子育て英語アンケート調査

アンケート「習い事をやめたことがありますか?」

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

ミライコィングリッシュのアンケート調査、今回のテーマは「習い事をやめたことがありますか?」というものです。

アンケートの対象となるのは、0歳~6歳までの小さなお子さんをもつママさんたち50人。

子どもに何らかの習い事をさせている人は、現在とても多いのではないでしょうか。ただ、なかには「子どもが嫌がってしまって結局やめることになった」といった経験をもつ人もいるでしょう。

やめさせた経験のある人は「本当は我慢させればよかったかな」とふり返り「意外に習い事をやめる子どものほうが少ないのかも…」と思うかもしれません。

習い事に通う子どもが増えている状況下で、やめてしまう子どもはどのくらいいるのかきになりますね。今回のアンケート結果から、その様子を探ってみましょう。

習い事は続ける人の方が多数

もしかしたら、予想していた人もいるかもしれません。

アンケートの結果、実は習い事を続ける人のほうが多いことがわかりました。実際にやめた人の割合は、下記の通りになります。

「習い事をやめたことがありますか?」の質問に対して「はい」と答えたママさんは、全体の14%でした。それに対して習い事を続けている人の割合は86%となっています。

習い事をやめたことがある人の割合について、読者の皆さんはどのように感じましたか?

私
意外にやめた経験は少ないのね。
ママ友
ママ友
そうねえ。実際に習い事をやめさせた経験のあるママさんは、この数字にビックリするのかなあ。
私
もしかしたら「うちの子や私に問題があるのかしら」と思っちゃうかもね。

ただ、やはり習い事をやめるには、それなりの理由があります。よく考えての結論ですから、あまりご自身を責めないでくださいね。

今回の記事を読む人のなかには、現に子どもに習い事をさせていても「最近、子どもが行くのを嫌がる」「続けて通わせる意味が分からなくなってきた」といった悩みをもつ人もいるでしょう。

その方々にとって、今回「やめた経験のある人のリアルな声」を聞けるのは良い機会かと思われます。やめた理由を読んでいただき、今の状況と照らし合わせて今後の策を考えていきましょう。

習い事をやめた理由は?

それでは、早速「やめた経験のある人の理由」についてお伝えしていきます。

もっとも多かった理由は「本人になんとなく合っていない感じがしたから」といったものでした。

当たり前のことですが、習うのは親ではなく子どもですよね。子ども自身にやる気や興味がなく「このまま続けても意味がないのでは…」と親が考えるのは自然でしょう。それよりも、子どもが楽しみながら、みずから「練習してうまくなりたい」と思う習い事をさせたほうがいいですよね。

私
3年くらい続ければ上達してくるでしょうねえ。
ママ友
ママ友
やる気もアップするわね~。でも…
私
それが絶対といえないのが正直なところよね。

たしかに長く続ければ上達してやる気が生まれる可能性がありますが、その保証はありません。子どもの様子をしっかり観察して、あるいは子どもの気持ちも考えながら「やめる」といった選択をするのは決してまちがいではないのです。

よく考えて出した結論であれば、一旦それを受け入れ「英断だった」と肯定的に受け止めたほうがよいでしょう

また、イラストにあるように「親の都合でどうしてもやめざるをえなかった」というパターンもあるようです。詳細はわかりませんが、金銭的な理由や送迎の難しさ、転居などが考えられます。

「子どもはやりたがっていたけれど…」と思うと親の都合でやめさせたことに罪悪感を抱いているママさんがいるかもしれません。ただ、子どもがそれなりに受け入れているのであれば、もうそれ以上触れる必要はないかと思います。

それよりも、この先は?と考えて、子どもも親も気持ちよく過ごせる時間や場を大切にしましょう

習い事を続けた理由は?

続いて、習い事を続けさせた理由についても紹介します。やはり、子ども自身が「通いたい」思いを強くもっていることが、継続の理由となっています。

習い事を続けさせている理由でもっとも多かった理由は「子ども本人がやめたがっていないから」というものでした。未だ始めたばかりで本人も楽しんでいる…となれば、とくにやめる必要はないですよね。

習い事をさせるとなれば、ときに親が子どもに「練習しなさい」「我慢して続けなさい」といった強要するケースもなくもありませんが、子ども自身がやりたがっているのであれば、これほど良いことはありません

私
意欲が高まるのと「楽しい」といった気持ちはつながっているわね。
ママ友
ママ友
そうねえ。大好き!楽しい!と子どもが言っているうちは、続けて習い事に通わせたほうがいいわね。

また、英語やピアノ、スイミングなど何か1つ学び続けていくのは、子どもの力を伸ばすことにつながります。成功体験が増えれば増えるほど、自己肯定感も育まれます。

継続は大事だから続けさせたい

習い事を続けさせている親御さんの理由として、次に多かったのは「やめないと約束したから」といったものでした。

習い事をさせるきっかけも、実はご家庭によってさまざまでしょう。子どもが「習いたい、通いたい」といったから始める場合もあれば、親が子どもに〇〇をさせたいと思って通わせるケースもあります

習い事を始める前に「続けること」を約束させているため、やめることは選択肢にないといえましょうか…。

私
もし子どもが習い事に嫌がるものならば「ちゃんと約束したよね!」と言えるわよねえ。
ママ友
ママ友
そうね。自分で習い始めたいと強く親に訴えていた子どもであれば、「あ、そうか」と納得して、なんとか続けていきそうだわ。

ただ、親が子どもに〇〇させたいと思って「続けること」を約束させていたとすれば、少し話が異なります。子どもによっては「約束”させられた”ものであって、ボクはそのつもりじゃなかった」といった思いが生まれるかもしれません。

親の一方的な要求をのむ形で習い事をスタートした場合は、いくら約束したとはいえ、ちょっと子どもにはかわいそうな気もします。

子どもが嫌がってストレスが大きくなるようでしたら、やはり頃合いを見計らって家族で話し合った方が良いでしょう

このほかに「英会話しか習わせたことがなく、とりあえず続けられている」といった意見もありました。あれもこれも習い事をさせるのではなく、子どもや自分のペースを大事にしながら続けている様子がうかがえます

また、ママさん自身がスイミングで体力をつけた経験があるため「わが子にも…」といった思いでさせているケースもありました。自分の経験上「良かった」といった思いが強ければ、意外に子どもも続けられそうです。

たとえばスイミングで記録が伸び悩み、子どもが「やめたい」といったときでも、親の経験があれば良いアドバイスができそうですね

子どもに習い事を続けさせたいと思う場合は、親が気持ちにゆとりをもち、自分の経験を交えて話をしてみるとよいのではないでしょうか。

柔軟さや多様性も視野に…

昨今は時代の変化が著しく、価値観も多様化しています。そのなか、あまりにも早い段階、つまり幼少期から何かに特化して強要して習わせるのは、実はデメリットになるかもしれません。

柔軟さや多様性を視野に入れつつ、親は温かい気持ちで子どもをサポートする必要があるでしょう

「やっては失敗して、また次に挑戦する…」といったスタイルも、子どもにとって必要な経験を積めます。

私
大人だって難しいわよね、1つのことを続けていくのは。
ママ友
ママ友
子どもならなおさら、大変なことよね。
私
勢いで、その”とき”は意欲満々でも、ちょっとやれば満足しちゃうのが子ども。
ママ友
ママ友
満足しちゃえば、「もういいっ」となっちゃうのも子ども(^_-)-☆

会話にあるような子どもであれば「うちの子は、どうも飽きっぽい」と否定的にとらえるかもしれません。ただ、飽きっぽい子どもは、ある意味「好奇心旺盛」なのです。

子ども時代は、何かに特化させて成功する場合もあれば、特化させることでその子どもがもつ特性に気づけない場合もあります。

いつでも基準は「子どもが楽しんでいるか」「子どもが困難を乗り越えようとしているか」など、子どもの姿です。

飽きっぽい子どもは、いろいろなことをとにかくさせてみると「あ、これって面白いかも」とハマる可能性もあるでしょう。失敗しても改善をくり返していこうとすれば、その子に合う「習い事」といえます。

まとめ

ここまで、習い事に関するアンケート調査の結果と考察をまとめてきました。いかがだったでしょうか。

それでは終わりに、本記事の内容をまとめていきます。

子どもにやらせている習い事を「途中でやめたことがあると回答したママさんは14%」ほどと少数でした。

やめたしまった理由としては「子どもがあまり楽しんでいなさそうだったから」「親の事情でやむを得ず」といったものがありました。

途中でやめるとなれば何となくネガティブな印象をもってしまいます。ただ、親子で苦痛を味わうのが、果たして小さな子どもに必要かどうか…をよく考えてみましょう。理由があってやめたのであれば、その決断を信じる姿勢も大切です

また、習い事をやめさせた経験のないママさんたちの理由についても、今回紹介しました。子どもが嫌がっている様子がなければ大いに習わせてOK!ただ、習い始める前に「絶対辞めない」約束をした際に親の気持ちを優先していたとすれば、一考の余地はあります。

小さい子どもは、自分の思いを上手に伝えられないかもしれません。ただ、幼児なりに伝えようとします。子どもの声にしっかり耳を傾けて、親子で最終的な決断をしましょう

その経験は無駄ではなく、きっとプラスに働いています。一度出した決断もまた、肯定的に受け止めて次のステップへ進んでくださいね

この記事が皆さまの悩みや疑問の解決に少しでも近づけられたらうれしく思います。

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ミライコイングリッシュ編集部
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