将来、自動翻訳機能が発達したとしても英語を話せた方がいい理由とは!?

我が子のために、英語教育をしっかりやってあげるべきかどうか、悩んでいる…という、お母さん、お父さんはいませんか?

一昔前までは、英語教育は「絶対にやるべき!」「正義でしかない!」という感じの風潮がありました。英語が話せるということは、一流の大学へ入学したり、有名な企業へ就職したりする上で必須とされていましたし、仕事で海外へ渡航するとなったら、英語が話せないことには何もできない…、社会人として一流と見なしてもらえない…、というような時代は、実際、長いこと続いてきたのです。

しかし、最近ではその流れが変わってきつつあります。

なぜなら、将来的に、言語というものは「自動で翻訳される」であろうと、予想されるようになってきたからです。最近のAIの進化は、本当に目覚ましいですよね。車も自動で運転されるようになってきていますし、日々の献立なんかも機械が考えてくれたり、というように。何もかもをAIが人間の代わりに担当してくれるという時代はもう、すぐそこまで来ています。

我が子の英語教育に関して、イマイチモチベーションが上がらない…という人の多くは、このことがとても気になっているはず。

英語ができるようになったところで、その能力は、自動翻訳機能の進化と共に、いずれ必要とされなくなるかもしれない…。だったら、英語学習に費やす膨大な時間やお金や労力を、もっと別のことに割いた方がいいのではないか…?ということを真剣に考えている、お父さん、お母さんは今、とても増えてきていることでしょう。

しかし、本当にそういう時代が来ると信じ切っている人は…「ちょっと待った!!!」

英語の能力が、本当に必要とされなくなるような時代は、永遠にやってきません。英会話の能力なんて、いずれ必要がなくなるでしょう…、と本気で信じ切っている人は、言語というものの本質を理解できていないのです。仮に、自動翻訳機能がどんなに発達したとしても、自分自身の言葉で最低限の英語を話せるようになっておく、ということはとてもとても重要です。

なぜなら、英語というものは、機械に命令をするために必要なただの道具ではなく、人間と人間とで「心の交流」をするために必要となる、大事な「コミュニケーションツール」だからです。

このことについて、もう少し詳しく解説をしましょう。

確かに、英語を使ってコンピュータに命令をすることだけが目的なのであれば、英単語や文法などを、そこまで真剣に学習する必要はないでしょう。日本語しか話せなかったとしても、自動翻訳機が正確にそれを解釈し、英語化して機械に伝えてくれるのなら、目的は達成できるからです。

しかし、英語を覚える本来の目的は、海外の人と心の交流をするということです。もし、我が子が世界に通用するコンテンツを生み出すクリエイターになったり、海外に飛び出て活躍するような一流のビジネスマンになったとしたら…?その時に言語のことで、誤解を発生させてしまったり、トラブルを招いてしまったり、コンプレックスを感じて自由に発言できなかったり、…というようなことがあったら気の毒だとは思いませんか?

「自分は英語が苦手だ…」というネガティブな意識のせいで、自動翻訳機にばかり頼ってしまうことになり、そのせいで絶好のチャンスや、大事な縁を、逃してしまったりすることがあるかもしれませんよ…?人間の気持ちは、それくらい繊細なので、機械に頼って正確な英語を伝えることができたとしても、そこにはあまり意味がないのです。

逆に、海外の人が日本にやってきて、あなたに話し掛けてきたところを想像してみてください。一生懸命、道案内をしてあげた時、最後にスマホをパッと突きつけられ、そこから「どうも、ありがとうございました」と、流暢な日本語が聞こえてくるのも、まぁ、悪くはないですが…。

それよりは、どんなにつたない言葉で、たどたどしい感じだったとしても、ちゃんと目を見て、自分の言葉で「アー、ホントウニ…タスカリマシタデス…、アナタヘノカンシャ、トテモアリガトゴザイマース」と言われた方が、感激すると思いませんか?「この人は、きっといい人に違いないから、もっと助けてあげたい!」「力になってあげたい!」と思いますよね?

そう、本当に大事なのは、相手に自分の気持ちを伝えたいという「純粋な思い」なのです。英語も日本語も、そのために存在しているのです。そのことを理解できれば、自動翻訳機がどんなに発達したからといって、英語の能力が全く必要なくなる時代はやってこない!という事実に気づくでしょう。

これから、時代はどんどんシームレスになっていきます。たとえば、YouTube で面白いコンテンツを発信した時、海外の人から絶賛されて、ファンからコメントが来たり、どんどん仕事のオファーが来たり、…なんてことがあるかもしれませんよね。一瞬で世界へと羽ばたく、ワールドワイドな人間になれる可能性がある時代だからこそ、英語の能力は、いついかなるタイミングでその瞬間が来てもすぐに発揮ができるよう、地道に磨いておく必要があるというわけです。

ここまでのことを、おさらいしてまとめていきましょう。

我が子に英語教育を施すのは、時間やお金の無駄!将来的には、AIが自動翻訳をするようになるのだから、英語の能力なんて必要ないだろう、という考え方は、根本的に間違っています。

英語というものは、海外の人と「心の交流」を図るためのツールなので、何でもかんでも翻訳機に頼ればそれでいい、という発想を安易に信じ込むのはやめましょう。

あなたの子供にとって、本当に大切な人が現れた時、その人が日本人であるかどうかは、わかりませんよ…?今は、国境も人種もどんどんシームレスになっているような、ワールドワイドな時代です。

だからこそ、我が子の運命を変える大事なキーパーソンは、海外の人であるかもしれない…と、柔軟に想像してみてください。

もしそうだとしたら、どんなに自動翻訳機が発達したとしても、そこにばかり頼るのはナンセンスだということに気づくことでしょう。

たとえ、カタコトでたどたどしくてもいいから、ちゃんと自分の言葉で、相手に自分の気持ちを伝えることができる…、それを達成できるだけの英語力を、身に着けさせてあげましょう!