子供の英語教育の必要性┃『意味ない』って本当？

本記事では、

子供の英語教育の必要性は？
早期英語教育には意味があるのか？

これらについて、詳しく解説していきます。

Contents

はじめに
子供×英語教育の必要性
英語教育が必要ないと言われる理由
英語教育は意味ない？┃英語苦手な日本人が多いワケ
英語教育を諦める前に。早期英語で”英語力の底上げ”

はじめに

お子さんのために、将来に必要な教育を施したい。
子供のために、将来の可能性をひとつでも増やしてあげたい！

そんな保護者さんの中には、お子さんへの英語教育を検討する方も多いでしょう。

正直、日常では英語の必要性を感じない。英語訳が必要ならアプリでいくらでも対応出来てるし…子供のうちから英語を学ぶことって本当に必要なの？

アプリの精度も今どんどん上がってるから、そう感じる人も多いよね。

でも、アプリやツールで補える英語って現代では『誰でもできて当たり前の言語』とも言えるんじゃないかな？

・・・ドキッ

子供×英語教育の必要性

弊社教材ミライコイングリッシュのご購入者様の中にも、子どもの英語教育に対して「読み書き」を重視した翻訳的な英語ではなく、「聞く・話す」がメインの言語力・コミュニケーション力を育てる事をメインの目的とされている方が多くおられます。社会のグローバル化が急速に進んでいる今、本当の意味での「英語力」を育てる英語教育の必要性は今後ますます高まるといえるでしょう。

まずは以下に、子どもに英語教育をさせるメリットを挙げました。

国際コミュニケーション能力が身につく

英語は世界で最も広く使われている言語の一つであり、国際的なビジネスや交流の主要言語です。
英語を学ぶことで、子どもたちは将来、さまざまな文化や背景を持つ人々とコミュニケーションを取り、協調する能力を身につけることができます。
世界の未来を担ってほしいからこそ、身に付けてほしいところですね。

世界情勢を知る。得られる情報の拡大

英語を理解できることは、共通語である英語の情報に直接アクセスできるということです。
世界の動向をより深く理解することへと繋がります。

将来の選択肢の広がり

英語を生かせる仕事を紹介。海外でも、日本でも英語は生かせる！｜ミライコイングリッシュラボ

英語を生かせる仕事を紹介します。英語を習得することで、仕事の幅が広がるのも大きなメリット。

『英語で会話が可能』というだけで、就職活動に有利になるのは間違いありません。
グローバル化が進む中で、多くの企業や組織が国際的に活動しています。英語で会話できる事は、就職やキャリアアップにおいて大きな武器となります。

異文化を理解し、広い視野を身に付ける

英語学習は、異文化を理解し、尊重する心を育む機会でもあります。
多様性を受け入れ、異なる様々な視点から物事を見ることができるようになる「人間力」は、将来にわたり大きな財産となることでしょう。
また、英語という新しい言語を学ぶということは『頭の中で考える』力を育てます。複数の言語に触れることで、より柔軟な思考が可能になります。

自信を持ち、自己肯定感を育てる自己実現の機会になる

子どもたちの自己実現にや、自信を向上させる機会になります。
新しい言語を学ぶことは挑戦であり、その過程で得られる成果、成功体験は子どもたちの自己肯定感を高めます。

二言語を学ぶことで得られる脳機能の成長

カナダの心理学者エレン・バイアリストック博士による、二言語を使用することが脳機能に与える影響についての研究の例を紹介します。
エレン・バイアリストック博士の研究結果には、二言語話者は一言語話者よりも認知テストで高いスコアを記録し、特に「ストループタスク」という注意と制御を測定するテストで顕著な差がみられました。
このことは、二言語話者がタスク切替（多タスク処理の能力）や抑制制御（気を散らす要素を無視する能力）において優れていることを示しています。

この他にも、世界各国で二言語を学ぶことで脳機能のうち問題解決・注意力・新しいルールに迅速に対応する能力の向上がみられる・認知症の発症が遅れる…等様々なメリットが報告されています。

英語教育は子どもたちにとって学校の勉強以上のものであり、勉強では学べない生きていく上で大切な軸に関わっているものであると言えますね。

ただ、「将来のためだよ！」と言ったって子供にはわからないのよね。

英語は「将来のためだけのもの」ではないわ。英語を学ぶことが「＝知識の広がり、心の豊かさ」に繋がっているの。

とは言っても、英語ペラペラな日本人ってなかなかいないから、意味ないんじゃない？って思っちゃう。

そんな『不必要！』『意味ない！』派の意見についても、次で解説するわね。

英語教育が必要ないと言われる理由

以下には、子供の英語教育が意味ない・必要がないと言われる理由をまとめました。

日本の文化を大切にしたい： 日本の文化や言葉を守りたいと思う意見です。「英語ばかりに注力すると、自国の大切な文化や言語がおろそかになる」可能性を危惧した考え方ですね。

実用性の問題： 日本国内で生活している限り、日常生活で英語を使う機会はそれほど多くないという現実を踏まえた意見です。そのため、英語学習に多くの時間やリソースを割くことは、効率的ではないという考えもあるようです。

教育資源や時間の配分： 教育資源・教育時間は有限であり、英語教育に多くの時間や予算を割くことで、他の重要な科目や教育が犠牲になる可能性があるという考え方です。将来を踏まえて必要性のある学習が明確な方の中には、このような意見もあるようです。

多様な言語を習得したい： 英語だけではなく、中国語やスペイン語など、世界で広く話されている他の言語を学ぶことが重要だという意見です。グローバル化が進む中で、英語以外の言語能力の必要性も上がってきていますね。

英語教育の普及や推進を巡る議論の中で、これらの視点は決して不要というわけではありません。多様性を重要視する世の中で、これらの意見を踏まえて自分の文化を大切にしたり、他の言語を学んだり、自分に合ったことを学ぶという選択肢もあるでしょう。

英語教育は意味ない？┃英語苦手な日本人が多いワケ

『英語教育をしたって英語は話せるようにはならない！』という意見について、その原因も含めて説明するわ。

英語を覚えることが特に苦手とされている日本人。その理由は、教育システム・文化的背景・言語構造の違いなど、さまざまな要因に基づいています。

教育の場での英語学習:
日本の英語教育は、読み書きの技能に重点を置いており、実際の会話やリスニングのスキルが十分に育成されないことがあります。
また、文法や翻訳に重きを置いた授業が多く、実用的なコミュニケーション能力の向上につながりにくい傾向があります。
文化的背景や、日本人特有の性格:
日本では、間違いを恐れる文化があり、間違えることを恥ずかしいと感じるため、積極的に英語を話すことを避ける傾向にあります。
このような心理的な壁が、英語のスキル向上の妨げになることがあります。
言語構造の違いが大きい:
日本語と英語は、文法構造が大きく異なります。
言葉の並べ方や発音が全然違う＝「全く違う言葉に聞こえる！」というのが、英語への苦手意識を高めているといえますね。
教材や、学習の仕方・ツールを選択するのが難しい:
英語学習に使う教材やツールが、実際のコミュニケーションに必要な能力をカバーしきれない、という要因もあります。
実用的な会話やリスニングに焦点を当てた教材の選択することが重要になります。

新しい子ども英語教材　ミライコイングリッシュとは？

小学生から外国語や英語の授業が始まり、義務教育でも英語を学ぶ時間やリソースは増え続けていますが、現状英語科目で子供たちを評価するのはテストの点や成績であることも大きいですね。

英語でコミュニケーションを取ることが重要視されていない、そのために学ぶ意義や楽しさを感じられない子供たちも多いでしょう。

(心当たりを感じる・・・)

『英語学習』に関しては、日本人にとって不利なポイントがこれだけあるの。

じゃあ、やっぱり必要ないってこと？諦めるしかない？

ここに挙げたマイナスポイントは確かに広く言われているけど、諦めるのはまだ早いわ！

英語教育のハードル、高すぎ？

“日本にいながら英語をマスターする”というのはハードルが高く感じるかもしれません。
しかしこれらの日本人にとって不利なポイントは、すべて『学校や社会で発生する後天的な要因』ともいえるのではないでしょうか。

つまり、早期英語教育を始める一番のメリットは

英語の早期学習を始めることで、上記の『不利＆苦手ポイント』をカバーし
外国のように英語に慣れた状態や、英語を学ぶ＝楽しい！という気持ちを引き出せる

このことについて、以下に解説していきます。

英語教育を諦める前に。早期英語で”英語力の底上げ”

早期英語教育が、その後の英語学習に及ぼすメリット

脳科学的アプローチについて
早期英語が育てるのは、英語が『言葉』として入ってくる『耳』と、『脳』です。

赤ちゃん・子供の英語教育いつから？脳科学で分かるおすすめの時期・方法｜ミライコイングリッシュラボ

赤ちゃん・幼児の英語学習をいつからしよう？という疑問に関して、脳科学的視点から解説します。

上記の記事にも記載しているように、英語に耳が慣れ・脳が慣れている状態を作ることは、日本在住であっても、正しい早期英語教育でカバーすることができます。

そして、これは子どもの脳機能上の可能性ですが、子どもの心理・社会的側面においても早期英語教育を始めることにはその後の学習をスムーズにするメリットがあります。

学習へのモチベーション:
早期英語を学んでいる子どもは、小学校で触れる英語が『初めて』ではありません。英語が得意な子供は、さらに他の教科にも興味を持ちやすく、積極的に学習に取り組む傾向にあります。
学習意欲が刺激され、モチベーションも上がる『良いサイクル』が自然に生まれます。このように、一つの成功体験が他の多くの分野へと良い影響を与えるでしょう。
問題解決能力と、適度なストレスの処理が学べる:
新しい言語に取り組む過程には、適度なストレスと挑戦を伴います。しかし、これらを適切に管理したり、解決方法を知ることで、子供たちはストレスに対処する能力を自然と身につけることができます。