こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。
親子で英語の学習を始めて、どれくらいの期間が経ちましたか?
はや1年以上が経過しているという人も、だいたい数ヶ月くらいだという人も、まだまだ始めたばかりの人も、そして、これから始める予定という人も、子どもこの記事はとても大事なことが書かれていますので、ぜひ最後までお読みください。
英語教育はとにかく〇〇が大事!の〇〇が何かという点も気になりますね。少しずつ解説していきます。まずは、今の英語学習に関する不安を確かめてみましょう。
英語教育の効果が出ているのか不安…
英語教育の成果については、「出ている!」と実感できる人もいるかと思います。あるいは「そこまで成果は出てない…」と感じている人もいるでしょう。ただ、いずれにしても「これだけは覚えていてほしい」ということがあります。
それは、…
英語教育において、もっとも大事なのは「継続」!英語学習を続けてやっていくことです。
英語の習得に必要な時間は何と〇〇時間!
半年たってもあまり成果が出ない場合、「いったいどのくらい学習すれば成果を感じられるのかしら」と思うママさんもいると思います。
英語の習得に必要な時間は、なんと2000時間以上といわれています。この時間は、十分なインプット量を確保して、ペラペラ話すことができるまでの学習量です。
2000時間以上と知って「そんな~。これから先は長いわ!まだまだ学習が必要だわ!」と自覚される人もいるでしょう。
たしかに、先が長いからこそ、続けるためのモチベーションがキープできるか心配になりますよね。ただ、そんなに不安になる必要はありません。
英語教育というのは、初めから「長期戦」と割り切って臨むことが、実は長く続けるコツなのです。ご飯を食べたり、歯を磨いたり、お風呂に入ったりするのと同じように、毎日の生活のなかで自然に英語を学ぶ時間を設定する、上手に取り入れていけばいいのです。
英語学習の適切な時間については、こんなことがいえます。たとえば「1日絶対、2時間はやるぞ」と決めて取り組んでは”いけない”ということ。
最初から張り切り過ぎてしまうと途中で疲れてしまったり、やる気がなくなってしまったりして、結果一番良くないことなのです。途中やめてしまえば、ゼロに戻ってしまいます。
たとえ5分、10分であっても細々と毎日必ず続けていくことの方が、実際の知識や技能のストックは増えていくのです。
ポイントは、英語学習の時間を「習慣」にしていけるかどうか、です。生活リズムのなかで、負担にならない程度に英語学習を毎日確保しましょう。何分くらいでどの方法が続けやすいのか考えて、いろいろ試してみてください。
ここまで説明した内容を簡単にまとめると
- 英語学習を長期目線でとらえる
- 英語学習を当たり前にする(習慣づける)
つまり「英語を習得するには時間がかかる」「先の目標を達成するにも毎日の学習が大切」の2本柱をしっかり立てて、忘れないようにする必要があるでしょう。
しかし、プロのスポーツ選手にもスランプがあるように、英語学習においても「気が乗らない」「うまくいかない」「何となくイヤだ」と感じる瞬間はあります。
小さい子どもであれば、なおさら起こりうるでしょう。「しなければいけないからやる」風でもありませんから、子どもにはとくに”工夫”が必要です。
学習内容や学習方法の工夫、タイミングなどなど、お子さんに合わせて「何をどう学ばせるか」の、とくに「何」を吟味しましょう。ポイントは子どもが「楽しい」と感じるもの。
歌が好きなのか、ダンスや体を動かすのが好きなのかなど、子どもによって楽しさは異なります。そこを見極めるのが親の役目かもしれません。
次の章では楽しく学ぶポイントを解説します。
もうひとつの大事なポイント
英語教育で大切なのは、長期的な視野をもち、毎日学習を続ける習慣をみにつけることです。
ただ、子どもが英語学習を続けるためには周りの大人が工夫を加えなければ難しいでしょう。そこで、大事なポイントをお伝えします。
それが…
「親子で一緒に楽しむ」というもの。「親子で一緒に楽しむ」というもの。これが英語教育の大事なポイントといえます。子どもは好奇心旺盛ですが、飽きるのも早いです。”飽きるからこそ次のもの”…となって、自分の好きや興味を具体的に描けるようになるのですが…。
英語教育の必要性を感じて子どもの可能性を広げたいと思えば、できるだけ英語学習を楽しく続けられる方法を探したいですよね。
そこで、おすすめなのが「親子で一緒に楽しむ」ということ。一緒であれば、後ろ向きになりそうな子どもの心をググッと前に向けられます。
ただ、ママもパパも仕事や家事、突然の用事など忙しい毎日を送っているでしょう。すべて一緒に…とがんじがらめにならず、子ども一人でもできそうなことで、週末は親子一緒に英語学習をする…の感じでもいいのです。
そのあたりは柔軟に考え、とにかく長く続けられる道を探すようにしてください。
また、長期目線で英語学習をとらえて習慣化させるには、子どもに苦痛を与えるようなことはあってはなりません。ときには適度な「お休みタイム」をつくってあげるのもいいでしょう。ただ、ズルズルと休むことのないよう、親の方がしっかり意識しておきます。
低空飛行で楽しく飛び続けるイメージ…これを忘れずにいきましょう。
長期目線とはいえ、まずは2ヶ月
継続性を高めるためには、「まずは2ヶ月続けること」を意識してみます。この数値は、2009年出版の医学誌に発表された「平均66日」という数字から出されました。
研究結果の時間に幅が合った理由は、習慣化をめざした内容が異なるためです。「昼食時に水1リットルを飲むようにする」「瞑想する」「夕飯前に15分ジョギングをする」などさまざまで、結果から”簡単なもの”をめざした学生は短期間で習慣化ができたといいます。
ここから、あるヒントを得られます。つまり、最初から難しい目標を設定するより、到達しやすい目標を掲げた方が、続けやすいということ。
長期目線の2000時間は、毎日30分続けたとしても、10年かかる計算です。想像以上に長い道のりですよね。2000時間以上が必要と聞けば、最初からモチベーションが上がらないかもしれません。
そこで、まずは2ヶ月がんばってみよう!と小刻みで小目標(例:英語の歌CDで朝のしたくをする)を設定してみます。実際に小さな目標を少しずつクリアしていけば、確実に大きな目標に近づきます。
逆に始めから「英語の歌を1週間で1曲完璧に歌えるようにする」という目標を立てれば、子どもによっては途中で挫折してしまい、以後続けられなくなる可能性もあるでしょう。
まずはいつどこで何をやるのか、できたら子どもと一緒に考えて、そのなかから簡単なものをピックアップします。まずは2ヶ月、ほんの少しの時間だけでもOK!ととらえて「とにかく続ける」ことを重視しましょう。
さて、それではここまでのことを、おさらいしていきましょう!
まとめ
子どもの英語教育において、もっとも重視すべきはズバリ「継続」です。すぐに成果が見えないからといって焦る必要はありません。
英語学習を始めるにあたって「語学学習は長期戦」と認識しておきましょう。くり返しになりますが、英語学習を続けるにあたって大事なポイントをまとめてみます。
- 親子一緒に学ぶ時間をつくる
- まずは簡単なものから始める
- 小さな目標を立て2ヶ月頑張ってみる
このように少しずつ習慣化していくことが大切です。そして忘れてはならないのは、「英語学習を楽しい時間にする」こと。無理なく、自然に英語に触れられて、親子一緒に楽しくできれば継続のハードルは低くなります。
まずは、2ヶ月やってみて難しそうだったら少し易しくしてみるなど、子どもの様子を見ながら柔軟に対応していきましょう。ママさんとパパさん自身もやっぱり楽しみながらできるといいですね。