンケート調査」によれば、保護者の園に対する満足度は、54.5%であることがわかりました。一方、園の教育・保育方針など項目別の満足度に関していえば、各項目で「満足」と答える人は50%を下回る結果となっています。

日本総研は次のように分析しています。

全体的な満足度よりも項目別の満足度のほうが低いことから、保護者は一見すると満足しているように思えても具体的な項目を挙げて聞かれると、実は「もっとこうしてほしい」という要望は持っていることが窺える。~日本総研:経営コラムオピニオン「保育の質に関する保育者向け・保護者向けアンケート調査結果」2022.8.9付より~

なお「施設にもっと増やしてほしいと思うこと」として、保護者は次の回答を寄せています。

  • 身体を動かすこと(31.2%)
  • 子どもの意見を聴くこと(29.0%)

また「保育者に対して感じる課題」については、以下の内容(多い順)となっています。

  • とくにない(42.5%)
  • 子どもへの接し方(25.7%)
  • 言葉遣い・マナー(18.4%)
  • 子ども一人一人に丁寧にかかわること(16.4%)

子どもへの接し方」については、保育者も課題の第一に挙げており、保護者が一人ひとりへのかかわり方についてニーズがあることがわかります

保護者も保育者も子どもの個性や成長に合わせた支援を求めています。ただ、保護者が保育者からのフィードバックを受けているかといえば、そうでもない現状も浮き彫りになりました。

保護者は家庭でしか子どもの様子を観察できません。園に通う子どもが「どのように過ごしているのか」気になるのは親として当然でしょう。

そのなかで、園の満足度を向上させるとすれば、おそらく保育者と保護者の関係性が重要なポイントになると予想できますね

私
子育てでは、人とのかかわりをより良くすることが重要なポイントね。
ママ友
ママ友
園からのフィードバックが少なくて不安を募らせてしまいそうな場合は、ママの方から積極的に子どもの様子を聞くことも大切ね。

「先生に迷惑がられないかしら」と心配するママさんもいるかと思います。ただ、情報が少ないと感じて不安になるよりは、こちらから歩み寄る姿勢も大切です。子どもの笑顔でママが救われるように、ママの笑顔で子どもも救われるのですから

意外に先生から情報を得たり相談に応じてもらったりすると、自身の悩みが簡単にふっきれるときがありますよ。

まとめ

今回は、「幼稚園や保育園に満足していますか?」といった質問に対する回答結果を見てきました。アンケートの結果、ミライコイングリッシュにかかわるママさんのほとんどが「満足している」ことがわかりました。

理由には「熱心で感じの良い先生がいる」「園の雰囲気が自由でのびのびとしている」「子どもが楽しく通えている」といったものが挙げられていました

「自由な雰囲気のなかで、のびのびと過ごしてもらいたい」「幼児期は遊びを思い切りしてほしい」といった願いをもつママさんが多いこともわかりました。

本記事を読まれてどのように感じられましたか?ご自身と同じ思いをもっていることに安心した方もいるでしょう。

あるいは「アンケ―トにあるように私も、のびのびとやってほしいけれど、ちょっと不安…」と感じるママさんがいるかもしれません。

その場合、自宅で何かしらの取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。その一つに「おうち英語」があります。歌CDやDVD、Youtube動画を活用しながら親子で楽しい触れ合い英語タイムをつくってみるのです。

ミライコイングリッシュでも自宅で楽しく学べる英語教材を提供しております。もしもご興味がございましたら、本サイトよりご連絡くださいね。

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