ミライコイングリッシュをご利用いただいている親御さんのなかには「モンテッソーリ教育」に関心がある、あるいはすでに子育てに取り入れているかたもいるでしょう。
日本モンテッソーリ教育綜合研究所の公式サイトによれば「モンテッソーリ教育は、子どもを観察することによって見出された事実に基づく科学的な教育法」です。
「子どもには自ら成長していこうとする力がある」といった考え方が基盤となっており、物的・人的環境を整えることで、子どもの自己教育力を培う教育とされています。
本記事は、モンテッソーリ教育と英語教育の組み合わせによって子どもの成長をさらに促進し、みずから未来を切り拓いていく力を養う立場で話を進めます。
モンテッソーリ教育が一体どのような教育法か確認できるとともに、自宅で英語学習をおこなう場合の大切なポイントについてもわかります。
まず、モンテッソーリ教育について初めて触れるママさん、パパさんにもわかりやすく解説します。英語教育の特徴と比較しながら、モンテッソーリ教育との相性や具体的な方法、注意点などについて紹介しますので、ぜひ子育ての参考にしてみてください。
モンテッソーリ教育について
ここでは、モンテッソーリ教育の概要と目的、内容について解説します。また、モンテッソーリ教育を英語教育に取り入れる際の視点となる要素について紹介します。
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士によって考案された教育法です。
モンテッソーリ教育は、子どもが自立し、自分の能力を発揮しあんがら、責任感や思いやりをもち、学び続ける姿勢を身につけることを目的としています。冒頭でお伝えしたように「子どもには自己教育力(自ら学ぶ力)が備わっている」といった考え方が基盤にあります。
モンテッソーリ教育では物的・人的環境を整えるとともに、独自の道具や教材を使用している点が特徴です。道具や教材は、大人(教育者)が子どもを科学的に観察することで得られた事実にもとづいています。
モンテッソーリ教育は、子どもが自発的に活動し、みずから学び成長していく姿を尊重しているのです。また、個々の発達段階に合わせた環境を提供することで、子どもの自立心や学びへの意欲を育みます。
藤井聡太棋士は、幼少期に、モンテッソーリ教育で用いられる格子編みをもとにした折り紙作品「ハートバッグ」を100個も作るほどだったそうです(参照元:ママシティ「【著名人33人】モンテッソーリ教育を受けていた有名人&関わった人まとめ」より)。
平野美宇さんのお母さんは、家庭においても「自分で考え、自分で決める」といった考え方で子育てをしていたといいます(同)。
幼少期における自己教育力の育みがいかに大切かがわかりますね。
モンテッソーリ教育の内容
日本モンテッソーリ教育綜合研究所によれば、モンテッソーリ教育では、0歳から6歳までの乳幼児期を「0歳から3歳までの前期」と「「3歳から6歳までの後期」に分けて考えているそうです。
そして一人ひとりの発達段階に見られる「敏感期」をもとに教育環境が用意されています。敏感期とは、以下のように解説されています。
敏感期とは、自分の成長に必要な事柄に対して敏感になり、環境の中から子ども自身が選び出して熱心に取り組みながらその対象を難なく獲得する時期をいいます。
日本モンテッソーリ教育綜合研究所「乳幼児期(0歳~6歳)のモンテッソーリ教育」冒頭より
なお、アメリカやヨーロッパでは乳幼児期だけでなく、小学校から大学まで準備されているところもあるようです。
0歳から3歳までの前期
モンテッソーリ教育では、この時期を「吸収する精神(無意識)」の時期」と呼ぶそうです。子どもの吸収力が高い時期であり、モンテッソーリ教育では、自己教育力を引き出すために、次のような教育環境が与えられます。
【0歳から3歳までの前期】
- 粗大運動の活動:歩行など前進を使った運動を支援
- 微細運動の活動:手や指を使った運動を支援
- 日常生活の練習:粗大運動を微細運動を組み合わせて環境への適応を促す
- 言語教育:子どもの発達段階に合わせたステップで豊かな語彙の養成を支援
- 感覚教育:感覚教具を通じて感覚の洗練を促す
- 音楽:表現や体の動きを楽しみ音楽的な表現力を育む
- 美術:目と手の協応動作を促し自由な表現を楽しむ活動を提供
これらは、」子どもの発達段階や興味に合わせて用意されます。モンテッソーリ教育の基本である自己教育力の発揮と成長を支えるものです。0歳から3歳のころは、」子どもが積極的に環境に働きかけながら成長していく姿を尊重し、自立心を学ぶ意欲を促す時期と考えられます。
3歳から6歳までの後期
この時期は「意識の芽生え」の時期と呼ばれます。子どもが0歳から無意識に吸収した知識を意識的に整理したり系列化していったりする時期といえます。
モンテッソーリ教育では、以下のように5つの教育分野が提供されます。
【3歳から6歳までの後期】
- 日常生活の練習:実生活に関連するさまざまな動作を通じて自立を促す
- 感覚教育:感覚教具を通じて感覚を洗練させ、物を観察し考える能力を養う
- 言語教育:言語の敏感期を生かして豊かな語彙や文法を身につけるためのステップを提供(文字の書き方も工夫されている)
- 算数教育:数の敏感期に数に関する教具を通じて数の概念を学ぶ(四則演算などの基礎を身につける)
- 文化教育:言語や数以外の分野における興味を対象(子どもの知識欲や興味に応える)
以上の教育分野は、0歳からの教育方法と同様に、子どもの発達段階や興味に合わせて展開されます。また、教具についても多様に用意される点も特徴の一つです。
子どもが自分の力で学べるようにするためには、大人が子どもの様子をよく観察して適切なサポートをする必要があります。子どもがみずから自己探求や自己解決ができるように促す姿勢が大切です。
モンテッソーリ教育の効果
モンテッソーリ教育の効果としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- 自立心や自律性が養われる
- 集中力が身につく
- 思いやりや協調性が育つ
- 学習意欲や自己肯定感が高まる
意欲や興味にもとづいた学びの環境が整うことで、子どもは安心して自分から物事に働きかけるようになります。また、周囲から自分の取り組みを尊重されるため、自信をもって行動できる子どもに育つでしょう。
さらに、異年齢の子どもたちと共に遊ぶ空間や時間が設定されているモンテッソーリ教育では、思いやりの心を育みやすい点もメリットです。
モンテッソーリ教育は、子どもの自主性や個性、心身の発達を促す効果が高く、これから紹介する英語教育にも取り入れたい要素を多くもっているといえます。
おうち英語に必要なポイント
さて、ここではモンテッソーリ教育と英語教育の掛け合わせで子育てをする効果を解説する前に、モンテッソーリ教育がおうち英語にとって必要である理由やポイントを紹介します。
以下のように、5つのポイントにまとめてみました。
- 子どもの興味関心を尊重する
- 子どもが自由に学べる環境を整える
- 自分のペースで学べるようにする
- 失敗してもやり直せるようにする
- 自分の力で学べるようにする
自宅で英語学習をおこなう場合も、子どもが興味をもつテーマや活動に対して柔軟に対応する必要があります。英語の絵本やおもちゃ、教材を用意し、言葉に楽しく触れる機会を増やすことも大切です。
人と比較することなく、子どもの成長や能力に合わせて学習内容や進度、難易度などを調整しなければなりません。
また、子どもが失敗しても叱ることはせず、子どもが何度も挑戦して成果を実感できるようにサポートする姿勢が重要です。子どもは小さなステップを踏んでいく過程で、少しずつ自分の学ぶ力を高めていきます。
このように子どもの自主性と興味や関心を大切にしながら、英語の学習環境を整えていくようにします。次章では、早速「モンテッソーリ教育と英語教育の相性」についてもう少し詳しく解説します。
モンテッソーリ教育と英語教育の相性
モンテッソーリ教育と英語教育は、いくつかの共通点があります。たとえば次の3点が挙げられます。
- 子どもの自主性や自由な学びを重視する
- 失敗してもやり直せる機会を与える
- 子どもが自分の力を学べるようにサポートする
読者のかたは「な〜んだ、これって当たり前のことじゃん」と思うかもしれません。ただ、実際におこなうのは意外に難しく、途中でついつい叱って、親のいう通りにさせようとする場合があるかもしれません。
ただし、モンテッソーリ教育の基本理念である「自己教育力の育成」を徹底的に実践していくことで、子どもの英語に対する興味やモチベーションを高めるだけでなく、親自身の変容を促すでしょう。
目の前の子どもをよく「観察」して子どもに最適な道具や教材を提供する姿勢は、英語教育の方法に変化をもたらします。
一方、あえて相違点を挙げるのであれば、モンテッソーリ教育が子どもの「知育全般」を育てる目的であるのに対し、英語教育ではおもに子どもの「英語力」を向上させることを主旨としています。英語教育は、モンテッソーリ教育の分野である「言語教育」に含まれ、さらに細かく「母語以外の教育」として位置付けられます。
このように、モンテッソーリ教育と英語教育が相性が良い理由は、モンテッソーリ教育が子どもの自主性や自己表現を重視しており、英語教育が子どもの言語能力を伸ばすことにフォーカスしているためです。
それでは早速、モンテッソーリ教育と英語教育を組み合わせておこなう場合、どのような方法があるのか次章で紹介します。
モンテッソーリ教育×英語教育の具体的な方法
本章では、モンテッソーリ教育の要素を意識しながら、英語教育のどのように生かしていくのが良いのか、その視点で具体的な方法について解説します。
- 英語の絵本や教材を用意する
- 英語で歌やゲームをする
- 英語で会話する
- 英語で書く
以上の4点について解説していきます。
英語の絵本や教材を用意する
さまざまな種類、ジャンルの英語の絵本や教材を子どもの学習環境に取り入れましょう。
そのなかで、子どもが興味をもつテーマやレベルに合う絵本を選ぶことが重要です。読み聞かせを通じて英語に触れる機会を自然に増やせるように意識していきます。
この際、モンテッソーリ教育で推奨されている「感覚教育」の視点を取り入れると良いでしょう。乳児であれば布製の絵本、手や指を使ってしかけを楽しむ絵本などが効果的です。
絵本の読み聞かせタイムに子どもが慣れてくれば、もしかしたら自分で本を選びたがるかもしれません。そのときは、子どもの意思を尊重して選ばせ、心を込めて読んで聞かせましょう。
また、お話の世界を補足できる教材や子どもの興味に沿ったアイテムを用意し、子どもの言語能力を高めたり想像力を広げたりするための環境を整えます。
英語で歌やゲームをする
子どもは歌やゲームなどを通じて、楽しみながら学ぶことが大好きです。
英語の歌をうたうことで、リスニング力や発音の向上に役立ちます。この場合も大人は、子どもがどのような音楽や曲調、歌詞が好きなのか、よく観察しましょう。
大人が「いい歌だから子どもに歌わせたい」と思っても、子どもによっては難しかったりつまらなかったりする場合もあります。「もう一回聴かせて!」と子どもから声をかけられ、何度も繰り返して聞きたがる曲が良いでしょう。好きな曲であれば、覚えたくなるため、子どもは英単語や発音を自然に身につけます。
また、英語のゲームについては、カードゲームが好きな子ども、アプリのゲーム、あるいは体を使ったゲームなど、子どもによって好きなゲームにも差が生まれることでしょう。子どもが興味をもったり好きなゲーム方式を選択する必要があります。
ただ、0歳からの子どもにITツールを使ったゲームを与えるよりも、手や指の動き、体操のような身体感覚を刺激する道具や教材、おもちゃを活用するほうが、子ども自身の感覚が研ぎ澄まされると考えられます。
発達段階に応じて、パズルやブロック、クイズなど空間認知や数的感覚、言語など、学びと遊びを組み合わせた活動も意識的に取り入れましょう。
英語で会話する
ママさんやパパさんのなかには、英語の発音やイントネーションに慣れず、会話を躊躇する方もいると思いますが、できる限り子どもとコミュニケーションを取る機会をつくりましょう。
モンテッソーリ教育では、子どもに「教える」といった姿勢よりも、子どもを見守り尊重する姿勢が重視されます。子どもの発音や言葉によく耳を傾けて、それについて親がポジティブな反応をしたり言葉を添えたりすることが大切です。
子どもは安心して自分の言葉(この場合英語)を発したり、親の好意的な反応を聞いて自信をもったりして、言語能力を高めていけるでしょう。つまり、実際コミュニケーションを通じて言語感覚を養い、表現力や思考力を養っていけるのです。また、人とコミュニケーションを取る楽しさも実感できるでしょう。
英語で書く
幼児期になると、英語の文字に少しずつ興味を持ち始めることでしょう。たとえば英語のフォニックスを習う段階で、英語の音と文字のつながりが理解できると「自分でアルファベットを書いてみたい」と言う可能性があります。
また、ブロックやパズル遊びを通じて英語で文字を書くことに関心を示す場合もあるでしょう。ひらがなを覚えた幼児がママやパパにお手紙を書くように、英語で文字が書けるようになるとうれしくなり、LETTERを書いてくれるかもしれません。
親御さんが書き方を教えたり、子どもが選ぶ書き方テキストを使用したりして楽しく学べる環境を整えましょう。
これらの方法を取り入れながら、子どもが自然な形で英語を習得できるような環境を整えましょう。子どもの興味や能力に合わせた活動や教材の選択が重要です。
モンテッソーリ教育のアプローチを取り入れながら、英語教育を楽しく実践することで、子どもの英語力の向上と豊かな自己表現を促進できます。
モンテッソーリ教育×英語教育のメリット
モンテッソーリ教育と英語教育を組み合わせる子育てを通して得られるメリットについて解説します。
以下のように3つのメリットを取り上げて紹介します。
- 効率的に英語を習得できる
- 継続的に英語を学べる
- 子どもが個性を発揮できる
次から順に解説します。
効率的に英語を習得できる
モンテッソーリ教育は、子どもの興味や関心にもとづいた学習環境を提供することを重視しています。英語教育にも、この視点を取り入れることで、子どもは効率的に英語力を身につけていくでしょう。
また、モンテッソーリ教育のアプローチは、子どもに自ら学ぶ姿勢を身につけさせます。課題が生じても試行錯誤しながら、よりよい方法で問題を解決していけるようになるのです。
このアプローチを英語教育に取り入れることは、子どもが自主的に英語に触れようとする姿勢を促し、英語を楽しみながら学ぶ習慣につながります。
継続的に英語を学べる
モンテッソーリ教育の特徴の一つは、子どもが自分のペースで学ぶことができる環境づくりにあります。英語教育においても同様に、子どもが継続的に英語に触れたり学んだりする機会を提供することが重要重要です。
モンテッソーリ教育における自立心や自律性を尊重しながら、英語を日常的に使う環境をつくることで、子どもの継続的な学びの姿が定着します。
子どもが個性を発揮できる
モンテッソーリ教育は、子どもの自主性や自己表現の育成を大切にしています。モンテッソーリの教育方法を英語教育に取り入れることで、子どもは言語能力の向上だけでなく、コミュニケーション能力や想像力の発揮、異文化理解など、幅広い成長を達成できるでしょう。
モンテッソーリ教育と英語教育の組み合わせは、子どもの総合的な発達を促進します。将来的にどのような社会やシチュエーションでも活躍できる可能性を高めると考えられるのです。
個々の子どもの能力や興味に合わせてカスタマイズされた学習環境を提供していきましょう。繰り返しになりますが、子どもの自主性を尊重することが英語教育を進めるうえでのポイントです。
モンテッソーリ教育×英語教育の注意点
さて、良いことづくめのモンテッソーリ教育×英語教育…。ただ、やり方次第では、あまり良くない結果を生むことも考えられます。本記事の最後では、気をつけるべき点として、3つのポイントにわけて解説します。
- 子どもの興味関心を尊重する
- 自分のペースや力で学べるようにする
- 子どもの失敗してもやり直せるようにする
次から順に解説します。
子どもの興味関心を尊重する
モンテッソーリ教育では、子どもの自主性や興味・関心を重視しています。同様に、英語教育でも、子どもの興味や関心に合わせた教材や教具、おもちゃを提供しましょう。
また、実際の学習内容やアクティビティについても、モンテッソーリの各分野(運動や言語、感覚、音楽、美術、算数、文化などの内容)を意識した取り組みをすると効果的でしょう。
このためには、発達段階に合わせた環境づくりを整えると同時に、やはり「目の前の子どもをよく観察する」ことが重要です。ほかの子どもが「〇〇をやっている、〇〇に興味がある」といってもわが子に当てはまるとは限らないでしょう。
ママさんやパパさんは、ほかの子どもと比較するのではなく、子どもの今を尊重し、それぞれの子どもに必ずあるとされる「敏感期」を逃さないようにする姿勢が大切です。この姿勢をもつことで、子どもの興味や関心に沿うアプローチが可能になるでしょう。
自分のペースや力で学べるようにする
モンテッソーリ教育では、子どもが自由に活動できる環境を大切にしています。英語教育においても、子どもが自分のペースで学び、自由な表現をすることができる環境を整える必要があります。
過度に指導や制約を加えてはいけません。子どもの自主性を尊重し、自由な学習活動を促進しましょう。個別の学習スタイルや進度を把握し、それに合わせたサポートや教材の提供をおこないます。
繰り返しますが「自己教育力」を育てることは、しっかり念頭におきましょう。
子どもが失敗しても、やり直せるようにする
モンテッソーリ教育では、子どもが失敗しても自分で解決する機会を与えることが重視されます。英語教育においても同様に、子どもが英語でのコミュニケーションや表現で失敗しても、自信をもってやり直すことができる環境をつくりましょう。
大人から見て実力以上の挑戦をしようとしていても、そこは許容する大らかさも重要です。子どもが失敗したりミスをしたりすれば、自身で「今の実力」に気づきます。そこから立ち直るために必要な助言やサポートをおこないましょう。
この場合、闇雲に手助けしたり口を出したりするのは避け、子どもが自力でやれることを少しずつ増やして認める姿勢を示しましょう。スモールステップを提示し、段階ごとに達成感を味わえるようにする必要があります。
以上、お伝えした内容を参考にすることで、モンテッソーリ教育と英語教育を効果的に組み合わせて子育てをします。一人ひとりの発達段階や興味関心に合わせたアプローチを取り入れながら、自律的な学びと英語習得を両立させていきましょう。
まとめ
モンテッソーリ教育と英語教育の組み合わせは、子どもの成長と英語力の発達を可能にします。
モンテッソーリ教育は、子どもの自主性や興味関心を尊重し、自由な学びと成長を促すアプローチです。英語教育は、子どもが英語を習得し、コミュニケーション能力を高めることを目指しています。
両者の共通点として、子どもが自由に活動できる環境を整え、自分のペースで学べるようにサポートすることが挙げられます。具体的な方法としては、英語の絵本や教材を用意したり、英語で歌やゲームを取り入れたりする方法があります。
さらに、英語力の向上とともに、子どもの自主性やコミュニケーション能力、創造力などの発達も促進されます。今回紹介した内容をもう一度確認し、モンテッソーリ教育の「自己教育力」を育むための要素を英語教育に取り入れ、子どもの可能性を引き出し、伸ばしていきましょう。