ライバルのお友達がいるのっていいこと?

素敵なお友達がいるのは嬉しいけれど

お子さんと二人三脚、三人四脚で英語学習を頑張っておられるママさん、パパさんへ。

我が子に英語能力を伸ばしてもらうべく、飽きずに継続していけるようサポートするのって、とても根気のいることですよね。そして、想像している以上に繊細なことでもあります。

なぜ繊細かって、子供の心がまるでガラスのように壊れやすかったりしますからです。ちょっとした事件や、ほんのささいな一言がキッカケで、「もう英語やりたくない」なんて言われてしまう可能性が常にあるわけで、これを避けるのはなかなかに神経の要ることだと思いませんか?

多感な時期の子供と、毎日お互いに100点の状態で心の交流をするなんて、そんなに簡単にできることではないでしょう。

たとえば、こんなパターンで悩んだ経験はないでしょうか?

この漫画のママさんは、あることが気になっているようです。

そのあることとは、最近一緒に英語学習を始めた、子供の「お友達」の存在。ニコニコと手を振っていて、明るく挨拶してるこの子は、とてもいい子に見えますし、子供同士の関係も一見すごくうまく行っているように見えますよね。

一緒に英語学習を始めたことで、モチベーションだって高まっているでしょう!1人だと「今日は休もうかな」なんて思ってしまうかもしれないところ、この子の存在があるおかげで「あの子に会えるから、今日も英語頑張ろう!」なんて思えているのかも。

ところが

お友達は、とても頭が良いとのこと。このママさんの悩みの種はそこにあるようです。頭の良さにも色々ありますから、他の勉強ができるからといって英語をすぐにマスターできるかどうかは未知数ですが、もし、我が子より何倍もスピーディーに英語をマスターしていったらどうしよう、ということをこのママさんは心配しているようです。

お友達が優秀なのは誇らしいことですし、憎たらしく思ってしまったり、嫉妬してしまったりするようなことはなかったとしても、もしそのせいで自分の子供が「どうせ僕なんて、あの子と比べたら」と卑屈になってしまったらどうしよう、やる気を失ったらどうしよう!なんて考えているようですね。

ひょっとすると、ママさん自身、過去にそういった経験があったのかもしれません。同じ道を志しているのに、猛烈にデキる仲間が1人でもいると、途端に自分自身が虚しく思えてしまい、何もかもやりたくなっくなってしまうことって、誰にでも多かれ少なかれ、ありますよね。

小学校の時に超優秀と言われていた子でも、中学校へ行ったらもっと優秀な子が現れてしまうパターンは、超あるある。それがキッカケで、急にグレ始めてしまうパターンもあるでしょう。

上には上がいるものなので、この感覚が「全くわからない」という人はいないはず。英語に関しては常に成績トップでも、オシャレの仕方がよくわからない子や、センスのある会話の仕方がわからない子、異性にモテる方法がわからない子などはいるものです。皆、何かしらで必ず他人と比較して劣等感を抱きながら生きているんですよね。

他の子と比べられるのは誰にとっても辛い事

子供にとっては幼稚園や学校に通い、お友達と接することが当たり前。すると、どうしても「比べられる」というシチュエーションが日常茶飯事になってしまいます。

あの子はあの子、自分は自分、と達観して考えられる落ち着いた性格の子ならいいですが、大人でさえ人と比較されることは辛いことなのですから、小さな子供にそんなハイレベルなことは期待しない方がいいでしょう。

つまりは、「どうしてあの子みたいに頑張れないの?」とか「◯◯くんは、もうあんなことまでできるのに」というように、他人と比較する言い方は決してしないであげてくださいね!とお伝えしたいわけです。

他の子と比べて、自分の方が遅れを取っているな、と感じてしまう時、そのことを敏感に察知し、心を痛めているのは、誰よりも本人自身です。自分で自分を責めてしまっている時に、周囲の大人から「どうしてあの子に出来ることがお前にはできないんだ」なんて言われてしまおうものなら、その言葉はナイフのように突き刺さり、すっかりトラウマになってしまうでしょう。

だからこそ、大人はちゃんと大人らしい立派な考え方をし、子供に対していつも元気が出るような励ましの言葉を伝えてあげなくてはなりません。

人にはそれぞれ個性があり、得意なことも苦手なことも1人1人違うのですから、「◯◯ちゃんには、たくさんいいところがあるんだし、そのままでいいんだよ」と伝えてあげたいですよね。

ライバルのお友達の存在がどうしても気になるようなら、少し距離を置くのもアリかもしれませんが、やはり一緒に切磋琢磨できるかけがえのない仲間がいるというのは、その子にとって財産です。悪い影響だけでなく、良い影響もたくさんあるはずですので、是非、その方向で信じてみてください。

他の子を見下さないよう教えてあげることも大切

ところで、この記事ではお友達の方が優秀で悩んでしまうパターンについて中心にお伝えしてきましたが、これとは逆のパターンで悩み、神経をすり減らしているママさんも密かに多いかもしれませんね。

自分の子供が、他の子より優秀なのは、とても誇らしく鼻の高いことかもしれませんが、そのせいでやっかまれてしまったり、イジメの対象になってしまう可能性だってあるわけですからね。出る杭は打たれる、なんて言いますから、極端に優秀なのも、それはそれで決して楽なことではありません。

子供が優秀過ぎる場合、それはそれで、正しい接し方について親としては意外に苦戦するはず。勉強ができるからといって、ドラえもんに登場する出来杉君のように、性格まで生まれた時から完璧に仕上がっている子ばかりとは限りません。こばかりは、仕方のないことです。故に、我が子が他の子をバカにしたり、見下したり、イジメたりしないかどうか、ハラハラしているママさんやパパさんもいるのでは?

ただ、そんな苦難があるからこそ、人生は素晴らしいのかもしれません!辛い体験や、切ない経験をするからこそ、心が鍛えられる部分もありますし、多少の挫折や失敗はあったっていいでしょう。子供が大人を信じられなくなってしまような、致命的な言葉さえ言わないようにし、いつも「幸せになって欲しい」と願っていれば、大丈夫!英語学習を含め、数学にしても、国語にしても、理科にしても、社会にしても、伸び伸びと頑張ってもらいましょう。

まとめ

さて、それではこの記事でお伝えさせてもらったことを、最後にまとめていきます。

英語学習を一緒に頑張れるお友達がいるのは、とても素晴らしいことです。ただし、習得するスピードは1人1人違うのが、当たり前。そこで気になるのが、我が子とお友達の英語能力の「差」でしょう。

親としては、他の子が自分の子よりも早いスピードで英語を習得していったら焦ってしまうかもしれませんが、子供のやる気を失ってしまうような比較の仕方はしないであげましょう。

子供が卑屈になってしまう可能性を考えると、能力の高過ぎる子とは、距離を置いた方がいいかも?なんて思うかもしれませんが、切磋琢磨できるような優秀なお友達がいるのはとても貴重なこと。ちょっとした挫折を味わうのも、立派な人生経験です。その素晴らしさに目を向け、共に能力を伸ばしていけるよう、全力でサポートしてあげましょう!