アンケート「今後学校の英語教育は大きく変わると思いますか?」その2

英語教育は大きく変わらないと考える人も

こちらでは、ミライコイングリッシュが、0歳~6歳までの小さなお子さんを持つママさん達50人に、アンケート調査を行った結果についてお届けしています。独自に、かなり細かいテーマで調査を行っていたりしますので、今回のテーマも含め、様々なテーマについて、是非その回答をチェックしていってくださいね!

世の中のママさん達が、英語教育についてどう感じているのかを知ることによって、自らの考え方が変わるかもしれません。もっと頑張らなきゃ!とモチベーションをアップさせることができたり、逆にこんなに頑張らなくても大丈夫なんだと、安心できるなんて可能性があります。

さて、今回のテーマですが、「今後学校の英語教育は大きく変わると思いますか?」という内容でお届けしています。シリーズ全2回の、2回目となっていますので、1回目と併せて是非、ご欄になっていってください。

1回目では、「はい」と回答したママさん達の意見についてお届けしましたが、今回は「いいえ」と回答したママさん達が、なぜそう回答したのかということについて、深く掘り下げていきたいと思います。


生の英語に触れる機会がなければ上達は難しいのでは

まず、「いくら英語の学習を頑張っても、周囲に外国人がいなかったら厳しそう」…という意見がありました。たしかに、言語というのもは実際にそれを使っている人と、生きたコミュニケーションを続けていかないと、いくら教科書とにらめっこしていたって、全く実践的でない、という部分があります。

現場での英語教育を、会話中心のカリキュラムに変えていこうという動きが見られるようですが、たとえそうだったとしても、家族や先生など、身近な人がネイティブな外国人でない限り、なかなか「英語が喋れるようになる」というレベルには到達しないのでは…?と考えているママさんがいるようですね。

「受験対策としての英語」という前提がある限り、変わっていかないのでは?という意見もありました。

日本においては、英語がどんな高校や大学や企業に入る上でもほぼ必須なわけですが、そこで出題される英語のテストというものが、実践的な会話ではなく、いわゆる「受験英語」でしかないんですよね…。受験英語は、生の英語とは全く別のジャンルであると言い切ってしまっても良いくらい、実践において役に立つことがほとんどありません。

文法や単語や熟語をいかに正確に暗記できているかが勝負の分かれ目なので、このテストで満点を取ることを目標に頑張っていても、実際の英語力は上がっていかないと考えている人が多いようです。

これまでの改革と同じじゃないの?

「これまでにも改革があったけれど、変わっている実感がない」ということで、失望しているママさんもいるようですね…。特に、ゆとり教育について「失敗だった」という認識を強く持っている人が多いようで、だからこそ英語教育改革が行われるなんて言われても「実際のところ、どうなの?」「どうせまたダメなんでしょ」と思ってしまう傾向が見られるようです。

改革といっても、まだまだ英語を始める時期がこれでは遅い!ということで、焦りを感じている人もいるようでした。5歳、6歳…と年齢が上がってくるにつれて、「羞恥心」というものが芽生え始めてしまうため、母国語以外の言葉を人前で話すことについて「恥ずかしい…」なんて抵抗を感じてしまうと、途端に不利になるのでは…?ということが言いたいようです。

これはたしかにそうかもしれませんね。幼稚園生くらいの年齢の子の方が、日本語に対しても、英語に対しても、フラットに「同じ言葉」として捉えられるので、「間違えたらどうしよう」とか「友達の前で話すのが恥ずかしい」という感覚を抱かずに済むのかもしれません。実際、少しでも早い段階から取り掛かった方が、英語力は飛躍的に伸びると言われているようです。

急激に変化はなくても…

「いきなり変わることはなくても、徐々になら変わるのでは?」という意見もありました。個人レベルで大きな改革を行うということは比較的簡単なのかもしれませんが、やはり国全体となってくると、人それぞれペースも違いますし、準備も大掛かりになってくる分、一気に変えるというのは実際問題、難しいというのが現状でしょう。

改革の準備はできているのか

「指導者の準備が間に合っていないので、厳しいと思う」という回答もありました。たしかに、いくら「最先端の教育を行いましょう!」という目標や方針を国が掲げたとしても、それを子どもたちに施すのは、現場の先生達ですからね。

会話中心の授業に移行…と言われたって、肝心の先生が英語ペラペラでなかったら、あまり意味がありません。そもそも、日本人の先生にペラペラの英語力を求めるのは酷な話です。かといって、1クラスに1人くらいの割合で海外の先生を準備するというのも難しい話でしょう。

また、タブレットなどを使った最先端な授業を行う…といっても、これだって、年配の先生には厳しかったりしそうです。学校の先生達は、最先端の機器に関して弱いタイプの人が多いかな…という印象ですから、現場の英語教育に関して、なかなか変わっていかないだろうとママさんが思ってしまうのも無理はありません。

日本人のメンタリティが変わっていかなければ、表面だけの改革をいくら頑張ったところで焼け石に水だと思うという意見もありました。

なるほど…。根本から変わっていかなければ、難しいということですね。

この件についてですが、英語力に限らず、日本人が能力の向上に関してもし伸び悩んでいるのだとしたら「ネガティブで悲観的な性格」というものも、少なからず影響しているのではないかと思われます。

潜在意識に関して研究している人々の間では、心の奥深くで「こうなるだろう」と確信していることが現実になっていくと言われています。

つまり、今回のテーマを例に挙げるとするならば、日本人の多くが「日本人はどんどん英語が喋れるようになっていくだろう」と思えばそうなっていくし、「改革なんかしたって日本人はどうせ英語を喋れるようになんてならない」と思えばそうなっていく、という感じなのです。

まとめ

メンタリティを変えなければ変わらないというのは、ある意味その通りなのですが、もしそのことがわかっているのであれば、「これからは英語が得意になるだろう」と繰り返し思っていくことがとても大事になってきます。

そんなに簡単に信念なんて書き換わらないよ、と思うかもしれませんが、「言霊」という言葉があるように、最初はそう思っていなかったとしても、繰り返し、口癖のように実際の言葉に出し、自分の耳で聞くことによって、潜在意識の世界は徐々に作り変えられていきます。この手法は実際に、プロのアスリートなども使っていることなので、信憑性があります。

ですから、子どもに向かって「あんたはどうせ何をやってもダメなんだから」というようなことを、間違っても口にしてしまってはいけません。逆に、「あなたは何をやってもすごいんだから、大丈夫」というようなことを繰り返し聞かせてあげていくと、その子は実際に、根拠のない自信を持ち始め、何をやってもうまくいくようになっていくのです。

それくらい、暗示の力というものは強烈なので、是非、意識しておいてください。

さて、2回に渡って、日本の英語教育が変わっていくと思うか?というテーマについてお届けしてきましたが、いかがだったでしょうか?最後に、「変わっていく」と思えば変わっていくのだ、という重要なお話もさせて頂きましたが、是非、併せて参考になさってください。