今回は少数派の意見をご紹介!
こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。
ミライコイングリッシュの大好評アンケート、今回のテーマは「幼稚園に外国人に在籍して欲しいですか?」という質問です。
ちなみに、こちらは同テーマの2記事目となっていますので、1記事目の方も是非、併せてチェックをしていってください。
1記事目の方では、外国人に在籍して欲しいと思っている人の多数派の理由について解説しています。こちらでは、少数派の意見や、「いいえ」と回答した人の理由などをご紹介しているので、どちらも参考にしていってくださいね!
アンケートに答えてくれたのは、0歳~6歳までの小さなお子さんを持つママさん達50人です。同世代のお子さんを持つママさんにとっては、気になるアンケート内容となるはず。最後まで目を通していってください!

それではさっそく、気になるアンケート結果を発表していきましょう!
外国のお友達がいたら視野が広くなりそう!

「幼稚園に外国人に在籍して欲しいですか?」という質問に対し、「はい」と回答した人のその他の理由、1つ目は「その方が子どもの視野が広くなるから」というものでした。
日本人だけのコミュニティにずっと所属していると、やはり、まるでそこだけが「世界の全て」であるかのように感じてしまいますからね。もちろん、テレビや動画などでは、日本の他にも様々な国がある、ということを知ることができるわけですが。
実際、身近に外国人がいるのといないのとでは、「本当に日本人以外の人もこの世に存在しているんだ!」ということに対する実感のレベルが全く違ってくることでしょう。
「幼稚園にアメリカの先生が月イチで来てくれるけれど、外国人の生徒も在籍していて欲しい」と願っているママさんもいるようでした。やはり、先生と生徒という関係性だと、どうしてもそこに、なんとなく見えない壁のようなものが存在していしまいますからね。生徒同士という関係性で外国人にいてもらった方が確かに、より身近な存在としてリアルに文化の違いを感じ取ることができるでしょう。
仲良しな外国人がいたら多様性を学べそう!

「英会話は仲の良い友達と話すことによって上達するから」ということを、外国人に在籍して欲しい理由として挙げているママさんもいました。
確かに、先生と英語で会話をしようとしても、緊張してしまったり、子ども扱いされてしまったり、ジェネレーションギャップがあったり、なにかと会話をする上で障壁のようなものがあると言えばありますからね。
友達同士だから、自然と仲良くなりたくて意思の疎通を図ろうとしているうち、気づいたらいつの間にか英語が話せるようになっていた!というのが、最も理想的なパターンなのかもしれません。
「外国人と接することが多様性を身に付ける良い機会になると思うから」と語っていたママさんも。これからの時代は、とにかく多様性を認め、お互いに受け入れるということが重要なキーワードになってきますからね。同じ人種同士、同じ価値観を持つ者同士だけで結束を強め、他を排除しようとする時代はとっくに終わっています。自分と他人は違っていて当たり前!だからこそ楽しい!という感覚を幼い頃から身につけるためにも、外国人が身近に存在してくれているという経験はとても貴重であり、大きいと言えるでしょう。
もはや外国人がいるのは当たり前の時代になる

「これからの時代は国際化社会になっていくから、その環境に慣れるためにも外国人には在籍していて欲しい」という意見もありました。
日本に移住してきている外国人の数は年々増えていますし、観光客も劇的に増加していますから、国際化社会になっていくというのはやはり、間違いがないでしょう。
海外に向けてコンテンツを発信している企業もどんどん増えてきていますし、中には、日本の会社でありながら、社内のコミュニケーションを全て英語で行うというような会社も存在していますから、幼いうちから海外の文化に慣れ親しんでおくというのはとても重要な考え方であると言えるでしょう。
ものすごく熱心に、「外国人の先生も在籍していてくれた方がいい!」と語っているママさんもいました。これは「先生が全員日本人」という環境の中に、ポン!と外国人の子どもがいると、その子に気を悪くしかねないような質問が集中してしまうかもしれないから…というようなことを憂慮しての意見、ということのようでした。外国人の先生もいて、さらに外国人の子どももいるというような状況の方が、確かにそれを「当たり前のこと」として受け入れるまでのスパンは短くて済むでしょうね!

「子どもの頃から異文化に慣れ親しんでおくことが、将来役に立つだろうから」というような意見や、「差別意識を持たないようになると思うし、外国語に対する意識も変わるだろうから」というような意見も見られました。自分と、姿形から、雰囲気から、考え方から、何もかも違っている人に、幼い頃に出会っておけば、免疫ができるといった感じですよね。
ある程度大きくなってから、自分とは異質な存在に出会ってしまうと、受け入れるのが大変になってしまう…という問題は、確かに起こり得ると思われます。
日本人同士でも価値観の違いは存在する
この理屈は、何も海外の人に対してだけ適応される、というものでもないでしょう。突き詰めて考えれば「結婚」だって、異文化との触れ合いのようなものですからね。
もちろん、日本人同士の結婚であれば、ある程度共通している部分は大きいのかもしれませんが…。全く同じ価値観を持った者同士が結婚するということは、ほぼ「あり得ない」と思っておいた方がいいでしょう。
たとえば、疲れた時にスッとタクシーを拾って颯爽と自宅に帰るような家庭で育ったのか、それとも、新幹線に乗るのすら節約して深夜バスで大移動をするような家庭で育ったのか、といった背景は、その人の金銭的価値観に大きな影響を与えることでしょう。
そして、そういった金銭感覚の違い1つをとっても、人は「この人とは価値観が合わない!」と人は感じてしまうものです。
そんな時、自分が正しくて相手が間違っている、というような画一的な判断をして、すぐに相手を排除しようとしてしまうのではなく、違うからこそ、一緒にいる価値がある…とか、違っているからこそ、お互いを受け入れる修行ができる…というような発想を持って、誰とでも仲良くしていくことは、とても大事な人間関係の基礎になるわけです。
「いいえ」と回答した人の気になる意見は?

ちなみに、「いいえ」と回答した人の意見をご紹介しますと、「在籍しているからといって特別、英語が喋れるようにはならないだろうから」というような意見や「外国人の文化に幼児期から触れてしまうことが、性格に悪影響を及ぼさないか心配だから」というような意見が寄せられていました。
いいえと回答した人の多くは、「何がなんでも在籍していて欲しくない!」と思っているわけでなく、「あえて、どうしてもいて欲しいとは別に思わない」といった程度の気持ちで「いいえ」と回答しているのでしょう。
悪影響を及ぼすことを懸念している人は、過去に何らかのネガティブな情報を目にしたか、トラウマがあってそのような意見を述べているのかもしれませんね。
まとめ

基本的に、ほとんどのママさんが、幼稚園に外国人が在籍しているということに対し、価値観の幅が広がり、多様性を知ることになって良い!とポジティブな印象を抱いているようでした。この記事を読んでいるママさん、パパさんはいかがでしょうか?
