こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。
ミライコイングリッシュでは0歳~6歳の小さなお子さんをもつママさん50人にアンケート調査をおこなっています。
今回のテーマは「お子さんは何か習い事をしていますか?」といったものです。習い事といえば、何をイメージするでしょうか。
結果を予想してみましょう!
アンケートの結果をお伝えする前に、ランキングを予想してみてください。おそらくピアノやエレクトーン、スイミング、サッカー、英会話などを思い浮かべるでしょう。
また、昔から習い事としてよく活用されている習字やそろばんを挙げるママさんもいるかもしれません。
あるいはAI技術の進化にともない、プログラミングやロボット制作などを学ばせているご家庭もあるでしょう。現在は時代の変化が著しいため、習い事も大きく進化していることも考えられます。
それでは早速、アンケートの結果を見ていきましょう。
子どもの3人中2人は習い事をしている
「習い事をさせていますか?」といった問いかけに対して、YES!と答えた人は62%という結果になりました。
3人に2人は習い事をしていることがわかりました。習い事を1つだけさせているのは、回答者全体の40%、2つは16%で3つは6%ほどです。3つといえば、平日の約半分を使って日替わりで学ばせていることになります。
この数字を、ママさんたちはどのように受け止めるでしょうか。
ここで1つの調査内容を紹介します。PLAN-Bが運営するカジナビは、全国の小学生以下の子どもをもつ保護者732人にアンケート調査を実施しました(2021年2月)。調査から「習い事をさせている理由」として以下の結果が示されました。
1位:「子どもがやりたがったから」(227人)
2位:「子どもの将来のため」(192人)
3位:「苦手の克服」(81人)
※参照元:
リセマム「子どもに習い事をさせる理由…2位は将来のため、1位は?」
子どもの自発性が原因となっているケースは全体の31%であり、つまり3人に1人の割合に相当します。
一方、習い事をさせていない理由としては「年齢的にまだ早い」「子どもがやりたがらない」「金銭的余裕がない」といったものでした。
「年齢的にまだ早い」と回答した人の大半は0歳~5歳の子どもをもつ親からです。幼児期は習い事にはあまり熱心でなくても、就学後は比較的習い事に通わせているといえるでしょう。
なお、先ほどの習い事をさせている理由の第3位「苦手の克服」については、運動能力の向上や手先の器用さなどを念頭におくママさんが多いのではないかと想定できます。
会話にあるように、保護者自身が危機感をもち、子どもの体力や運動面でのサポートを習い事を通しておこなっていると考えられます。
前置きが長くなってしまいましたが、上記で紹介した背景も念頭におきながら、早速習い語の第1位からチェックしていきましょう。
習い事の第1位は「スイミング」
第1位は、スイミングでした!皆さんの予想は合っていましたか?
スイミングは、前述の「苦手の克服」や「体力・運動面でのレベルアップ」を目的とした習い事といえるでしょう。また。万が一のときに命を助けることになるといった理由でスイミングスクールに通わせているママさん、パパさんがいるかもしれません。
習い事にはあまり積極的でないご家庭であっても、水泳は習わせたいと思う傾向にあるようです。その背景には小学校における水泳授業があります。
たとえば、次のような悩みをもつママさんもいるでしょう。
「うちの子は顔を洗うのも嫌がるから大変…」
「小学校でプールの授業もあるし、今からなんとかしなければ」
また「夏休みにプールや川遊びに出かけて、家族一緒に楽しい時間を過ごしたい!」といった願いをもち、子どもと一緒にスイミング教室に通うママさん、パパさんもいると思います。各家庭それぞれに目的があって、水泳を習わせていると考えられます。
では、続いて第2位を紹介します!
習い事の第2位は「英会話」
習い事の第1位は英会話でした。この結果について「意外だわ」「結構多いのね」と驚かれたかもしれませんね。
ミライコイングリッシュでのアンケートであるため、英語教育に関心の高いママさん、パパさんが多いと予想できます。別の調査(小学館HugKumがおこなった子どもの習い事アンケート)においても、「幼児に人気の習い事ランキング」の第2位も英会話であるため、英会話は関心の高い習い事といえるでしょう。
たしかに、英語を習得するには思春期以降ではなく、できるだけ早い段階から英語の音に親しんだほうが良いとされます。「赤ちゃんの時期から英語の音と日本語の音を聞き分けられる」といった情報を知っているママさんであれば、マタニティ期から英語の音楽を聞いていることでしょう。
それでは続いて第3位を発表します。
習い事の第3位は「ピアノ」
習い事の第3位は、ピアノでした。
ピアノは、昔から人気の高い習い事の一つです。ピアノが人気である理由として、以下の点が挙げられます。
- 音感やリズム感が身につく
- 脳の働きが向上する
- 伴奏や指揮などのチャンスがある
- 外国語の習得に活かせる
ピアノの練習を繰り返すことで、耳と体の感覚が鋭敏になります。これによって、音楽のリズムや調和を感じ取る能力が高まると考えられます。
次に、脳の働きについてです。ピアノ演奏は複数の要素を同時に調整する必要があるため、複雑な動作を繰り返すのは、脳の神経回路を発達させます。また、脳の柔軟性や認知機能が向上すると言われています。さらに、楽譜を読み解く力や記憶力、集中力にも良い影響を与えるでしょう。
さて、読者の皆さんにとって、4つ目の「外国語の習得に活かせる」というメリットが一番気になるかもしれません。
実は、カナダのブリティッシュコロンビア大学が実施した調査によると、楽器を演奏する高校生は数学・科学・英語の成績が高いことがわかりました。すべての子どもにいえるとは限りませんが、興味深い調査報告といえます。
ピアノの練習を通じて、ピンポイントの能力だけでなく、その領域に関わるさまざまな部分の能力も向上させるのです。ピティナ音楽研究所のピティナ調査・研究によれば、ピアノ演奏は「聴力」「視力」「言語能力」「空間認知能力」「巧緻運動」「全身運動」「脳の調節」「記憶」「ワーキングメモリ」「思考・判断」などの領域を活性化させるとされています。
つまり、楽器演奏は、英語力に限らずさまざまな能力の向上につながると言えるでしょう。
※本章参照元※
ピティナ調査・研究「第2回:ピアノを演奏する時って、脳のどこが働いているの?」
WIRED:「楽器の演奏」が、英語と理数系科目の成績を上げる:研究結果
そのほかの習い事とは?
それ以外のランキング結果については、上記のようになっています。
水泳以外のスポーツや学習塾、習字、バレエなどが上位にランクされていました。最近ではダンスを習わせているケースもあるでしょう。
学習塾については学校の勉強の補習として、あるいは将来の受験勉強に備えて通わせるケースが多いと考えられます。
いずれにしても、習い事を指せる場合は、子どもの興味や好きなこととつなげて考えるゆとりをもちたいものです。その理由は、子どもが夢中になれなければせっかく始めた習い事も続けられず、成果につながらないためです。
また、子どもの能力を最大限伸ばすためには、複数の習い事をさせるのも一つの方法です。ピアノと英語とかけ合わせれば相乗効果を期待できるでしょう。
英会話に関していえば、自宅で市販教材やDVDなどを活用しながら進められます。また、スイミングに関しては、家族のなかで得意な人がいれば定期的に公営プールで泳ぎを覚えることもできるでしょう。
「自分の子どもに教えるのはなかなか難しい」と思う保護者のかたもいると思います。ここでお伝えしたいのは「とにかく習い事は可能な限りさせたほうがいい」といったものではありません。
発達段階に合わせて子どもの能力をバランスよく育てていく視点をもつほうが、より大きな効果を期待できるのでは…と提案させていただきたいのです。
自宅で英語を学ぶ場合…
英会話の学習を自宅でおこなう場合、ミライコイングリッシュの学習教材も候補に挙げていただければと思います。
自宅で英語学習を進める場合は、CDやDVD、Youtubeなどの動画コンテンツを利用するのも可能です。そのほか、比較的低額なオンライン英会話も利用できるでしょう。
しかし、子どもの発達段階や英語スキルに合わせて、計画的に学習をおこなうのは容易ではありません。
子どもが「もうやらない」となれば、ママさんが無理やりさせようとしたり継続させられないことに悩んだりする可能性もあります。
さて、会話にあるように、習い事に通うとなれば授業料がかかりますね。習い事にかかる費用についても、ミライコイングリッシュではアンケートをとっています。
以下がその結果です。
習い事にかかっている費用は?
習い事に掛かっている金額についてですが、ランキング結果はこのようになりました。
習い事にかける費用としては、毎月1万円以下になるようにしている家庭が多いことがわかります。3万円以上かけている家庭は全体の3%程度と、かなり少数派でした。予算的にも続けやすい費用感といえるでしょう。
なお、ミライコイングリッシュの教材は、NHK 「基礎英語1」(2016〜2018) 講師の田中敦英先生監修のもと、4年以上の歳月をかけて開発した英語学習システムです。教材の価格は、58,600円(税込、送料込)で、月々9,766円×6回払いの分割も選べます。
0歳から8歳くらいまでの子どもが、毎日30分ずつ英語を楽しく学べるように作られています。親子で英語学習を習慣化させるためにも、有益な教材です。ご興味のある方はぜひ、お問い合わせまでご連絡くださいね。
それでは、この記事で解説してきたことを、もう一度確かめてみましょう。
まとめ
さて、それではこの記事で解説してきたことをもう一度最後におさらいしていきましょう。
子どもに習い事をさせている割合は、3人に2人という結果でした。1つだけというご家庭もあれば、2つ以上の習い事をさせているケースもあります。
スイミングや英会話、ピアノといった習い事が上位になっていますが、習い事をさせる場合は、親の希望と子どもの希望がミックスされた状況だといえます。
英会話についてはグローバル化が進む現代、必要とされるスキルです。これを理解している保護者は積極的に英会話を学ばせているといえます。ただ、英語だけでなくスポーツや楽器演奏などを通して、成長期の脳機能を発達させるのは大切な視点です。
子どもの興味や好きなことを大切にしながら、意欲が続くよう上手にサポートしていきたいですね。今回の記事内容が、お子さんの未来を楽しみにしているママさん、パパさんの参考になれば幸いです。