外国人のお友達と話す時に気をつけたいこと2

気質の違い意外に押さえておくべきポイントは?

こちらでは、英語学習に関する情報を、様々な角度からのアプローチでお伝えしています。

今回は「外国人のお友達と話す時に気をつけたいこと」というテーマを取り扱っていきます。こちらの記事は、シリーズの第2弾になりますので、まだ1弾を読んでいない人は、是非そちらにも目を通してみてくださいね!

この漫画に登場するママさんは、我が子に外国人のお友達ができたので、仲良くしてもらうためにどういったことに気をつければいいのかを真剣に気にしているようです。

前回は、日本人と外国人では「気質」に違いがあるということを学んだママさんですが、今回はどんなことに気づくのでしょうか?

外国人のママさんに相談をしてみたところ、「タブーな質問」「タブーな表現」には気をつけた方がいいというアドバイスが。これは一体どういうことなの?と気になる人も多いでしょうから、もう少し詳しく解説をしていきます。

外国人ってそんなにタブーが多いのかな、怖いな、と思うかもしれませんが、我々日本人にも忘れているようで、意外にたくさんタブーがあることをまずは思い出してみましょう。

特に、小さなお子さんがいる世代の女性は、タブーの塊だったりしませんか?

どんな国にもそれぞれのタブーが存在する

たとえば、男性から「おいくつですか?」と聞かれただけで、「なんでそんなこと聞くの!?」と失礼に感じてしまう人はいませんか?あるいは「体重は何キロくらいですか?」なんて尋ねられたら、多くの人はその相手に対して「デリカシーがないな!」なんて憤慨したくなるでしょう。「だいぶふっくらされましたね」なんて発言は、侮辱意外の何ものでもない、なんて感じる人だって多いはず。他には「家賃」「年収」を尋ねられると不愉快に感じる人も多かったりしますよね。

日本人の間ではこういったことを相手に質問するのは、タブーであり非常識であるという暗黙の了解が大体成立しています。しかし、海外の人からすると、こういったことを質問するのの何がおかしいわけ!?気になったんだから質問したって別にいいでしょう?と理解に苦しむ場合もあるわけです。

そもそも、身体的特徴については、話題にするのがタブーという国もありますが、それ以前に、若ければ若いほどいいとか、痩せていればいるほどいい、というのは日本人の女性特有の考え方だったりします。

海外の人は、年齢を重ねることに対してネガティブなイメージを持っていないことがほとんどですし、体重についても、人それぞれの個性であると捉える傾向があり、ふくよかであろうが、痩せていようが、その人らしい魅力に溢れていればそれで良しと考えます。ただし、太り過ぎている場合は「自分を管理できない人」と判断されてしまう可能性もありますが

年齢や体重のこと意外だと、自分の出生に関することについて質問されるのがイヤだという人もいるでしょう。たとえば、両親が離婚している人や、両親の出身国が自分と同じでない場合など。自分のアイデンティティで悩んだ経験がない人からすると、アメリカと日本のハーフとか、台湾の日本のハーフとか、紹介されれば普通に「カッコいい!」と憧れたりするものですが。ハーフの人は、そもそも「ハーフ」という表現を嫌っていたりします。

ハーフという言葉には、1/2という意味がありますから、自分がハーフだと言われてしまうと、まるで人間として半人前だと言われているような気がして傷ついてしまう人もいるのだそう。「そんな風に捉えて傷つくなんて!」と、意外に思うかもしれませんが、こればかりは当事者でないとわからない感覚かもしれませんよね。

相手を思いやる気持ちを持っておこう!

一番大事なのは、とにかく「自分にとっては平気なことでも、相手にとってはイヤなことがたくさんある」と理解しておくことです。

それでももちろん、ミスを犯してしまうことはあるでしょう。うっかり「◯◯さんってハーフなんでしょう?」と悪気なく質問をしてしまい、相手を不愉快にさせてしまうなんてことがあるかもしれないわけです。

ただ「そんな時は、素直に謝れば大丈夫」と楽観的に捉えることも、一方では重要です。勉強不足で相手をズバズバ傷つけてしまうのはよろしいことではないかもしれません。しかし、人間は完璧ではありませんから、至らない言動を取ってしまう可能性は充分にあります。そして、その可能性に怯えていたのでは、いつまで経っても海外の人との距離が縮まりません。

最も大事なのは、タブーを犯した時は素直に謝ろうという、相手に対しての「思いやりの気持ち」を持つことでしょう。その基本さえしっかりしていれば、いざという時でも大きなトラブルを招いてしまうことは防げるはずです。

実際に存在する海外のタブーをご紹介

さて、実際に世界にはどんなタブーがあるのか、全てをお伝えしきることはできませんが、代表的なものをいくつかご紹介していきましょう。

たとえば、挨拶について。日本では、エレベーターなどで知らない人と乗り合わせた時、わざわざ挨拶はせずに、無言のままでいる方が自然ですよね、しかし、海外では「Hello」と声を掛け合うのが普通だったりします。

また、ピースサインなどにも解釈の違いが。カメラを向けられた時、日本では人差し指と中指を立ててピースサインをするのが普通の光景です。しかし、イギリスなど、国によってはピースサインがタブーだったりもするのです。表向きのピースはOKでも、裏向きのピースは相手への侮辱だなんて言われているので気をつけた方がいいでしょう。日本では表ピース同様、裏ピースも流行っているので、欧米の人の前でうっかりやってしまわないように気をつけてください。

子供に関することだと「頭を撫でる」のがNGな国もあります。日本人だと、可愛い子がいたら「よしよし」と頭を撫でるのが、わりと普通だったりしますが。たとえばタイなどでは、頭は神聖な箇所とされているので、ましてや他人の親が自分の子の頭に触るなど言語道断!うっかりやってしまったら、大問題に発展しかねませんから気をつけた方がいいでしょう。

ただ、今のご時勢だと、頭に限らず、そもそも他の子供に接触をすること自体、NGになりつつありますよね。コロナウイルスの流行に関しても、国よって捉え方や対応がそれぞれ違っていますから、こういった点にも繊細にアンテナを尖らせておいた方がいいでしょう。

ウイルスへの感染は特に命に関わることですから、「デリカシーがない」といった問題では片付けられない危険性もあります。

日本人同士であれば、それほど認識に大きなズレはないかもしれませんが、海外の人と頻繁に接する機会がある人は、水面下で密かに文化の違いやタブーについて日頃から勉強をしておくといいでしょう。ひいてはそのこと自体が相手への「思いやり」につながるという考え方もできます。

まとめ

それでは、この記事でお伝えしてきたことを、最後にまとめておさらいしていきましょう。

外国人のお友達と話す時には、お互いの気質の違いを理解しておく他、相手の国でタブーとされていることがないかどうか、あらかじめ下調べをしておくといいでしょう。

たとえば、日本では可愛らしさの象徴とされているピースサインが、海外では相手への侮辱と捉えられているケースもあったりするので、自分の常識が世界の常識だとは思わない方がいいです。

ただ、誰もが1つ1つのタブーを完璧に記憶できるとは限りません。もし、うっかりミスを犯してしまった時には、気づいた時点で素直に謝りましょう。悪気がなかったとしても「知らなくてごめんなさい」と謙虚な気持ちで伝えれば、相手との心の距離はさらに縮まるはずです。