はじめに
ミライコイングリッシュの記事をご覧になっている親御さんのなかには、プリスクールに通わせている方がいるかもしれませんね。あるいは「うちの子もプリスクールに通わせようかしら」と迷っているママさんもいることでしょう。
頻繁に耳にするようになった「プリスクール」。ただ、プリスクールについては「意味がない」といった声も聞かれ実際は気になるところです。
最初に結論をお伝えすれば「意味ない」とする前に、プリスクールのデメリットを知って、改善の手立てを講じることで「意味ある」に変えるのは可能です。
この考えにもとづき、今回はプリスクールの概要や通常の幼児教育との違いを紹介するとともに、プリスクールのメリット・デメリットについて解説します。
また、幼児教育の場を選ぶ際に留意したいポイントについても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
プリスクールと普通の幼稚園の違いを知りたい!
ここでは、プリスクールの概要や特徴を解説し、普通の幼稚園との違いを明らかにします。
プリスクールとは?
日本でいう「プリスクール」は、生活言語として英語を使う環境のなかで教育や保育を施す機関とされるケースが多く、小学校に通う前の子どもが登園します。
通う子どもの年齢や預かる時間については各プリスクールによって異なり、週2だけ、あるいは週に5日間通うところなどさまざまです。
また、英語の使用頻度についても各施設ごとに特徴があります。例として「入園から卒園するまで英語のみ」「日本語と英語の併用」「日本語中心から英語オンリーへ徐々に移行」などが挙げられるでしょう。
プリスクールではネイティブや英語が堪能な先生や友達と歌やダンス、あるいは絵本の読み聞かせ、外遊びを楽しみます。海外の幼児教育カリキュラムを基軸として、本物の英語に触れられるのが魅力といえるでしょう。
ほかにイギリスではpre-schoolに含まれる小学校附属の幼稚園クラスとして「レセプション」といった教育機関もあるそうです。
では、次に普通の幼稚園や保育園との違いについて確かめてみます。
普通の幼稚園とはどう違うの?
プリスクールと普通の幼稚園との違いをポイントごとに解説します。
通う子どもの年齢
受け入れ年齢も各プリスクールによって違いますが、小学校に入学する前の子どもが対象です。
先生の免許
プリスクールの先生は基本的に保育士資格が必要で、英語講師に関してはとくに資格や免許取得を義務づけられていません。
プリスクールによっては「海外の教育機関に留学経験あり」「各種英語検定合格、あるいは〇点以上」など厳格な条件を設定しているところもあるでしょう。
幼稚園や保育園に勤める場合は、基本的に幼稚園教諭免許や保育士免許が必要となります。
保育時間
プリスクールの保育時間は、幼稚園の時間帯とほとんど同じ場合が多いといえます。なかには17時ごろまで預かっているプリスクールもあり、やはり施設によって異なるため確認しましょう。
※通常、幼稚園は9時から14時ごろ、保育園は7時半(あるいは早朝)から18時ごろとなっています。
過ごし方
プリスクールでは、日常的なコミュニケーションツールとして英語が使われます。英語を習うといった発想ではなく、英語で理解したり表現したりして無理なく英語力を身につけられる環境といえます。
また、英語圏の子どもたちが音と文字とのつながりを学ぶ「フォニックス」を取り入れる施設も多く、自然と英語の読み書きを覚えられるでしょう。
費用
プリスクールに通う場合、一般的な幼稚園や保育園と比べてたくさん費用がかかります。1年間で100万以上、ときには200万近く必要なプリスクールもあります。
プリスクールは、日本の法律に該当しない教育機関であり、文部科学省や厚生労働省といった省庁の管轄を受けていません。自治体の認可や公的助成金を受けられないため、保護者にかかる費用負担が大きくなる傾向にあります。
次に幼稚園や保育園の学費についてです。ご存じのように令和元年10月から、満3歳から就学前までの子どもを対象に、幼稚園や保育園、認定こども園などを利用する子どもの保育料(授業料)が無償になりました。
保育料以外の通園送迎日、給食費、行事費などは含まれないため別途支払いが必要です。また、各自治体ごと親の収入や子どもの数などによって費用は変わります。ちなみに、無償化前の公立幼稚園の学費は年間22万円程度とされています。
※自治体への届け出や国の定める基準を満たすプリスクールについては、補助金が受けられるケースもあります。
補足:インターナショナル幼稚園との違い
ミライコイングリッシュの読者さんは、インターナショナルスクール幼稚園に興味のある方もいるでしょう。インターナショナル幼稚園は「インターナショナルプリスクール」とも呼ばれます。小中学校あるいは高校までのインターナショナルスクールに併設されている場合もあります。
インターナショナルスクールやインターナショナル幼稚園は、英語を母語とする子どもが通う教育機関です。親の都合で日本に滞在することになった子どもが、いきなり日本の幼稚園に通うのはハードルが高すぎるでしょう。この場合、インターナショナル幼稚園に通うことで解決できます。
一方、プリスクールは(スクールにもよりますが)インターナショナル幼稚園と異なり、日本人の子どもを対象としています。日本の子どもたちに英語教育を提供する施設といえるでしょう。
ちなみにインターナショナル幼稚園については、別記事の『インターナショナル幼稚園ってどんなところ?』で詳しく解説していますので、ご興味のある方はぜひそちらもお読みください。
プリスクールに通わせるメリットとデメリット
プリスクールの概要を解説したところで、ここではプリスクールに通わせるメリットとデメリットをお伝えします。
まずはメリットから解説します。
プリスクールに通わせるメリット
プリスクールに通わせる場合のメリットとしては、やはり「英語の習得」がしやすい点が挙げられるでしょう。ほかにも異文化に寛容になり、多様なものの見方や考え方を養えるようになります。
今回紹介するメリットは下記の3点になります。
- 自然と英語を使うようになる
- 英単語やフレーズを上手に発音する
- 異文化理解につながる
次から順に解説します。
自然と英語を使うようになる
プリスクールに通い始めて数ヶ月で、小さな子供が英語でつぶやくようになったり歌ったりするようです。
子どものリスニング力は大人以上にすばらしいものがあり、赤ちゃんの時期に英語の音と日本語の音の違いを聞き分けるといわれます。また幼児期は、脳の成長が著しい時期です。
英語シャワーを充分に浴びせられる環境は、英語のインプット量を確保しやすくアウトプットについても早期に達成しやすくなります。
子どもが「覚えなきゃ」と思ったり、親が「覚えさせなきゃ」と義務感で英語を習わせたりするよりも、自然と英語のインプット量を獲得できる点がプリスクールのメリットといえるでしょう。
英単語やフレーズを上手に発音する
小さなころにたっぷり英語シャワーを浴びると、ネイティブのような発音をしやすくなります。先ほどお伝えしたように聞き分ける力を発揮しながら、聞く量も充分に確保できるためです。
異文化理解につながる
プリスクールに通うのは、グローバル社会を生きるうえで必要とされる異文化理解につながります。
最近では海外から多くの観光客が訪れており、日本で働く外国人も増えてきました。こうしたなか、日本の文化や歴史に関する理解を深めると同時に、海外の文化に対する理解や寛容さを培う必要性が求められています。
ところで、日本人は海外から訪れた人から突然声を掛けられると「え~、ノーノーイングリッシュ」といったように及び腰になってしまいがちです。
ただ、自分のカテゴリーのなかに留まっているだけでは、いくら英語を話せるとはいえ海外の人や異文化を受け入れることはできません。
プリスクールで母語とは異なる言語に親しんだり、実際にネイティブの先生方と交流したりするなかで、おのずと異なる言語や文化に対する寛容さを養えます。
また、プリスクールでネイティブの先生とコミュニケーションを取る経験を積むことで、観光に訪れた外国人から突然英語で話しかけられても、尻込みすることなく対応できるようになるでしょう。
プリスクールに通わせるデメリット
プリスクールに通っている間は、子どもの英語力の向上を目の当たりにできますが、卒園後も同じように英語力をキープできるかといえば、そう簡単ではありません。
ここでは、卒園後に感じるデメリットのほか、実際に通っている間の課題について4点紹介します。
- 卒園後の英語力をキープできない
- 母語の習得がうまくいかない
- やっぱり学費が高い
- 親の英語力が必要になる
順に解説します。
卒園後の英語力をキープできないかも…
子どもがプリスクールを卒園したのち、インターナショナルスクールにそのまま通うケースもあるでしょう。この場合は幼少期の英語力をさらに伸ばせるかと思います。
ただ、プリスクール卒園後は普通の小学校に通う場合、せっかく身につけた英語力を保持するのは簡単ではありません。
親が海外駐在員となって子どもが現地で過ごしていても、帰国して環境に慣れるうちに英語を話せなくなるケースがあります。この状況と似ていると考えていいでしょう。
母語の習得がうまくいかない
子どもは得意になって英語を話しますが、家庭でも英語に特化してしまうと日本語の習得に遅れが生じる場合があります。プリスクールで英語オンリーの環境になっている場合は、家庭で母語の習得を大切にするようにしましょう。
やっぱり学費が高い
前述のようにプリスクールは通常の幼稚園や保育園よりも学費がかかります。兄妹姉妹が多い場合は、2人目以降通わせられない場合もあるでしょう。
また、プリスクールでは行事やイベントなどでプラスαの費用がかかるケースもあるため、入園を決める前に、その点をしっかり確認する必要があります。
親の英語力が必要になる
子どもの母語習得を助けるために、家庭では日本語の学習にも力を注ぐ必要があるとお伝えしました。ただ、せっかく幼稚園で覚えた単語をママに伝えたいのが小さな子どもです。
その際に、「ママは英語が苦手だから」「え~、わからない!」と伝えてしまっては、子どもによっては「な~んだ、これじゃ面白くないな」と思ってしまう可能性もあるでしょう。
つまり、親も英語を習ったり使ったりする姿勢が必要となるのです。
また、プリスクールによっては先生と連絡を取る際も英語で伝えなければならない場面が多くなるかもしれません。大事なポイントを聞き逃さないためにも、親はある程度の英語力を身につけておいたほうが良いでしょう。
子どもの英語学習に必要な考え方
子どもに英語の力を身につけさせたい場合に「プリスクールに通わせよう」と考えるママさんはいると思います。ここでは、その際に念頭におきたい点について2つ解説します。
卒園後も英語を使う環境を整える
プリスクールに通わせる場合のデメリットの箇所でお伝えしたように、卒園後も英語を使う環境をいかに整えるかが重要なポイントになります。
プリスクールからインターナショナルスクールに通う場合は、あまり心配することはないかもしれません。ただ、プリスクールの学びを定着させるには、卒園後の感覚を「自然な学び」から「能動的な学習」に変える必要があります。
やはり、就学以降は、英語力をキープしたり学びを補強したりする努力をしないと子どもの英語力はすぐにdownしてしまうでしょう。
とくに公立の小学校に入学する場合は、英語を使う時間は限定的になります。家庭で「聞く」「話す(やり取り・発表)」「読む」「書く」の4技能5領域をバランスよく習得できる場を整える必要があります。
やらなくなれば忘却してしまう可能性が大いにあると考え、卒園後の英語学習をどのように続けるのか考えておきましょう。
わが子が伸びる教育方法を考え実践する
プリスクールで向上した「英語力」をその後に活かすためにはどうすればよいのでしょうか。
プリスクールで英語を”習得”した子どもは、小学校から英語を学ぶ子どもとは異なり、英語のまま聞き取ったり理解したりする力を備えています。これは英語力をさらに伸ばすうえで強みとなります。
ただ、聞き取りや英語を読む環境が減ってしまえば、英語力の低下を招くでしょう。それを回避するには、やはり学校教育で重視される「聞く」「話す(やり取り・発表)」「読む」「書く」の各技能をバランスよく育てる必要があります。
また、アウトプットである「話す」「書く」についてはオンライン英会話でネイティブの先生と話をしたり、ブログやSNSの投稿やメール作成を教えたりしてもよいでしょう。
この際、インターネットを活用する場面が多く生じますが、トラブルに巻き込まれないよう親子間でしっかりやり方を共有することが大切です。
これらの取り組みは、親が押し付けるのではなく、子どもの興味や関心事をつなげて進めると学習意欲を向上させられます。
以上のように、プリスクールに通わせる場合であっても、家庭のサポートが必要になる点を念頭におきましょう。
「プリスクールか幼稚園か」で悩む場合どうしたらいいの?
ここまで読んでくださった方のなかには「やっぱりプリスクールよりも普通の幼稚園に通わせよう」「う~ん、記事を読んでみるとうちの子にはプリスクールがいいのかも」など、ある程度決められた方もいるでしょう。
ただ、「やっぱり悩むわ」と余計に考え込んでしまうママさんもいるかもしれません。ここでは、進路を決める場合のポイントを紹介しますので、よろしければ決断の際に参考にしてみてください。
まずはプリスクールや幼稚園側に関する視点を参考に、ご自身の考えを整理していきましょう。
スクール(園)の教育方針は合ってる?
プリスクールや幼稚園の教育方針や教育プロブラムもさまざまです。プリスクールによっては、入園時の子どもの英語力を問わず、最初から英語オンリーで始めるところもあれば、徐々にならしていくケースもあります。
また、通常の幼稚園でも英語教育を重視して、ネイティブの先生を招いて定期的に英語に触れる機会を設定している園もあります。
子どもが運動嫌いなのに「動きやリズムを多彩に取り入れる英語リトミック…」のような教育方法が挙げられるとすれば、親はいいと思っても入園する子どもにはストレスになりかねません。
スクール(園)の説明を聞くだけでなく、実際に自分の目で子どもたちの様子を見る機会を設定してもらうと良いでしょう。
保育時間は大丈夫?
一般的なプリスクールは普通の幼稚園と同じように14時ごろまでの保育時間となります。なかには延長保育をおこなっているところもありますが、就労しているママであれば必ず確認しましょう。その際はかならず延長保育の追加料金に関してもチェックする必要があります。
先生や講師は実際どう?
施設や園庭などのハード面だけでなく人的環境と言ったソフト面も重視しなければなりません。スクールや園、双方においてチェックしたいポイントがあります。
まずは、1クラスどのくらいの人数で何人の先生が配属されているのか確かめましょう。先生方の経験年数や免許等々、細かな点についてはプライバシーと絡むためすべてを把握できませんが、ご自身の目で子どもへの対応の仕方を観察するのは可能です。
通常の幼稚園で英語教育を推進している場合は、英語を話せる先生がどのくらいいるのか、ネイティブの先生も常駐しているのかなども確かめましょう。
プリスクールに関しては、ネイティブの先生が幼児教育にも精通していて、子どもへの接し方も温かく適切であれば、安心して通わせられます。また、スクールによっては日本人講師が中心である場合もあるため、体験入学に参加して英語力や対応の仕方などを確認できるといいですね。
やはり英語で会話する相手、つまり先生が子どもから親しまれている存在であれば、子どもの英語力にも良い影響を与えます。
卒園後のフォローはあるの?(プリスクールの場合)
卒園後のフォローに関しては、プリスクールに関しての内容となります。
プリスクールに通わせたいと思っている場合は、卒園後のフォローがあるかどうかを確認しましょう。プリスクールのなかには、卒園後も放課後教室や学童保育のような形でおこなっているところがあります。
放課後教室や学童保育といっても、通常の環境とは異なり、英語のみで保育や学びの場を整えている場所です。このようなフォローがあれば、卒園後の英語力を保持しやすいでしょう。
子どもの特性に合う?
親が「英語をたくさん使ってくれる幼稚園」に通わせたいと思っても、子どもが嫌がる場合もあるでしょう。そのときは無理強いするのはよくありません。
小さい子どもの場合、その判断がつきにくいといえます。その際は、英語に触れる体験入学やイベントなどの活動を通して、子どもの様子を観察しましょう。
物おじしない子どもはプリスクールに合っているかもしれません。ただ、それでも何かのきっかけで「もう、いやだ!」と登園を嫌がるケースも考えられます。
このあたりはスクールや園の先生ではなく、ママが一番わかっていることでしょう。お子さんの特性をしっかり把握して、どこに通わせるのがもっとも良いのかよく吟味してくださいね。
親がどこまでかかわれるか
プリスクールか幼稚園に通わせるかで悩む場合、スクール(園)の教育方針や環境、先生などに目が向きがちですが、実際に通うのは子どもであって本当のところは「通ってみないとわからない」といった部分が残ります。
悩む際に念頭におきたいのは「実際に通わせて親がどのようにかかわれるか」といった視点です。
たとえば、次のように自問してみましょう。
- 子どもに関する心配ごとや相談ごとがあった場合にしっかり伝えられるか
- プリスクールに通う場合、母語の習得に影響を与えないように、家庭でフォローできるか
- 幼稚園に通う場合、親子で楽しみながら英語を学ぶ時間をつくれるか
注意したいのは、プリスクールに通えば…幼稚園に通えば…というように「どこかに任せておけば子どもが大丈夫!」と思いすぎないことです。これは決して、スクールや園を信用しない意味ではありません。
やはり子育ては、基本的には親がするもの。厳しい見方かもしれませんが、ほかの子どもがいる以上、スクールや園の先生がすべてかかわれるわけではないのです。
プリスクールにしろ幼稚園に通わせるにしろ、それぞれにメリットやデメリットがある点を理解しておきましょう。デメリットの部分をできるだけ減らせるように親が努力すべき点があることも念頭におきます。
ご自身で今一度(正直な気持ちで)親のフォローができるのかどうか確認するのをおすすめします。
費用対効果を予想してみる
終わりに…、ここまで読んでいただいて「やっぱりプリスクールで英語を上達させたい」と考える方への大切な確認事項です。
前述のように、プリスクールは通常の幼稚園や保育園よりも学費が高くなります。1人めは通わせても、下の子に通わせられない…となれば、それはそれで課題ですよね。
「おうち英語」で学ぶのもあり!
実際のリサーチを経て、今の環境でプリスクール通いは難しい…そんなご家庭も少なくないと思います。ですが、英語学習はどこでも、いつからでも可能です。
大好きなママと一緒に英語を学ぶ時間は、かけがえのない親子ふれ合いタイムとなるでしょう。CDやDVD、市販教材、場合によってはオンラインや英会話スクールを適宜利用して、毎日少しずつ英語シャワーの量を増やしていけば良いのです。英語と合わせて日本語力を養って、学力の基礎となる思考力や表現力を培っていけるのは、おうち英語ならではのメリットともいえます。
ミライコィングリッシュは、『全ての家庭に英語のシャワー!』を目的とした教材です。
『忙しい…』『金銭的に余裕が…』そんな家庭が忙しさやお金を理由に英語を諦めてしまう…そんな環境を少しでもよくしたいという思いから、『子どもに任せられる』『リーズナブルな』コンテンツを5年の歳月をかけ制作しました。
今すぐおうち英語が始められる無料サンプルDVDももらえますので、ぜひお子さんと一緒に視聴してみて下さいね。
まとめ
今回はプリスクールに興味はあっても「実際は意味ないの?」といった疑問にお応えする形で進めました。
- 日本の「プリスクール」は英語を使って育てる施設で、おもに日本人の未就学児が通う
- プリスクールは、英会話の向上や異文化理解につながる
- プリスクールに通わせると母語の習得がうまくいかない場合もある
- プリスクールの通常の幼稚園や保育園よりもかなり高め
- プリスクール卒園後の英語力保持のためにも家庭のフォローが重要!
- 幼児教育の選択は子ども目線に立っておこなうように
- プリスクールに通わなくても「おうち英語」で楽しく学べる
今の段階で「意味がない」と言い切れないのは正直なところです。「意味がない」とするのは、おそらくプリスクールのデメリットを通常の幼稚園や保育園と比較して、大きく感じてしまった経験によるものでしょう。
ただ、今回紹介した内容を参考にすれば、デメリットと感じる部分をどう解決できるかで、「意味ある」に変えられる可能性があります。
悩む場合は、後半で紹介したチェックポイントを確認のうえ、熟考を重ねましょう。今後の基盤となる大事な選択かと思います。
実際に通わせてみて「やっぱり通わせなきゃよかった」と反省するかもしれません。ただ、よく考えて出した決定を否定する必要はありません。親として出した決定をまずは肯定しましょう。
そのうえで、デメリットを少しでも改善できる手立てを考え、再び行動に起こしたほうが、子どもにとってのメリットになります。今回の記事が迷っている保護者さんの参考になればうれしいです。