こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。
オンライン英会話にはメリットがたくさんある!という点について、前回の記事のなかで、解説いたしました。
よろしければ、記事をお読みになってくださいね。
オンライン英会話のメリットとしては、下記の点が挙げられます。
- 時間を有効活用できる
- マンツーマンで英語学習ができる
- 料金を安く抑えられる
時間を有効活用できるとは、通塾にかかる時間を削減できることを指します。インターネット環境がそろっていれば、いつでも手軽に英会話を学べる良さもあるといえるでしょう。
また、さまざまな文化や国籍、経歴をもつ先生から教わるチャンスにもなる点をお伝えしました。基本的にマンツーマンであるため、短時間でも内容の濃い学びができるのもメリット!
メリットだけではないオンライン英会話
前回の記事を読んで「よし!オンライン英会話を子どもにさせてみよう」と考える人もいるでしょうね。とにかく行動することが大切ですし…。
しかし、メリットだけをお伝えするのは、逆に不親切かな…と考え、今回は「オンライン英会話の落とし穴」として、デメリットについても触れたいと思います。
デメリットはオンライン英会話に限らず、どのようなことにもありますよね。デメリットを知ることで、”デメリットにならないように注意”したり、メリットを最大限に生かす工夫をしたりできます。
ぜひ、オンライン英会話の別の側面について一緒に確認してみましょう。
オンライン英会話のデメリットをできるだけ具体的に解説しますので、一つ一つ確認してみてください。
その場の空気を直接感じられない
その場の空気を直接感じられないのは、オンライン英会話のレッスン携帯に原因があります。ある意味、致し方ないことなのですが、画面を通してのコミュニケーションになる点を指します。
もちろん、リアルタイムで相手の話している様子を知れるため、対面とほとんど変わらないとはいえるでしょう。しかし、表情や発音など視聴覚情報については、対面授業と比較すれば、空気感も含めて限られてしまいます。
読者の皆さんのなかにも聞いたことがある人がいるかもしれません。この法則は、人が相手の話を理解するのに、ある割合をもとにしているとする内容です。
「メラビアンの法則」に登場する数値が以下のとおりになります。
- 言語情報(7%)+視覚情報(55%)+聴覚情報(38%)=100%
たとえば、言語と聴覚だけの情報入手より、視覚が入ればより理解しやすいという話。これを考えると、実際に会って人と話すのは、相手を理解するのに大切だといえるでしょう。
たとえば、ビジネス上の商談をイメージしましょう。先方に出かけてエントランスを抜け、応接室に入って観葉植物を目にしたり出されたコーヒーからいい香りがしたり…。
それら非言語情報は、その場の雰囲気など肌で感じるものすべてが含まれるでしょう。情報量として数値化できない感覚的なものが「リアルなやり取り」のなかにあるといえます。
つまり、肌で直接感じるコミュニケーションは、AIでなく人間の知性や感性を総合的にフル稼働させる行為なのです。また、対人間の信頼関係づくりには、直接会って話をした方が築きやすいといえます
これらの理由で、オンライン英会話だけで”英会話”の本質を磨くには、若干物足りなさを感じるのは否めないでしょう。
先生の質にバラツキが…
2つめの理由は、講師の先生方の質にばらつきがみられることです。もちろん、実際の英会話教室と同じクオリティで、レベルの高い授業を続けてくれる先生もいます。
しかし、オンライン英会話の場合は、実際の教室と比較すれば、正直”ゆるさ”を感じるかもしれません。
このため、オンライン英会話を申し込む前に、口コミやレビューなどの評判をチェックすると同時に、子どもに合う先生を選ぶようにしなければ後悔する可能性もあります。
また、オンライン英会話のスクールによっては、英語圏出身以外の先生方を採用している場合があります。ただ、さまざまな国籍や出身地の先生とのやり取りを通して、多様な価値観を身につけてほしいと願う親御さんもいるでしょう。
いずれにしても、オンライン英会話の無料体験レッスンなどで実際の授業を受けてみることをおすすめします。
ネット通信の環境次第ではつながらないことも…
3つめは、インターネット環境に左右されてしまうという点です。
インターネット環境の整備は日々進化し続けているとはいえ、それでもまれに通信環境が悪化してしまうケースはあるでしょう。映像が乱れたり音声が途切れてしまったりする場合も考えられます。
もちろん、通信環境が悪くて途中で授業が中止になったときは、スクールの方から振替の授業を案内されるでしょう。しかし、予定した時間にレッスンを受けられないのは、時間のロスだけでなく、気持ち的なロスが大きいですよね。
発音にばらつきがあるのはメリット?デメリット?
さて、先生の発音にばらつきがあるという話をしましたが、これは人によってメリットにもデメリットにも感じるようです。しかし、本当にデメリットなのでしょうか…。
ミライコイングリッシュとしては、「メリットがある」と考えています。
英語は、世界中の人々が使うグローバルな言葉です。このため、「英語の発音は、これじゃなきゃいけませんよ!」といえないのが事実。実際に、ニュースや動画で聞く英語は、本当にさまざまな発音、イントネーションなのですよね。
確かに、相手に理解できない発音では困ります。しかし、実は海外の人々に英語の発音に対する2こだわり”はあまりなく、自由に話されています。発音の出来不出来を気にし過ぎるのは、日本人だけかもしれません。
「キレイに発音せねば」と思い込みすぎると、肝心のコミュニケーションを楽しめなくなるでしょう。相手にまったく伝わらない発音では困りますが、基本的な音を把握していれば、意外に伝わるものなのです。
オンライン英会話を始める場合も「英語で自分の考えを自由に話せるように」英語で自分の思いや考えを自由に話せるように」といった目的を念頭におきます。そう考えれば、アジア出身の先生あるいはアフリカ出身の先生から教わるとしても、ちゃんと英語を話せるようになるのです。
しかし「やっぱりイギリス英語の発音を学ばせたいわ」と思う場合は、先ほどお伝えしたように英会話スクールに問い合わせましょう。
オンライン英会話は画期的で素晴らしい受講スタイル
以上、オンライン英会話の落とし穴として、「もしかしたらデメリットに感じるかもしれない」点について解説しました。
何事もそうですが、メリットもあればデメリットもあります。ただ、デメリットを知ることで「そうならないように気をつけよう」「メリットを大きく感じられるようにするには?」といった思考に変えられますよね。
ミライコイングリッシュは基本的に、「オンライン英会話は、とても画期的で素晴らしい受講スタイル」として推奨したいと考えています。
ただ、人によっては、デメリットにしか感じない場合もあるでしょう。今回紹介した”落とし穴”のほかに、体験レッスンなどを通してデメリットを感じるかもしれません。
いずれにしても、さまざまな価値観があるように人によって「合う合わない」はあります。この点は頭のすみにおいて「子どもに合う英会話習得法は、何か?」を考えてみてください。
やっぱり、通信環境を最終チェック!
デメリットのなかでもお伝えしましたが、通信環境の不具合はオンライン英会話をやるうえで致命的です。
いきなりオンライン英会話を始めるより、英語とは関係なく親戚や友達と自由にトークしてみる機会を設定します。その際、音声や画像が途切れるようでしたら、通信環境の整備が必要ということ。
それがわかれば、業者等に連絡して推奨環境を確認してみるのもいいですね。オンライン英会話に前向きな場合は、以上の確認は必ずするようにしましょう。
意外にやり始めると、すっかり「オンライン」にハマってしまうかもしれません♪
まとめ
何度もくり返しますが、メリットがあれば必ずその裏にデメリットはつきものです。逆にデメリットが1つもない!といったサービスの方が”怪しい”かもしれません。
しかし、デメリットばかりに気をとられるとせっかくのチャンスを逃してしまう可能性もあります。デメリットを知っているかいないかが重要!課題を確認したところで「OK!理解しました」といった具合にとらえ、次に進むのが良いでしょう。
ネット環境を整えたり、パソコンの機能を確認したりするのも重要です。この際、子どもにパソコンの使い方や情報リテラシーなどを教えるのもいいですね。
これらを確認したうえで、もう一度冒頭で紹介した「オンライン英会話のメリット」の記事を読み返すと、さらにメリットを感じられるかもしれません。