はじめに
グローバル化が進む現代、できるだけ早めに英語に触れさせたいと考える親御さんは多いことでしょう。小学校高学年でも英語が必修化となり、英語の早期教育はますます関心が高まっています。
このような背景のなか英語学習で大切にしたいのは、子どもが英語に興味をもち楽しみながら学ぶ姿です。親や先生が「英語は絶対必要!だから覚えなさい」というスタンスで英語を学ばせようとすれば、子どもは抵抗感を強くもつでしょう。
今回は英語学習を楽しく進められるおもちゃを年齢(0歳~6歳児)に分けて紹介します。英語の音やリズム感に親しみ、自然に語彙やフレーズを覚えていけるようなおもちゃをピックアップしました。
まずは、英語学習におもちゃを使うメリットを解説します。続いて年齢別におすすめのおもちゃを紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
英語学習におもちゃを使うメリット
子どものころにおもちゃを使って英語学習をするメリットは次の4点が挙げられます。
- 楽しく英語を学べる
- 英語の音に親しめる
- みずから体験しながら学べる
- 英語が好きになる
学ぶ楽しさがなければ子どもは長続きしませんが、おもちゃや学習玩具を使うことで、子どもは楽しみながら英語を覚えられると考えられます。
”勉強”という意識もなく、遊びながら英語の音やリズムなどに親しめるのは乳幼児期。小学校に入れば”勉強”の要素が多分に加わりますから、体験し遊べる乳幼児期に英語耳や英語脳を育てたいものですね。
「英語大好き!」「英語を使えるとなんだかワクワクする!」などポジティブな思いを育てるためにも、おもちゃは子どもにとって大切な英語教材といえるでしょう。
それでは、早速年齢別におすすめの英語おもちゃを紹介します。
【年齢別】英語学習におすすめのおもちゃ
では、早速年齢別(0歳~6歳児)のおすすめおもちゃを紹介しましょう。ここでお断りしたいこと…たとえば「3歳児のおもちゃ」とあれば、3歳のころだけに有効、というわけではありません。
3歳前あるいは小学校に入学後も継続して楽しめるおもちゃもあります。年齢別にあまりこだわることなく、子どもの様子を見ながらしたいように遊ばせてみましょう。
おもちゃを有効活用したい!より英語が身につく方法は?
お子さんへの英語教育が将来の役に立つものとなるには、何といってもコツコツと、長く続けていく「習慣づくり」が大切です。
その為に、子どもが英語を好きになれるかが何よりも大切だといえるでしょう。
おもちゃは『楽しい!またやりたい!』という子供の気持ち・やる気を引き出すのにはとても有効なツール。しかし『身につく英語が学べるか?』という点においては、使うおもちゃによるという側面もありますね。
そこで、『英語のインプットに適した教材』を併用することをおすすめします。
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0歳児の特徴とおすすめのおもちゃ
0歳の赤ちゃんが英語を学ぶ効果は英語耳をつくること。アメリカのパトリシア・クール博士は「赤ちゃんは語学の天才」といっています。
会話にあるように、赤ちゃんは8ヶ月から10ヶ月の2ヶ月くらい間に見事な統計処理をし「これから自分が使うであろう言語の音」を振り分けているのです。
つまり、最初の誕生日を迎えるころまでに、心地よい英語シャワーを赤ちゃんに浴びせるのは「日本語の音だけしか聞こえません」という状態を回避できるといえるでしょう。
赤ちゃんに無理やり「聞かせよう、覚えてもらおう」と肩に力を入れる必要はありません。ママは赤ちゃんとの時間を一緒に楽しんだり、愛おしんだりする姿勢でいることが大切です。
※赤ちゃんのころの英語聞き流しに関するこちらの記事もよろしければお読みください。
フィッシャープライス(fisher price) おして! しまうまくんのバイリンガル・ウォーカー
対象年齢 | 6~36ヶ月 |
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内容 | ABCと数え歌を学べる |
特徴 | 赤ちゃんのあんよの練習になる/歌のつかみやすい取っ手付き |
赤ちゃんが指や身体を動かしたり遊んだりしながら英語と日本語を学べるウォーカーです。おすわりでもあんよでもOK!
しまうまくんがエールを送ったり、メロディやサウンドが聞こえてきたり…。また歌の絵本のページやボタンを押すと、ABCの歌と数え歌がスタートします。
フィッシャープライスバイリンガル・ゲームコントローラー
対象年齢 | 6~36ヶ月 |
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内容 | おしゃべりやメロディが流れて楽しく学べる |
特徴 | ボタンやキー、スティックを押すと数や文字などを教えてくれる |
2つのモードでたくさんの手遊びができます。細かな指の動きを必要とするおもちゃは、脳の発達を促します。
ボタンを押すと光ったり音が鳴ったり…。音の大きさは大きすぎないため安心です。同じボタンを押しても3種類の音声が聞こえてきたり、日本語の後に英語で発音してくれたりするなど工夫されています。
VTech Baby Peek and Play Baby Book 音の出る赤ちゃんの布絵本
対象年齢 | 0歳~ |
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内容 | キャラクター、動物、色などを紹介してくれる |
特徴 | 音の出る赤ちゃんの布絵本/6つの柔らかい布ページに写真とインタラクティブ(双方向にやり取りできる)機能付き |
こちらの布絵本は赤ちゃんを興味づける機能が散りばめられており、ページには楽しいサプライズが待っている布製の開閉機能が含まれています。
3つの布ボタンでキャラクターや動物などが紹介され、50以上の音楽や歌、フレーズなどを再生してくれます。持ち運び用のリングが付いているため、ベビーカーに付けてのお出かけもOKです。
続いて1歳児に合うおもちゃの紹介します。
1歳児の特徴とおすすめのおもちゃ
生まれてから1歳までは成長の著しい時期。歩き始めるようになると運動量が増え、とても活発になります。また身体の成長や運動機能に合わせて、好奇心も高まる時期です。
生まれた直後から2歳ごろにかけては視覚・聴覚・触覚や言葉理解などの部分が成長するそうです。
1歳児は音楽やリズム、音が出てくるおもちゃであれば興味を示し、英語のリスニング力を伸ばすことができる時期ですが、難しすぎてもよくありません。子どもが英語で楽しく遊べるおもちゃを探してみましょう。
※1歳児の英語教育については、こちらの記事も参考にしてみてください。
フィッシャープライス スマートステージ・バイリンガル・チェア にこにこ!ラーニング
対象年齢 | 1~3歳 |
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内容 | 座ったり立ったりすると日本語と英語の歌が流れる |
特徴 | 五感を刺激/年齢に合わせてレベル切り替え付/好奇心を高める仕掛け |
遊びながら日本語と英語を学べるのが特徴です。座ったり立ったり、あるいは絵本をめくったり座面を開閉したりすると、50以上の歌やおしゃべり、クイズが日本語と英語で流れます。
月齢、年齢に合わせて歌やフレーズ、サウンドをレベルアップできるため長く愛用できるでしょう。
ディズニー はじめて英語 ディズニー&ディズニー・ピクサーキャラクターズ おしゃべりいっぱい!ガチャ
対象年齢 | 0~7歳 |
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内容 | 英語3曲&メロディ2種/90種の音声(日本語45+英語45)+キャラクターの声33種 |
特徴 | 英語モードと日本語モード切り替え/難易度に合わせて遊べル/ボールを使って遊ぶ |
ついつい何度もくり返して遊びたくなるボール遊びのおもちゃです。レバーを引くとボールが出てきて、遊びながら英語の数字や数え方、色の名前を覚えられます。
ワールド・ファミリーの幼児英語教材「ディズニー英語システム」の歌が入っており、ディズニ―キャラクターが大好きなお子さんが楽しみながら歌を覚えることでしょう。
Pinkfongベイビーシャーク サウンドブック
対象年齢 | 0~7歳 |
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内容 | 英語音声読み上げ絵本/ベイビーシャークの曲入り |
特徴 | 魅力的なボタンで作動するボードブック/ボタンを押すと曲が流れる |
1歳の子どもにやさしい作りで、小さな子どもの手に合わせて作られたアイテムです。
カラフルなイラスト付きで子どもの興味を引き付けます。ボタンを押すとベイビ―シャークの曲が流れる仕組みで、お気に入りの歌を覚えられるでしょう。
続いて2歳児のおもちゃ紹介です。
2歳児の特徴とおすすめのおもちゃ
2歳児は、少しずつ話を始めたり走ったりすることができる時期です。また、生活に必要なお着替えや靴を履いたりトイレトレーニングなどが進んできたりします。
ただ一方で2歳児は、知らない言語に対する抵抗感をもたないため、適切な学習方法で英語を取り入れれば日本語以外の言語の聞き取りがしやすい時期ともいえます。
1歳児と同様に、英語の音やリズムなどを楽しめるおもちゃを活用して、英語に少しずつ触れさせていきましょう。
※2歳児の英語教育や学習法についてはこちらの記事もよろしければお読みください。
ローヤル さわって! バイリンガルずかん
対象年齢 | 18ヶ月から |
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内容 | 日本と英語のおしゃべり図鑑 |
特徴 | タッチペン不要/指で触るだけで図鑑がおしゃべり/3モード切り替え/サウンド85種類/ことば460種類以上 |
子どもが操作を楽しみながら日本語と英語の音声を学べるおもちゃです。単語モード(イラストの単語とサウンド)、おしゃべりモード(イラストの説明とサウンド)、サウンドモード(イラストについてのサウンド)の3モードで飽きることなく学べます。
また、星のメロディボタンを押すとピカピカ光りながら2曲の楽しい歌が流れるなど、子どもが楽しく遊べる要素が盛り込まれています。
リープフロッグ ラーニング フレンド 100 ワード ブック
対象年齢 | 18ヶ月から |
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内容 | 専門家によって選ばれた100語/英語とスペイン語の単語や歌など |
特徴 | 3つのプレイモード/英語またはスペイン語のみ |
こちらの商品は、専門家による選りすぐりのワードを100個学べるおもちゃです。なんと英語だけでなくスペイン語の単語を知ることができ、3つのプレイモードで遊びながら学べます。
持ち運びができるため、お出かけの際に気軽に使えます。ただ、言語はすべて英語またはスペイン語で、和訳はついていない点をご承知おきください。
VTech ペッパピグ PeppaPig 学習&発見ブック
対象年齢 | 2~5歳 |
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内容 | 家族と一緒に一日についての物語を読める |
特徴 | キャラクターの本物の声//4つの学習モードを検索できる |
使いやすいインタラクティブ(双方向機能付き)ブックで、14ページからなっており、文字、音楽、ストーリー、ページ上でのオブジェクトを検索できるようになっています。
また、ぺッパ家族の声は本物!楽しいサウンドとフレーズで物語の世界を楽しめるでしょう。
さて次は3歳児の英語おもちゃについて紹介しましょう。
3歳児の特徴とおすすめのおもちゃ
3歳になると運動能力と脳機能の発達が大きく、小さな数を自分で数えたりごっこ遊びをしたりするなど、生活に必要なことを一人でできるようになります。
また、自分が今何をしたいのか「あれしたい」「これはいやだ」などの表現をするようになるのも3歳児。
このため、3歳児から英語学習を始める際は、子どもに無理強いさせないことが大切なポイントです。その点、おもちゃは誰もが楽しめる”隠れた教材”としておすすめしたいところ。
3歳児は手先も非常に器用になりますから、指先を使う操作性のあるおもちゃを選ぶのもいいでしょう。後述する4歳児以降のおもちゃも参考に、お子さんと相談しながら選んでみてください。
※3歳児の英語教育や学習法については、こちらの記事もぜひ参考になさってください。
Alphabet Apple(N)「アルファベットアップル(N)」
対象年齢 | 2~5歳 |
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内容 | アルファベットの音やライトアップボタンでスペルを教えてくれる |
特徴 | 8つのモード/自動電源OFF機能/音声ボリューム調整 |
こちらのおもちゃは2歳から使えるものですが、3歳児も充分に楽しめるでしょう。アルファベットの発音だけでなく、時計の読み方や動物の単語・特徴、音楽を楽しめるおもちゃです。
また、ライトアップボタンで効果的に英語を学習できるのも特徴です。スペルに興味をもつようになればヒントをもとにスペルの順番を覚えられます。
アンパンマン おしゃべりいっぱい ことばずかん
対象年齢 | 3歳以上 |
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内容 | ことば、英単語、二語文も学べる |
特徴 | おしゃべりの数は2200種類以上/二語文対応 |
おしゃべりの数は日本語1400語、英単語800語以上。アンパンマンたちが動物や乗り物のほか、家の中のもの、あいうえお、数や形などをたくさん教えてくれます。タッチペンのスイッチを切り替えれば英語モードに!アルファベットを探すゲームもあります。
ほかに「ごはん、たべる」などの二語文(350以上)にも対応しており、遊びながら語彙力を増やせるおもちゃといえるでしょう。
マジカルプレイタイム 日本語英語ことばがいっぱい!ペンでタッチ!ドリームおとずかん
対象年齢 | 3歳以上 |
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内容 | 日本語・英語の両方を学べる |
特徴 | ネイティブスピーカーの音声/タッチペンを介して好奇心を刺激 |
3歳の子どもには早いかもしれませんが、幼児期に覚えておきたい言葉を大量に収録しているため、長く使えるおもちゃです。
日本語と英語の両方を学べ、その数なんと日本語1150種類以上・英語1000種類以上!キャラクターボイスも230種類、音やメロディも400種類以上を収録しています。
英語音声はネイティブのため正しい発音を学べるでしょう。また、音と文字とのつながりを自然に認識できる作りになっており、遊びながら文字に親しめます。
さらに、鍵開け遊びやキャラクター探し、一緒に歌おう!などのお楽しみも用意されており、飽きることなく楽しめます。
LITTLE BUD KIDS フォニックスキューブ
対象年齢 | 3歳以上 |
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内容 | 遊びながらフォニックスを学べる |
特徴 | ブロックを回して3音から成り立つキューブでスペル練習/裏面は写真・文字付印刷 |
小さいころからフォニックスを学び続けている子どもに、自然な流れで文字に親しませたいと思う場合におすすめしたいおもちゃです。ブロックを回して「子音・母音・子音」の3音からなる単語を作って音をつなげて読む練習に使えます。
キューブ5個、フラッシュカード30枚、アルファベット音カード、携帯用バッグのセットで日本語のガイドブック付き。音の結合や押韻、つづりなどを体感的に学べます。
続いて4歳児のおすすめおもちゃを紹介します。
4歳児の特徴とおすすめのおもちゃ
4歳児は、語彙も増え、日常会話での親子のやり取りがさらに増える時期といえます。3歳のころよりも運動機能が発達し平衡感覚もついてくるでしょう。また、認知機能が発達するにつれて言語力も向上します。
ただ、会話にあるような文字学習に関しては無理強いしないようにしましょう。
英語の習得をめざす際は、音声のインプットに重点を置きつつ、音から文字へ自然につなげられるような活動をいれるのが有効です。その活動に、今回ご紹介するおもちゃを取り入れてみてください。
※4歳児の英語教育については、こちらの記事も参考にしてみてください。
エドインター 木のパズル A・B・C
対象年齢 | 3歳以上 |
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内容 | アルファベットピースをはめ込みながら確認できる |
特徴 | 可愛いイラスト/白木ボード/ヨーロッパ玩具安全規格(EN71)適合品 |
こちらは3歳から使えるパズルで、英語の文字に興味を持ち始めたり、フォニックスを学び始めたりする子どもにおすすめです。パズルピースはカラフルで見た目にかわいく、指にも優しい素材で作られています。
ピースをはめ込む穴にはイラストと英単語が書かれているため、フォニックス音と文字へのつながりを遊びながら覚えられます。U-u-umbrellaのようにいいながらはめ込む練習をすると手と指を使いながら理解を深められるでしょう。
学研のあそびながらよくわかる えいごタブレット
対象年齢 | 3歳以上 |
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内容 | 英語の発音やフォニックス、英会話などが学べる |
特徴 | ネイティブの声で聴ける/らくらくタッチキーで押しやすい/液晶パネル付き |
こちらのおもちゃには液晶パネルが付いており、発音やフォニックスがネイティブの発音を聞くことができます。英語の音になれて真似しながら正しい発音を身につけられるでしょう。
また、英会話も学べるため、応用的に学びたい場合に便利です。日常会話についても、イラストがついているため子どもの理解を補えるでしょう。
BS タブレットでABC! BABY SHARK Tablet
対象年齢 | 3~5歳 |
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内容 | 歌付きメロディで楽しくアルファベットや英単語を学べる |
特徴 | タブレット型/英単語・数字・音階遊びができる/ゲーム問題もすべて英語 |
音を聞きながら楽しく英語を学べるおもちゃです。描かれたイラストの英単語や数字のほか数字アイコンで音階遊びもできます。
また「どこにあるかな?ゲーム」では、問題で遊びながら英単語が学べるため、ゲームやクイズが好きな子どもの興味を引き付けるでしょう。
くもん出版 タッチで聞こう! えいごかるた
対象年齢 | 3歳以上 |
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内容 | 英語の歌や単語の音声を聞ける |
特徴 | 音声ユニットにカードをタッチ/モード切り替え可能 |
こちらのおもちゃは、音声ユニットにカードをタッチして英語の音声を聞けるおもちゃで、操作は難しくありません。子どもが慣れれば集中して遊べるでしょう。
単語の意味やスペル、発音をつなげて覚えることができます。「かるたモード」「クイズモード」などで遊びながら英単語に親しめるでしょう。
1人はもちろん家族や友達と複数ですべてのモードで遊べるのもうれしいですね。
続いて、5歳児におすすめのおもちゃを紹介します。
5歳児の特徴とおすすめのおもちゃ
言葉を自由に使えるようになるのは一般的に4歳児ころで、文字に対する興味も高まってきます。5歳のころから文字を書くことに興味を持ち始める子がいるかもしれません。ただ、文字に興味がないからといって無理強いしては、子どものやる気をそいでしまいます。
今回紹介するのは、フラッシュカードやペンなど道具を使いながら文字に親しめるおもちゃ(学習玩具)です。音に親しむ時間や場をつくりながら、楽しみながら文字を覚えていけるようにサポートしましょう。
フラッシュカード 英語 750枚セット
対象年齢 | 3~6歳 |
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内容 | 英単語を覚えられる |
特徴 | フラッシュカード750枚/シンプルなイラストや写真/丈夫な厚紙/最重要単語&表現が800以上 |
フラッシュカードを使って英語学習をすると、英単語や関連語を瞬時に引き出せるようになり、スピーキング力を高めると考えられます。また、右脳の働きが活性化され学習効果が各段に上がります。
フラッシュカードはさまざまなゲームに応用でき、たとえば神経衰弱、カード合わせ、カルタ取りなど複数人でも楽しめます。携帯にも便利であるため、お出かけ時に退屈に感じる場合に活用してみましょう。
リープフロッグ Mr. Pencil’s Scribble & Write
対象年齢 | 3歳以上 |
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内容 | アルファベットの大文字・小文字・単語のスペルや発音を覚えられる |
特徴 | アニメーションで教えてくれる/スタイラスペンで楽しくライティングを習得 |
こちらのおもちゃは、お絵かきから始めて、アルファベットの大文字や小文字のかき方を教えてくれる優れものです。液晶画面にペンで書きながら正しく覚えることができます。
そのほか、数字や形、単語のスペルなども学べます。アニメーションが学習のサポート役になっているため、子どもは楽しみながら学習内容を身につけられるでしょう。
BOHS アルファベット文字ワードカード英語ABCビルダー
対象年齢 | 3歳以上 |
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内容 | 文字認識、スペル、単語のつづり方などを学べる |
特徴 | 外見がタイプライター/52キューブ/60両面プリントカード付き |
子どもがアルファベットを簡単に拾いながら学べるように作られたおもちゃです。見て綴ったり隠されたつづりに回答したり…。一人でも学べますが、複数人でゲーム形式で遊べます。
単語の意味やスペルを理解したら、新しい単語を学習できます。子どもは集中して文字のつづり方を考えたり正しいつづり方を見つけたりする作業を楽しめるでしょう。
ペンがおしゃべり! 小学えいご絵じてん800
対象年齢 | 5~12歳 |
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内容 | 800単語や600フレーズを学べる |
特徴 | 絵じてんとワークブック2冊/音声ペン/読む・聴く・話す・書くの4技能が身につく |
5歳から小学校高学年まで使える学習玩具です。英検に出てくるフレーズも満載で試験対策としても使えるでしょう。また、小学生が日常的に使う単語やフレーズを掲載しており「自分のことを表現する」ために役立つ内容となっています。
音声ペンは、絵や文字をタッチすれば音声がすぐ聞けます。録音機能もついているため、自分の発音を何度でも確認できます。
なお、こちらのシリーズには「ペンがおしゃべり!ベビー&キッズえいご絵じてん500&22SONGS」(対象0歳~低学年まで)もあります。レベルに合わせて購入を検討してみてください。
最後は、6歳児におすすめのおもちゃの紹介です。
6歳児の特徴とおすすめのおもちゃ
小学校に入る前後は子どもに大きな環境の変化が起きるため、なかにはストレスを抱える子どももいるでしょう。この時期にいきなり「ノートにアルファベットを書かせる」のはおすすめできません。
成長段階や特性に合わせて、子どもが楽しみ、夢中になれるようなおもちゃや学習玩具を選んでみましょう。
スキルアップ タブレット パソコン Spica note ( スピカノート )
対象年齢 | 6歳以上 |
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内容 | 英語、ゲームプログラミング、ナゾトキ、パソコンスキルが学べる |
特徴 | 本格派タブレットパソコン/70アプリ145メニュー以上/アプリはプロが監修 |
アプリはプロが監修しており、英語はECC、ナゾトキは東大松丸式の松丸亮吾氏、パソコンスキルはマイクロソフトが担当しています。
英単語は170語以上で音声認識機能搭載、発音練習も可能!ゲームプログラミングでは自分でキャラを作って遊べます。ナゾトキは楽しくゲームをしながら考える力を養い、パソコンスキルについては、ExcelやWord、PowerPointの特徴を体験できます。
タブレット型でもパソコン型でも使用できます。アウトカメラ&インカメラも搭載されており、マイパソコンをもちたいおこさんの最初のステップとしておすすめの一品です。
なお、6歳以上ではありますが、実際に4、5歳の子どもも楽しめるようです。お子さんの様子を見ながら与えてみましょう。
対象年齢 | 6歳以上 |
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内容 | 英語の聞き取り練習になる |
特徴 | 7つの英会話パターン/手のひらサイズ/英語で声かけするとダンスする |
こちらは6歳以下の子どもでも充分に楽しめるロボットで、英語の聞き取り練習ができます。7つの英会話パターンで話しかけたり呼んだりすると、質問に答えてストーリーを教えてくれます。
いつも一緒に行動できるサイズで、英語で語りかけるとダンスしながら歌ってくれます。簡単録音、リピート機能も搭載されており、LEDアイがピカピカして表情を変えるのも愉快です。
【音が出るペンでフォニックス】オトデルペン Tap&Talk3セット
対象年齢 | 年長~ |
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内容 | 音の出るペンでフォニックス、リスニング、スピーキングが学べる |
特徴 | 音の出るペン/ネイティブの発音/英単語1000以上 |
音の出るペン「オトデルペン+Tap&Talk」で英語の音を聞き取ったり話したりする力を養える教材です。テキストが付いており、ペンでテキスト内のスピーカーアイコンやイラストをタッチするとネイティブの発音が聴けます。
こちらで紹介した年長以上のほか、年少・年中対象のセットがあり、年少「Tap&Talk1」のセットを購入するとシリーズ2と3セットは、テキストのみを追加購入すればOK!
また3冊のテキストを通して学べる単語は約1000語で、演習用の指示文も英語と日本語の選択ができるようになっています。ペン本体に録音機能が付いているため発音練習や学習記録をつけることができます。小学校に入ってからも使えるアイテムです。
ラーニングリソーシズ (Learning Resources) 英語ゲーム パチン! と叩こう 英語かるた
対象年齢 | 5歳以上 |
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内容 | 楽しみながら英単語を覚えたり読んだりできる |
特徴 | ハエたたきでカルタゲーム/厳選された英単語220語/レベルごとに色分け |
Sight Word SWAT!は、ハエたたきで英単語カードをパチン!とたたくカルタゲーム。本を読み始めたお子さんのリーディング力を向上させたり活字に慣れさせたりするのに役立つでしょう。
カードには両面で220もの単語が書かれており、それらの単語は子どもたちが読む本に頻出する単語ばかり。
また、カードはレベルごとに色分けされているため、難易度を挙げながら飽きずにゲームを楽しめます。
英語学習でおもちゃを選ぶ際に気をつけること
小学校入学時までのおすすめしたいおもちゃや学習玩具を紹介しました。ここでは、英語学習でおもちゃを選ぶ際の留意点について解説します。
最初にお伝えしたように、英語学習でおもちゃを選択する際に大切なのは次の4点です。
- 楽しく英語を学べる
- 英語の音に親しめる
- みずから体験しながら学べる
- 英語が好きになる
これらの点を意識しつつ、下記の3点を留意点として挙げたいと思います。
- 安全面に気をつける
- できるだけ親子で一緒に楽しむ
- 子どもの興味に合わせる
上記の3点について順に解説します。
安全面に気をつける
赤ちゃんや小さい子どもがおもちゃを買う際は、おもちゃに表示されている対象年齢を必ず確かめましょう。とくに赤ちゃんはものをなめたり、何でも口にしてしまったりするため注意が必要です。
なめても安心なもの、口に入れても大丈夫なものを選んだとしても、目を離せば何が起こるか分かりません。赤ちゃんにおもちゃを与える場合は、親が必ずそばに付き添うようにしましょう。
できるだけ親子で一緒に楽しむ
子どもが小さければ小さいほど、親子で触れ合いながら遊ぶ時間は大切です。先ほどお伝えしたように安全面に配慮する意図に加えて、コミュニケーションを取りながら進めた方が習得が早い点が理由に挙げられます。
このように、親が子どもの様子や声に反応したり温かい言葉かけをしたりするなど、人とやり取りするなかで子どもの言語力は伸びていきます。
子どもの興味に合わせる
今回紹介したおもちゃは年齢別に分かれていますが、おもちゃの対象年齢にこだわり過ぎず、目の前の子どもの姿をよく見て選ぶようにしましょう。
子どもが文字に興味をもっていないのに、アルファベットを読んだり書いたりできるおもちゃを選んでも遊ばないかもしれません。
まずは、音やリズムにたくさん親しませます。充分にインプットできれば「英語の文字にそれぞれ音があり結合させていくことで単語が生まれる」ことを自然に理解できるようになるでしょう。
また、タブレットや音声ペンを使って遊ぶ(学ぶ)のが好きな子がいれば、家族や友人と一緒に、かるた取りゲームやたからさがしゲームで身体を使って遊ぶのが好きな子もいます。
子どもの自我意識が芽生えると、好き嫌いもはっきり親に伝えるようになります。このため、親子でコミュニケーションを取りながらおもちゃを選んだり、一緒に遊び方を考えたりすることも大切です。
それでは、英語学習につかえるおもちゃについてまとめてみましょう。
まとめ
英語の力を伸ばすには、習慣化させるのが大切です。楽しめるおもちゃであれば長く使えます。長ければ長いほど英語を習得するのに必要なリスニングやスピーキング、読み書きなどの力が自然に養われるでしょう。
そのため、子どもの特性や成長過程に合うおもちゃや学習玩具を選ぶのをおすすめします。今回紹介したおもちゃのほかに、知覚や指先の発達に役立つパズルやブロックなどを取り入れるのもいいですね。
また、文字に興味をもち始めたとはいえ、読み書きだけに焦点を当てずリスニングの時間を継続して設定するようにしましょう。たとえば、文字タイピングに夢中になり過ぎる子どもには、一日のどこかの時間を使って歌CDを聴かせるなど工夫してみます。
今回の記事を参考にして、子どもがおうちで楽しめる英語プレイタイムを作ってみてください。