幼児英語の疑問解消コンテンツ

英語学習を続ける秘訣!【その3】

こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。

ここを読んでいる、お母さんや、お父さん達は皆、我が子の英語能力を少しでも高めてあげたい!という情熱に燃えている、意識の高い、真面目で優秀な人達ばかりでしょう。

しかし、だからこそ…と言えるかもしれない、意外な落とし穴があります。それは、真面目過ぎるが故に、他のやるべきこと…日々の家事や仕事を頑張り過ぎてしまい、子供の英語学習に付き合ってあげる時間をなかなか作ってあげられず、悩みがちである…ということ。思い当たる人はいませんか?

終わりのない仕事、家事

会社の仕事であれば、まだ「定時」という概念があったりするので、「ここまでで終わり!」という線も引きやすいのですが、家事ってエンドレスで無限なんですよね。サボろうと思えばどこまでもサボれてしまう反面、やろうと思ったら徹底的にやれてしまうため、結局いつまでもゴールというものに辿り着けるような気がしない…。「わかる、わかる!」という人も多いのではないでしょうか?

「家事」と一口に言ってしまえば、なんだか簡単なことのように思えるかもしれませんが、実際は、掃除、洗濯、料理、以外にも、ゴミ捨て、掃除機のフィルターの取替、洗濯機のメンテナンス、買物、荷物の受け取り、洗濯物の取り込み、レシートの整理、…などなど、家事に分類できるのかどうかさえわからない、無限の雑務が、家の中には蓄積されています。

それに加えて、ダイエットのための運動だってしなくちゃいけないし、美容のためのマッサージもしなくちゃいけないし、ママ友との話題共有のためにドラマだって観なくちゃ…なんてことをやっていたら、たとえ一日が50時間あったって足りませんよね?

こんな状況の中で、子供の英語学習にしっかりと向き合い、監督をしてあげるべく、きっちり時間を割くというのは、至難の業でしょう。…かといって、完全に放置をして、子供だけで勉強をさせるのも、なんだか不安!と思いますよね?

こうして、多くのお母さんやお父さん達は、ジレンマに陥ってしまうわけです。子供の英語学習の様子を見てあげたいけれど、一緒にはやってあげられない。1人でやらせるくらいなら、何となくやらせない方がマシなんじゃ…という感じで、ズルズル…「英語学習を毎日続ける」という大事な習慣から遠ざかっていってしまうわけです。

発想の転換でスッキリ!

もし「今、まさにそんな状況です!」とか「これから、そうなっていってしまいそうな予感がする…」という人は、こんな風に発想を切り替えてみてください。

それは、逆に「子供に英語学習をさせている間に、やるべきことを全部やってしまおう!」という発想です。

「えっ!それでいいの!?だったら、めちゃくちゃ気が楽になるんだけど…」と思った人もいることでしょう。しかし、同時に「それって、よくないことなんじゃない!?」と不安がよぎった人もいるはずです。子供の意志に任せていたら、本当にきちんとやってくれるかどうかわかりませんし、なんとなく「私っていい加減な親だな…」という感じで、自分を責めてしまいそうにもなるでしょう。

でも、それでいいのです!やるべきことに追われ、アタフタ…という感じで、英語学習の時間をついついスルーしてしまうのは、一番よくありません。それよりは、思い切って子供に自力で学習するよう任せてしまい、あとは自分のすべきことをやる!という発想に切り替えれば、その瞬間に気持ちがスッキリし、開放感を得られるはずですよ。

大事なのは、これは「放置ではない」と、しっかり自分に言い聞かせてあげることです。時間がなくて忙しいから適当に放置するのではなく、子供を信じて「任せてみる」という発想を持つことが、実はとても重要なポイントなんです。

子供を信じて任せてみよう

子供は案外、自尊心が非常に強く、自分が親に信頼されているかどうかを敏感に感じ取っていたりします。「どうせ1人じゃできないだろうから…」とか「サボるに決まってる」という前提の元に、あれこれおせっかいに口を出し続けるよりも、「◯◯ちゃんは、しっかりしてるし、約束を守れる子だから、任せることにした」という思いを持つようにすると、その気持ちはしっかりと子供に伝わります。

もちろん、最初のうちは、放任されたのをいいことに、ついつい遊び始めてしまう子も出てくることでしょう。しかし、それでも「信じて任せる」ということを続けているうちに、子供は「こんなに自分のことを信頼してくれる、お母さん、お父さんのことを裏切りたくないな」と思うようになっていきます。「お母さん、お父さんに対して、恥ずかしい人間になりたくない」という気持ちは、「子供を信じる」という行為から、徐々に育っていくのです。

こうして、英語学習能力がアップすると共に、人間性まで育っていく、という一石二鳥な結果を生み出すことができるわけです。親も、自分のやりたいことに時間を使えるわけですから、なんだかんだで、一石二鳥どころか、三鳥、四鳥、分くらいの効果があると思いませんか?

それに、一週間のうち、何日かはきちんと監督をしてあげるようにすれば、軌道修正もしてあげられることでしょうし、親として気持ちのバランスも取れることでしょう。たとえば、月曜日から金曜日まで、平日は子供自身に任せるけれど、週末は親が一緒に付き添って学習してあげる、というように。あらかじめ、一週間単位でスケジュールを決めてしまうというのも手です。

また、日曜日は学習自体をお休みにするなど、その子のペースに合わせて、適度にリフレッシュできるタイミングを作ってあげることも大事かもしれませんね。

お父さん、お母さんががんばりすぎないことも大事!

それともう一つ。子どもが英語学習をしている間にお父さん、お母さんは自分のやるべきことをやればいい、と提案しましたが、その間に家事を済ませるとか、持ち帰った仕事を片付ける、ということだけを言っている訳ではないんです。お父さん、お母さんがゆっくり休んだり、たまには手を抜いたりして、自分の時間を過ごしてほしいのです。

それじゃあ子どもに示しがつかないのでは?と思った人は、何でも真面目に取り組んで、あまり休んだり、さぼったりしたことがないのではないでしょうか?

そういう人がお父さん、お母さんになると、その役目をきちんと果たそうとがんばります。そして、子どもにも、自分と同じように「ちゃんとやる」ように、がんばらせます。

親に求められることは信じられないくらいたくさんありますよね。
幼稚園や保育園の子どもなら、ご飯やお風呂、着替えなどの身の回りのお世話があって、手が空かないし、目も離せません。

小学校に上がって、ちょっと楽になるのかなと思ったら、そうでもなかったりします。学校から持ち帰ってくるプリントをチェックして、明日の持ち物を揃えて、宿題をやっていなかったらやらせて、マルつけをして、あまり遅くならないうちに寝かせないといけない。習い事を始めたら送り迎えをしたり、練習につきあったり。

全部きちんとやろうとすると、お父さん、お母さんは疲弊してしまいます。

そのうえ、子どもにもきちんとやらせようとすると、もっと大変。子どもはこちらの言うことを「はーい!」と全部きいてくれるわけではありません。たとえば宿題を後回しにしてゲームをしていたり、何度言っても学校のプリントを出してくれなかったりなんてことはザラでしょう。

自分がたいへんなことをするよりも、人に何かをさせる方が、何倍も大変でエネルギーが必要ですし、自分の子どもが相手だと、がまんや忍耐も試されますよね。

もちろん、親として責任を持って、子どもを大事に育てていこうという気持ちはよく分かります。子どもの将来について考えているからこそ、つい厳しくなってしまう、ということもありますね。

でも、お父さん、お母さんがいつも仕事に家事にがんばりすぎていると、子どもは「自分もちゃんとやらないといけない」「大人になったらサボれないんだな」という無言のプレッシャーを受け続けることになります。そんなプレッシャーを家の中で受けていたら、子どもがいつか、「もうがんばれないよ・・・」という状態になってしまうかもしれません。これは危険です。

お父さんも、お母さんも休みたいときがあるし、サボることもある。だから、自分もいつもいつも100点満点じゃなくてもいいんだな。休みながら、気長にやっていけばいいんだな。

そんなメッセージを子どもに送ってあげられたら、子どもはのびのび育っていくでしょう。

子育てをしながら仕事も家事も全力投球するというのは、しょせんムリな話だと思えば、ちょっと気が楽になりませんか?

もし、あなたの周りにそういうスーパーお父さん、スーパーお母さんがいても、気にしないのがいちばん。そう見えるだけかもしれないし、自分が同じようにスーパーお父さん、スーパーお母さんになる必要もない。そんなふうに考えて、自分のペース、お子さんのペースを大事ににできるとですね。

まとめ

英語を習得するというのは、とてもとても長い道のりです。だからこそ、子供だけでなく、親にも過度な負担は掛からないように工夫をしましょう。

信じて任せるということや、適度に休むということを、考え方として取り入れつつ、楽しく気長に、英語学習を続けていってみてください。

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ミライコイングリッシュ編集部
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