幼児英語の疑問解消コンテンツ

英語学習の意欲を落とさせない方法とは?

英語へのヤル気…、落ちていませんか?

お子さんの英語学習、順調に進んでいますか?

中には、中だるみのような現象を起こしてしまって、最近ではすっかり我が子ヤル気を失ってしまっている様子…、なんてケースもあるのでは?

親としては、将来のことが心配だったり、高い授業料やテキスト代が気になったり、という感情があるので、どうにかして、子どもにはヤル気を出してもらいたい!と思うものですよね。

しかし、無理にやらせようとしてしまうと反発を起こされてしまったりしがちです。そこで、親子の衝突が起き、英語学習のことがキッカケで家の中が殺伐として来てしまった…!などという、本末転倒な事態を招いてしまっている人も、密かにいるのではないでしょうか?

喧嘩こそせず、ただ見守っているだけだけれど、漠然とした不安やストレスに包まれてしまっている、なんて人も多いかもしれませんね。「このままでいいのだろうか…」という不安ってやつですよね。こういった不安は、地味に身体に毒だったりするものです。

子ども自身が、やりたくないのであれば、やらせなければいい…!というスタンスを貫いてはみるものの、高校受験でも、大学受験でも、入社試験でも、英語は必須となっている場合がほとんど。英語ができないと、これから社会の国際化が進んでいく中で、うちの子がすっかり取り残されてしまうのではないか…?なんて考えだしたら、不安が止まらないことでしょう。

意欲の低下は「よくあること」だと認識しよう

私
うちの子、
最初は英語学習を
頑張ってくれていたんだけど・・・
私
なんだか最近、
やる気が出ないみたい
私
無理やりやらせたら
よくないと思って
見守るようにしてるんだけど・・・
私
このままじゃ、どんどん
英語から離れちゃいそうで
不安だな・・・

しかし、こういった不安を抱えてしまうのは、子を持つ親であれば「あるある」なことです。

英語学習というものは、マラソンのように長時間の戦いですから、途中でモチベーションが落ちてしまうのって、当たり前なことなんです。

まず、この「よくあること」「当たり前のこと」という感覚を持つことが1つ、大事になってくるでしょう。ヤル気をなくしてしまっているのが、「うちの子だけ」であり、「うちの子がダメな性格だから」というような思考を持ってしまうと、事態はよくない方へ進んでいってしまいます。

どんなに優秀ないい子であっても、一定の条件が重なってしまったら、ヤル気が落ちるのはごくごく自然なことなんですよ!

ママ友
ママ友
モチベーションが下がるのは
ママ友
ママ友
よくあることだから
そんなに深く落ち込む
必要ないわ!
私
そうなの・・・?

意欲が低下した時に放置をするのはNG…?

ただ、モチベーションが落ちてしまった時や、ヤル気がなくなってしまった時、そこで対策を取るか、取らないか、ということはとても大きいです。

「よくあることなんだから、まあこのままでもいいか…」という感じで完全に放置してしまうと、やはりそのまま英語離れを起こしてしまい、英語が苦手なまま成長してしまうという現実を引き寄せてしまうことになるでしょう。

では一体、どういった対策を取ればいいのでしょうか?以降で具体的に説明をしていきます。

意欲アップのためには適切な「目標設定」を!

私
でも、どうしたらいいのかな・・・
ママ友
ママ友
モチベーションを落とさないためには
ママ友
ママ友
適切な目標を設定すること
が大事なの!

まず、モチベーションを落とさないためには、「適切な目標設定」を行うことが大切です。そして、その目標を日々、ちょっとずつクリアしていく、ということが大事になってきます。

ママ友
ママ友
漠然と「英語ができるようになる」
っていうだけだと、
ママ友
ママ友
何を目指したらいいのか
わからなくて根気が
続かなくなっちゃう
ってワケ!
私
なるほど・・・
私
どんな目標を
設定するのがいいのかな

漠然とただ「英語ができるようになる」「ペラペラ話せるようになる」という目標だけを掲げてしまっていると、1週間経っても、1ヶ月が経っても、全然前に進めているような気がしないというわけです。そして、いつまでも目標を達成できないので、だんだん英語学習に嫌気が差すようになり、どんどん英語を嫌いになっていってしまうんですよね。

だからこそ、目の前にすぐにクリアできそうな目標を作るということは、とても大事なんです。

ちなみに、これは、英語学習に限ったことではありません。

たとえば、スーパーマリオのようなアクションゲームを想像してみてください。あれも、ボスを倒すという漠然とした目標しかなくて、長いステージをダラダラプレイさせられていたら、途中ですっかりイヤになり、みんな投げ出してしまうことでしょう。

ところが、どうしてみんなが夢中になって次へ進もうとするか…といったら、それは、ステージが1つ1つ区切られているからです。

最初の方のステージって、とても簡単ですよね?そんな簡単なステージをいくつもクリアし、「やったー!」「クリアできた!」という達成感をこまめに得ることができているからこそ、アドレナリンのような物質が放出され、「このゲームは楽しい!」「もっとやりたい!」「早く次へ進みたい!」と感じられるようにできているわけです。

英語学習においても、この原理を是非、応用してみてください。

どんな目標を設定すればいいの?

ママ友
ママ友
目標は
小さいステップの方が良いのよ!
ママ友
ママ友
ちょっと頑張るだけで
すぐにできそうなこと
ママ友
ママ友
設定してあげるといいかも!

では、具体的にどんな目標を設定してあげればいいのかな…、と悩んでいる人へ。

目標は、小さいステップで大丈夫です。ちょこっとだけ頑張れば、すぐにクリアできそうな簡単なことから用意してあげると、子どもは自然と「それならできそう!」といって食いついてくることでしょう。

この食いついてくる感じを、持続させていくことがとても大事になってきます。

私
このカードの単語を10個とも
見ないで言えるようになる!
私
とかでもいいのかなぁ~?
私
さっそくやってみよう!
息子
息子
問題だして~!

たとえば、この単語カードの単語を、10個とも見ないで全部言えたら合格だよ!というように。

ご褒美に、おこづかいやお菓子やゲームを与えて気を引く…、という方法も、もし効果的なのであれば、時には試してみてください。

お金が絡んで来てしまうと生々しいしいかもしれないので…、もっと可愛らしいご褒美であってもいいでしょう。たとえば、特別な台紙にシールを貼ってあげる、とか、スタンプを押してあげるといったようなことでも、充分に子どもの気を惹き付けることができたりします。

設定された目標を自分の力で達成し、クリアできた!という感覚を得ることだけで充分、それが脳にとってのご褒美となっているので、高価な景品などは別途用意しなくても大丈夫かもしれません。

そのほかにも、この会話文をスラスラ言えるようになったら合格、この文法の間違いを見つけることができたら合格、この問題集を1冊解けたら合格、というように、とにかく我が子にとってちょうどいい塩梅の課題を設定してみてあげてください。

もちろん、クリアできた時には全力で褒めてあげることも大切です。

褒められるという経験は、人間のモチベーションアップと大きく関係していますからね!

褒めるときは、結果だけでなくがんばったプロセスも褒めよう

子どもを褒める、というのは簡単なようで意外とむずかしいものです。簡単に達成できそうな小さい目標を作ってあげるのはいいのですが、それでも、その目標を達成できないこともあるでしょう。そんなとき、「達成していないのに何を褒めたらいいの?」と困ってしまいます。

でも、褒めるポイントは必ずあります!結果が出ていなくても、がんばったプロセスを褒めてあげればいいんです。

「できていないのに褒める」のはピンとこないかもしれません。でも、「がんばった」こと自体を認めて褒めてあげるって、とても大事なことです。

結果だけを見て褒めていると、うまく行っているうちはいいのですが、あまり順調にいかなくなったとき、子どもは「結果が出ていないから、認めてもらえない」という気持ちになります。それって、子どもにとってはかなりつらいことですよね。

大好きお父さん、お母さんには、いいときもあまりよくないときも、いつも自分を認めてほしい、自分を丸ごと愛してほしい、という気持ちは全ての子どもが持っているもの。よいときは褒めてもらえるけど、悪いときは認めてもらえない、となったら、子どもは安心できません。家庭を子どもの安全地帯にしてあげることができなければ、子どもはがんばって物事に取り組むエネルギーを補給できないでしょう。

逆に、子どもにとって家庭が安全地帯であれば、たいていのことはうまくいきます。学校でいやなことがあっても、お友達とけんかをしても、勉強がなかなか思うように進まなくても、家庭でエネルギーを補給して、またがんばれるのです。

それからもう一つ。毎日決められたことをきちんとやって、一見手がかからない子にも、ちょっと注意が必要です。「こんなにできてすごいね」「また全部できたね」と、ついつい結果を褒めていませんか

「え?できていることを褒めて何が悪いの?」
そう思われる人も多いでしょう。でも、ちゃんとやっている子に対しても、結果だけを褒めるのはあまりよくないのです。

「今はいいけど、できなくなったら褒めてもらえなくなっちゃう」「できない私のことは好きじゃなくなっちゃうかな」
子どもはこんな不安を抱くようになるかもしれません。

何でもちゃんとできる子も、心のなかは子どもです。お父さん、お母さんが大好きだから、自分のことも大好きでいてほしい。いいときもわるいときも自分のいちばんの味方でいてほしい。そんな気持ちをもっているはずです。

「英語ができるからじゃない。ただ〇〇ちゃんのことが好きなんだよ」という気持ちを伝えて、安心させてあげてください。お父さん、お母さんに褒めてもらいたい一心でがんばりすぎて、いつか子どもの心がポキッと折れてしまったら大変です。子どもが「いつもいつも100点満点じゃなくてもいいんだ」と思えれば、それでいいのです。

まとめ

チェックポイント!
  • 英語学習へのモチベーションが下がってしまうのはよくある事
  • 意欲を高めるためには、適切な「目標」を設定することが重要
  • 目標は目の前の達成しやすいものの方が良い。ちょっと頑張るだけでも簡単に達成できることを積み重ねよう

それでは、ここまで解説してきたことを、最後にまとめていくことにします!

英語学習は長期戦ですから、途中でモチベーションが低下してしまい、ヤル気を失ってしまう…というのは、あるあるなこと。どんなに優秀な子でも、「今日はやりたくない…」という気分に陥ってしまうのは、よくあることですから、我が子が英語学習に対して意欲を失ってしまっていても、それは決して責めないであげてください。

ヤル気を持続させるためには、適切な目標を設定してあげることが非常に重要となってきます。まずは小さいステップを用意し、それを1つ1つクリアしていく、そして達成感を得て満足する、という経験をこまめに経ることが、長い戦いを制するコツとなってきます。

モチベーションがアップするのであれば、時にはご褒美などを用意してあげるのも効果的でしょう。そのご褒美も、ささやかなもので充分、価値があったりしますから、是非、アイデアを練ってみてください。

以上、我が子の英語学習の意欲が低下してきてしまった時には、この記事に書かれている内容を是非、参考になさってみてくださいね!

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ミライコイングリッシュ編集部
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