「気にしちゃう」…繊細なママパパさんへ
こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。
この記事を読んでくださるママさんのなかには、お友達の子どもに贈るプレゼントについて悩まれる方もいるでしょう。
親しいママ友に、「これ良かったら読んでみて」と英語の絵本を贈るのも素敵ですね。ただ、受け取る側のママさんが英語にとくに関心がなければ、贈る側として「いきなり英語の本を贈っても迷惑がられるかもしれない」と心配になります。
人によって受け止め方は異なるのは自然なことでしょう。
今回は、もしも「ママ友の子どもに「英語の絵本」を贈ろうと思った場合、どうすればよいのか?」など、気持ちの持ち方や考え方のポイントについて解説します。マイナーな例かもしれませんが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
英語学習に対する考え方の違いが気になる?
こちらのイラストのママさんは、英語の絵本を買ってしまった後で、「やっぱり日本語の絵本にすれば良かったなあ」と少し後悔しているようですね。
先生は「あら、素敵!きっと喜んでくれるわよ」とコメントしているため、安心して贈ってもよさそうなのですが、ママさんとしては「なんとなく心配…」と躊躇しています。
↑こちらのママさんは、幼少期の英語教育が子どもにとって大事なことだとわかっているからこそ、ママ友の子どもにもぜひ「英語に興味をもってもらえたら…」と思ったのですね
思いが強すぎて、ついつい英語の絵本を買ってしまったと考えられます。
ただ、冷静になってみると「私の価値観を押し付けてしまってないか…」と振り返ってしまったわけです。
ママ友のなかには、違う考えをすんなり受け入れて「わ、いいわね。面白そう」と英語に興味をっもつ人もいれば、「ウチは、必要ないわ」と拒否反応を示す人もいるでしょう。それはある意味、致し方ないことです。
とはいえ、普段からおしゃべりをしている仲の良いママ友であればあるほど、「英語の本を贈ったことがきっかけで、仲がギクシャクしたら嫌だなあ」と心配してしまいます。
「英語なんて習う必要はないわ」「ちょっとお節介じゃないかしら」と思われたら…、せっかく好意をもって贈るギフトであっても、逆の効果をもたらすかもしれません。
プレゼントって難しい?
本当に、人にプレゼントを贈る場合は、悩みますね。高すぎても気を遣わせてしまいそうだし、手作りのプレゼントも何となく相手にとっては重すぎるかも…など、悩めば悩むほど、何を贈ってよいかわからなくなるでしょう。
おそらく、悩みすぎると余計に相手に気を遣わせたり、勘繰られたりする可能性が高まってしまいます。自分が「わ、これいいなあ。喜んでもらえそう!」と思ってサクッと購入して、笑顔で「はい!誕生日プレゼント!」といって贈るのが一番かもしれません。
それで、ごちゃごちゃ言うママ友であれば、実はそこまで‥‥。哀しい現実でしょうが、受け止めるしかありません。一般的には、心を込めて贈られるものに「文句」をいう人は、あまりいないのではないでしょうか。
贈る側としては、相手のためを思って…という気持ちがあれば、あとは相手が感じるがままを受け入れるだけでいいのです…。そう思うのですが、読者の皆さんはどのように感じられますか?
英語の絵本に触れることの重要性
幼児期にさまざまな絵本に触れるのは、子どもの心や頭の成長にとって大切です。日本語の絵本だけでなく、英語の絵本をさりげなく取り入れたとき、子どもによっては「わ~、音が面白いね」「絵が日本のとは違うね」と子どもに応じた発見を口にするでしょう。
子どもの好奇心を刺激するもの、きっかけは、何処にあるか分かりません。おもちゃと同様に、本についても今までとは異なる種類のものを提供して、子どもの興味を引き出すのは、決して悪いことではないのです。
もしも、あなたが心を込めて絵本のプレゼントを贈ることに対して「わ~、ありがとう!これ、素敵ね」と驚きをもって受け入れてくれたのなら、その子どもにとっては良い経験となります。
それまでは、日本語の絵本のみで過ごしていたけれど、英語に興味をもったり英語で本を読みたくなったりするかもしれません。その素地を生来もっているとすれば、誰かが気づかせる手立てを講じるのは重要です。
また、英語の本も日本語の本と同様に、さまざまなタイプのものがあります。図鑑や辞書のような本もあれば、しかけ絵本など子どもの好奇心を刺激する良質の素材も数多くあります。
お友達の子どもの興味を知っているのであれば、なおさら興味に合う絵本を選ぶと良いでしょう。絵本をプレゼントとして贈る場合は、メッセージを添えたり、おすすめポイントをさりげなく伝えたりすれば、ママ友も「子どものことを考えてくれてうれしいわ」と感じると思います。
友達の子どもに贈る場合のおすすめ絵本
英語に触れたことがない子どもでも、音やイラストなどを楽しめる絵本をいくつか紹介します。どちらかといえば、英語が苦手なママさんにとって、英語の絵本を手にしたときに「え~、困る!」と声を上げてしまうでしょう。
その場合は、英語の読み聞かせをサポートしてくれるCD付の絵本やサウンドブックがおすすめです。
また、初めてでも日本語と英語の違いに気づきながら、興味を引き付けられる絵本もあります。ぜひ、チェックしてみてくださいね。今回はそれらの一部を紹介します。
えいご にほんご おうたえほん (わくわく音あそびえほん)
同じ曲について、英語版と日本語バージョンのどちらでも楽しめる歌絵本です。ディズニ―の名曲「ありのままで」と英語版の「Let It Go」、「さんぽ」と「Hey,Let’s Go」などが収録されています。
一緒に歌えるモードとメロディだけ流れるカラオケモード、ランダムに全曲流してくれるなど、機能が満載の絵本です。
World of Eric Carle, Around the Farm 30
「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールのイラストが子どもの目と心を引き付けることでしょう。
農場にさまざまな動物たちが登場します。こちらのサウンドブックは、子どもが本を読みながら30種類のサウンドボタンを押せば、エリック・カールの絵本に登場する動物の名前と鳴き声を聞くことができます。
それぞれの動物については、簡単な英文で説明されており、英単語を記憶する次のステップにも活用できます。
じゅげむ (JUGEM From Rakugo)
子どもが初めて英語に触れる場合、抵抗感なくスタートできるものがいいですね。日本語の語りが助けになって、自然と英語の世界へいざなえます。
たとえば、有名な落語「寿限無」は、日本語でも子どもたちが大好きな話の一つです。ユーモアたっぷりの絵本の世界を英語でも実現しました。
こちらは「日本語のみ」「英語のみ」「落語バージョン」と子どもの好みに合わせて選べます。言葉遊びの好きな幼児期ですから、何度も繰り返して聴いているうちに覚えてしまうことでしょう。
英語でもよめる くまさんくまさんなにみてるの?
「くまさんくまさん、ちゃいろいくまさん、なにみてるの?」この問いかけは日本語でも英語でも子どもが言葉を表しやすいフレーズです。
ページいっぱいに色鮮やかな動物たちが登場します。次に現れる動物や色を当てたり、リズミカルに言葉を発したりして子どもは楽しみながら絵本の世界を味わえるでしょう。
以上のように、英語の絵本といっても、日本語と併記されたり、音の変化や違いを楽しめたりする教材絵本がたくさんあります。ママ友やお子さんの喜ぶ姿や表情をイメージしながら、心を込めて英語関連の絵本を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
さて、それでは、この記事でお伝えしてきたことを最後にまとめていきます。
お友達の子どもにプレゼントを贈る際、英語の絵本を選ぶのはどうかしら?と悩む方もいるでしょう。結論をいえば、英語の絵本を贈るのはあり!ということになります。
幼少期には、さまざまな音や言語、価値観などに触れて柔軟な思考力や感性を育てたいものです。わが子だけでなく、大切なママ友のお子さんに対しても、そうした思いをさりげなく贈るのは、素敵なことだと考えます。
「うちの子ね、英語に興味をもったみたい!すごく楽しいって喜んでるわ」といった声を聞けたら嬉しいですよね。意外な贈り物として、プラスに受け取ってくれる友達は多いと思います。贈る際は、そっとメッセージを添えてみましょう。きっとあなたの思いが相手にしっかり伝わることでしょう。