はじめに
こんにちは!ミライコイングリッシュ事務局です。
赤ちゃんの英語教育開始について、検討中の保護者さまへ。
また、新生児の頃から英語教育を始める事で感じられるメリットは、以下のような事が挙げられます。
・英語の音に耳が適応し、聞き取りに強い『英語耳』を育てる
・英語が日常となり、学習がスムーズに!
この記事では、新生児期の特徴と、新生児が言葉を獲得するプロセスをもとに、新生児期におすすめの英語教育について解説します。
新生児期とは
外の世界に慣れる時期
新生児期というのは、生後28日までの、生まれて間もない時期です。赤ちゃんはおよそ10ヶ月と10日の間、ママのおなかの中で育ちました。羊水に包まれ、へその管を通して栄養が送られていた生活から、外の世界に出て、肺で呼吸し、母乳やミルクを自分で吸って生きていかなければなりません。新生児期は、外の世界に慣れるための大切な時期といえます。
新生児期の赤ちゃんは、ほとんど寝ています。
目はぼんやりと見えていますが、音はよく聞こえています。ただ、視覚も聴覚も未発達なので、聞こえているといっても、「〇〇ちゃん」「ママですよ」などの呼びかけの意味を理解しているわけではありません。
泣いて自己表現
新生児期の赤ちゃんは、まだ話すことはできません。おなかがすいた時や、おむつが汚れて不快な時、具合が悪い時などは、泣いて大人に伝えます。泣くことで自己表現をしているといえます。赤ちゃんが泣いている時は、周りの大人に何かを伝えたいのだなと思いましょう。
抱っこをしたり、話しかけたりのコミュニケーションが大切
赤ちゃんが目をさましている時は、スキンシップを心がけましょう。抱っこをしたり、手や足をなでてあげたりすると喜びます。また、たくさん話しかけてあげましょう。おむつを替える時や、沐浴の時なども、黙ってではなく、赤ちゃんに話しかけながらきれいにしてあげます。
赤ちゃんの聴覚は未発達なので、話しかけた言葉の意味は分かりませんが、周りの大人がかけた言葉は赤ちゃんの中に蓄積されていきます。とても大切な経験なので、反応がなくても、やさしく話しかけてあげましょう。
赤ちゃん(新生児・乳児)と英語教育
できるだけ早いうちから始めることがおすすめと言われますが・・・
子どもの英語教育は、できるだけ早く始めたほうが良いと、専門家が話したり、ネットの記事になっていたりします。できるだけ早くというのは、「生まれたらすぐ」という意味なのでしょうか?
パパやママが英語に堪能で、バイリンガルで育てたいので、生まれた時から日本語と英語と半々で話しかけたいというような場合は、もちろん効果が高いと思います。
ただ、専門家が「できるだけ早いうちに始めたほうが良い」提唱する場合は、3歳くらいや、6 〜 8 ヶ月くらいからと言っている人が多いです。つまり、小学生になってから英語学習をスタートするのではなく、「小学校より早めに始めたほうがいい」と言っているのです。
また、「赤ちゃんから英語教育を始めたほうが良い」と主張する専門家たちによるとLとRの発音を区別できるのが1歳くらいまでという研究報告もあるので、それより前の「6~8ヶ月から始めると英語耳が育つ」というものも多いです。
けれども、5歳から始めても、LとRの発音を区別できるという報告もあります。
できるだけ早いうちといっても、新生児期から始めなくてはいけないと、必要以上に焦らなくても大丈夫です。
赤ちゃんが言葉を話すようになるプロセス
日本語で話しかけられた赤ちゃんが、どのように言葉を話すようになるかについて説明します。(月齢はおよその目安で、個人差が大きいです。)
生まれたばかりの赤ちゃんは、泣くだけです。
2~5ヶ月頃になると、クーイングといって、「クー」「アー」「ウー」などの声を発するようになります。
6ヶ月から11ヶ月ごろは喃語(なんご)といって、「マンマ」「バブー」など、発音しやすい言葉を話すようになります。少しずつ、言葉の意味を理解するようになります。
1歳ごろには言葉の数が増え、「おいで」「ちょうだい」などの意味が分かるようになります。
赤ちゃんは、周りの人が話す言葉が刺激となって、神経細胞のつながりができていき、自分が言葉を発するための基礎を作っているそうです。パパやママが話しかける言葉を、ためているのです。赤ちゃんがまだしゃべれなくても、パパやママが積極的に話しかけることで、言葉を獲得していきます。パパやママが話す時の表情や、口の動きも蓄積されます。
英語でも同じことで、英語で話しかけられた赤ちゃんは、英語の音や口の動き、イントネーションや言葉が蓄積されていきます。
人間の関わりが大切
赤ちゃんは、周りの大人との生のコミュニケーションを通して言葉を覚えていきます。
新生児期の赤ちゃんは理解できませんが、話しかけることで言葉を覚えていくので、繰り返し話しかけることが大切です。
よく、英語の聞き流しが効果があるという話を聞きます。聞き流しが全く効果がないわけではありませんが、聞き流しだけでは話せるようにはなりません。テレビやCD、DVDなどの録音された音ではなく、生のコミュニケーションを通して、赤ちゃんは言葉を獲得していくのです。
日本語であれ、英語であれ、言葉を獲得するには、周りの人間のかかわりが大切なのです。
新生児期におすすめの英語教育
新生児期の赤ちゃんを英語で育てたいという場合は、母語である日本語も大切にしながら、英語に触れる環境を作ってあげるとよいでしょう。
胎児期~8歳まで使える英語教材は、ミライコイングリッシュ
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赤ちゃんの目を見て、英語で話しかける
話しかけるときは、ゆっくり、優しい声と優しい表情で、赤ちゃんの目を見て話しかけましょう。すべての言葉を英語で話しかける必要はありません。
- “Good morning.”(おはよう)
- “Good night.”(おやすみなさい)
- “Are you hungry?”(おなかがすいたの?)
- “Drink a little more!” (もう少し飲もうね)
- “Are you sleepy?”(眠たいのかな?)
- “I will change your nappy.”(おむつを替えましょうね)
- “I love you.”(大好きだよ)
など、使えそうですね。
“I will change your nappy.” の後に、「きれいにしようね」と日本語で続けても構いません。
けれども、“I will change おむつ” のように、一つの文の中に、英語と日本語を混ぜないようにしましょう。
英語の音楽をかけながら、抱っこしてやさしくゆらゆら
抱っこしてあげる時に、英語の子守歌やわらべ歌など、優しい音色の音楽をかけてあげるのもおすすめです。ママも一緒に口ずさみながら、ゆっくりゆらゆらと揺らしてあげると、赤ちゃんは喜びます。
子供向けの英語の歌というと、明るく元気な音楽が多いですが、新生児期の赤ちゃんには向きません。
大きな音や、激しい曲調をさけ、優しい音楽をかけてあげましょう。
焦らず、無理はしないで
新生児期は、生まれたばかりの赤ちゃんが、外の世界に慣れる時期です。
ですから、赤ちゃんに負担をかけないように、気を付けてあげましょう。
また、ママは体が十分回復していないうえに、夜中も授乳やおむつ交換でゆっくり休めません。
慣れない育児に、心身ともに大変な時期です。
体と心に余裕があれば、新生児期からの英語育児に挑戦してもよいと思いますが、焦る必要はありません。
新生児期から始めなくてはという、「焦り」や「無理」は、ママのストレスになり、赤ちゃんにもいい影響は与えません。
英語での子育ては、赤ちゃんと、ママやパパのコンデションを見ながら、楽しくできそうと思った時期に始めれば大丈夫です。