Siriを使って発音の練習をするのってアリなの?

発音が上手か下手かはどうやって見極める?


英語の発音に「上手・下手」があるのって、誰でもなんとなくわかりますよね!

たとえば、英語の得意な日本人タレントが、ペラペラ流暢に発音しているのを耳にすると「おぉ〜!すごい!あの人、実は英語上手なんだ!」なんて感激しますが…、実際のところ、自分自身がネイティブな外国人でなければ、本当にその英語の発音が上手なのかどうかって結局「感覚」でしか判断していないことになりませんか?

発音が上手だとか、流暢に話せている、なんて評価をしつつも、実は「なんとなく上手そうな気がしている」だけだったりしますよね。

だからこそ、自分の子供に英語の正しい発音を教えてあげるのって、とても難しいことですし、子供の方から「ママ、聞いて聞いて!」なんて英語のフレーズで話しかけられたとしても、その発音が正しいのかどうか、褒めてあげて良いのかどうかは、実のところよくわからないでしょう。

もちろん、お手本の発音をすぐに音声で確認できるのであれば、それと聞き比べつつ「似ている」かどうかは判断できるかもしれませんが、その判断すら日本人にとっては曖昧なものです。

この漫画に登場するママさんも、息子さんから英語の発音を聞かされ、一応良さそうだったので褒めてはみたものの、実際のところは「なんとなく発音良さそう」と思っていただけでした。

発音が合っているのか確かめる方法は?

お子さんを褒めてあげるのは、本人のヤル気はスイッチを入れてあげる上で全く悪いことではないものの、実際に発音が良いのか悪いのか、よく判断できないまま褒めてしまうことに対して、真面目なママさんやパパさんは、疑問を感じてしまったり、中には罪悪感すら抱いてしまったりする人もいるかもしれませんね。

…かといって、英会話教室に通わせ、ネイティブな英語の先生に確認をしてもらうとなると敷居が高いし、一体どうやって英語の発音が正しいのかどうか、確かめればいいのだろう…。そんな悩みを抱えているママさんやパパさんもいるのではないでしょうか?

さて、そんな時、手っ取り早く自分やお子さんの英語の発音が合っているのかどうか、確認するための、魔法のようなツールがあります。それは、我々にとってもっとも身近なアイテム「スマホ」です。

もしかして、スマホで英語学習のためのアプリをダウンロードしなくちゃいけないのかな?それってちょっと面倒かも…、と思ったあなた。その必要はありません。

ただ、やるべきことは、スマホ内の言語設定を「英語」に変更するだけ。こうすることで「Siri」に英語で話しかけることができるようになるので、試してみてください。

やり方は、とても簡単。「Hey, Siri」とスマホに話しかけた後で、尋ねたいことを英語で質問するだけです。

ちなみに、「Siri」が搭載されているのは「iPhone」になります。アンドロイドを使っている人は、Siri ではなく「Googleアシスタント」が搭載されていますので、「OK, Google」と話しかけてください。Amazon の場合は「Alexa」になります。

この漫画のお子さんは、ちゃんとSiriに質問を聞き取ってもらえたようです。ネイティブの人と同じように、英語でiPhoneを使いこなすことができているので、これはつまり発音が良かったのでしょう。

相手が機械であっても、自分の発音が認められ、きちんとリアクションを返してもらえるのはとても嬉しい体験です。簡単に試せることですので、是非、チャレンジしてみてください。いきなり難しい単語に挑戦するより、簡単な質問から始めてみるのが良いでしょう。

たとえば、「今日の天気は?」とか「今は何時?」といったように、短い単語で質問できるようなフレーズを選ぶのがおすすめです。

Siri に質問するだけじゃ飽き足らないと感じた人は、専用のアプリがたくさん配信されているはずですので、お子さんのレベルに合っていそうなものを探してみると良いでしょう。

お子さんだけに学習の成果としてやってもらうより、ママさん、パパさんも同じように挑戦し、Siri にフレーズをちゃんと聞き取ってもらえたらポイントをつける、なんて感じで楽しく遊んでみるのがおすすめです。

自分やお子さんが失敗してしまった時に、どんなリアクションをするのかは、あらかじめ何となくイメージしておくと良いかもしれません。微妙な空気にしてしまわないよう、ママさんやパパさんが、うまいことその場を回してあげてください。明るく笑って面白がる感じが良いと思われるのですが、お子さんの性格によっては、プライドが傷ついてしまうこともあるかもしれませんので、気をつけましょう。

聞き取ってくれないのは「あるある」

ところで、Siri を使ったことがある人ならおわかりになるかと思いますが…、Siri は案外、きちんとこちらの意図を汲み取ってくれないことがあります。少しでも滑舌が悪いと、全く別の回答を返してくることがありますし、たとえ滑舌がよくてもちんぷんかんぷんな答をすることがしばしば。もはや、その性質を利用し、芸人さんがネタとして使っていることもあるくらいです。

だからこそ、Siri を使う時には、絶対の信頼を寄せないようにしてください。試してみて、意志の疎通ができたら、ラッキー!これは面白い!と思うくらいの感覚でいて良いでしょう。英語を使った楽しいゲーム、レクリエーションのようなつもりで利用してみるのがおすすめです。

失敗したから、全く聞き取ってもらえなかったからといって、落ち込んだり、ガッカリしたりする必要はありません。まずは、成功しそうな簡単な質問を繰り返し、そこから少しずつレベルを上げていくのが良いでしょう。

まずはゆっくり発音してみよう

英語の発音能力を高めるためには、いきなりネイティブのように早口で喋ろうとしないことが大切です。ゆっくりの状態で綺麗な発音ができるようになって初めて、早くしゃべった時にも流暢に聞こえるような英語を発音することができますよ!

これは、ピアノの練習でも同じことが言えます。素早く指を動かすような曲を弾いている人は、始めからあの速さで弾けていたわけではありません。必ずゆっくりの状態で、指を均等に正しく動かす練習を積んでいます。それができて初めて、速いスピードの曲を美しく奏でることができるのです。

ゆっくり英語を喋っていると、自分の英語が拙いように感じてしまい、もどかしくなるかもしれませんが、急がば回れです。

さて、それではこの記事でお伝えしてきたことを、最後におさらいとしてまとめていきます。

自分や子供の英語の発音が正しいのかどうか、知りたくなった時には「Siri」を使ってみると良いでしょう。言語の設定を「英語」にし「Hey, Siri」と話しかけてみてください。発音が正しければ、Siri が質問に対する回答を返してくれるでしょう。

ただし、Siri はまだまだ発展途上なので、きちんと発音できていたとしても正しく聞き取ってくれないことがあります。それは、日本語でも同じことなので、落ち込む必要などありません。面白いゲームで遊んでいるような感覚で、レクリエーション的に試してみると良いでしょう。