こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。
お子さんと一緒に、毎日の英語学習を楽しんでいますか?
こちらの記事を読んでいるママさんは、日常的にお子さんと英語のアニメや映画を観たり音楽を聞いたりして楽しんでいることと思います。
ちなみに英語のアニメや映画は日本語字幕をつけることなく、英語のままで楽しんだほうが英語学習に有効です。ただ、英語のコンテンツを鑑賞する際は、ときどき次のような悩みをもつ場合もあるでしょう。
「ちょっと何を話しているのかわからない」
雰囲気はわかるけど説明できない!
子どもと一緒に観るアニメや映画などは、比較的ストーリーがわかりやすく、「だいたい楽しめる」のが通常でしょう。雰囲気がわかれば前後関係をイメージしながら理解できます。
ただ、具体的に「何を言っているのか」文字を起こすとなると…何の単語がどのつながりで表現されているのか把握できないケースもあります。
ネイティブでなければ、しょっちゅう起こりうる悩みです。
しかし、せっかく子どもが質問してくれたのに「わからない」と応えるのは気が引けますよね。なんとか子どもが納得できる回答方法を見つけたいのですが、いつもしっかり応えられるとは限らないでしょう。
こうした状況で、子どもが納得できるようにするには、どうしたらいいのでしょうか。
わからないのに進んでしまって大丈夫?
なかには、とくに気にすることなく鑑賞し続ける場合もあるでしょう。そのとき、ふと「今の問題をそのままにして先に進んでしまっても、大丈夫なのかな」といった心配が生まれるかもしれません。
こうした悩みに対してどのように対処すればいいのでしょうか。次の章で解説します。
そりあえず先に進めましょう!
この見出しを見てびっくりされたかたもいるでしょう。「えっ?そのままにしちゃっていいの?」と思いますよね。
ミライコイングリッシュとしては、コンテンツに触れている最中に、もし聞き取れない英語のフレーズが出てきたとしても、「とりあえずそのままにして先に進んでしまおう」といったスタンスをおすすめします。
「今のは意味がわからなかったぞ」といった思いがよぎると、途端に不安になるかもしれません。ただ、「別にそこまで心配する必要はないんだ」と自分に言い聞かせてあげてください。
まずは英語のインプットが大事
とくに幼少期の英語学習においてもっとも大事なポイントは、英文の意味をすべてしっかり把握することではなく、とにかく英語の音やリズムなどをたくさん”浴びて”、大量のインプットをおこなうことです。
もし、英語の発音が聞き取れなかったり意味がわからなかったりしても、なんとなく英語の発音やリズムを耳にするだけで、脳内に音のインプットを実現できます。
このため英語のアニメや映画を観ている際に、半分しか意味がわからなかったとしても、がっかりする必要はありません。最初の段階では、まったくわからなくてもいいのです。
赤ちゃんは最初から、音に意味や文字があることを知っているわけではありませんね。周囲からかけられる声を聞いて、たっぷり自分の脳内にため込んだところで、言葉を少しずつ発していきます。試しては人の反応を見て確認をしつつ、言葉をストックしていくのです。
小さい子どもが大人と会話が成り立つまでには3年ほどかかります。まして母語でない英語の意味を理解&表現するには相当の時間がかかるでしょう。
気になる・重要なところだけ調べてみる
もちろん「意味なんて絶対に調べないほうがいい」といっているわけではありません。「この意味がわからないとストーリーを理解できないな、気になる!」といった場合は、意味を調べて理解できるようにしたほうが、アニメや映画も楽しめますね。
ただ、この場合も”子どもと一緒に楽しく意味調べ”をしてみましょう。一緒に調べると、子どもは自然と学習の仕方を身につけていきます。
将来を見通して学習力をつけるチャンスととらえてもいいでしょう。
全部理解しないと気がすまないからの脱却を
学習に対して「全部理解しないと気がすまない」「完璧にしてこそ理解力がつく」などといった考え方でいるのは、子どもの学びを止めてしまいます。
そもそも日本人が日本語のアニメや映画を見ても意味がふとわからなくなるケースがありますね。英語のコンテンツであればその回数は増えて当然でしょう。
ただ、くり返しになりますが聞き取ったり理解したりする力を伸ばすには、まずは続けて鑑賞し続ける必要あがあるととらえたほうが、英語の習得率は上がります。
どうしても気になったところは、親子で一緒に調べるといった流れでいきましょう。気に入ったアニメや映画であれば、子どもは何度も視聴します。このため、英語学習を続け習得させるためには、子どもの興味に合うコンテンツを選ぶ必要があります。
完璧主義の日本人
日本人は、何かと完璧主義な面があるため、内容を理解できなかったとき「自分の力が足りない」「注意力が足りない」といったように「自分自身」を責める傾向にあります。
その度に学びを止めてしまうのではなく、聞き流す回数を増やす努力をしたほうが早く習得できるでしょう。聞き流しを続けていくと、なんとなく英語のリズムやテンポ、発音の仕方もわかってきます。
それが実感できてさらに強化と継続を続けていけば、費やした分だけ成果を得られるのです。
バケツに水=英語をためる
幼少期から英語力を高めていくときは、バケツに水がたまっていく様子をイメージしてみましょう。英語シャワーを充分に浴びせてバケツにどんどん水がたまるようにするのです。
外からは良く見えないとしても、バケツの水がいっぱいになれば目に見えて大量の水が溢れ出してきます。つまり、突然英語が手に取るようにわかったり自然と口からペラペラと言葉が出てきたり…そうした現象が起きてきます。
その日を迎えるには、立ち止まるのがもったいないです。質は大事ですが、量をこなすことをある程度優先して、とにかく英語のコンテンツに触れていきましょう。
まとめ
さて、それではこれまでの記事で触れてきたことについて、おさらいをしてきます。
親子で英語のアニメや映画など、さまざまなコンテンツを楽しんでいる場合、うまく聞き取れずに内容も理解できない状況になれば、不安になりますよね。
「どうしたらいいのだろう」と悩んでしまうケースもあるでしょう。ただ、お伝えしたように「すべて理解しようと思わない」姿勢も大切です。
内容を100%理解しようとすると、アニメや映画を存分に楽しめないケースも起こります。これでは子どもの興味をそいでしまい、英語に対する関心も薄れてしまうでしょう。
小さいころの英語学習に関してはとくに、インプット量を重視して心地よく英語シャワーを浴びせるようにします。このためにはアニメや映画のコンテンツ選びに子どもの好みを取り入れる必要もあるでしょう。
場合によっては、親子で気になる単語を調べる機会を設定しつつ、基本的にインプット量や継続して観る点を大切に、英語学習を楽しく進めていきましょう。