褒めてばっかりいるけど…それでもいい?

間違っていても褒めてあげるのってどうなの?

お子さんの英語学習、順調に進んでいますか?

英語の能力を高めるためには、モチベーションをアップさせることがとても重要!ヤル気がない状態のままいくら机に向かったって、内容なんかちっとも頭に入って来ないでしょうし、いざ英語で自己表現を!と思っても、緊張してしまったり、億劫だったりで、何1つ言葉が出て来ないでしょう。

そこで試してみて欲しいのが、「褒めて伸ばす」方法です。小さな子は特に、ママさんやパパさんから「すごいね~!」「賢い!」「もうそんなことまでできるようになったの!?」なんて褒めてもらえることで、一気にヤル気スイッチを入れられたりします。

もちろん、個人差はあるかもしれませんが、褒められてイヤな気になる子なんていません。「すごいすごい!」「さすがだね~!」と、その子の学習の成果に興味を持ってあげて、熱心に評価をしてあげれば、成績はグングン伸びるはずですよ!

 

ただ、この漫画のママさんは、とあることが気になっているようです。「これでいいのかなぁ」と何やら不安そうですが、何を心配しているのでしょうか?

悩みの内容は、「褒めてばっかりいるけれど、それで本当にいいのだろうか?」というもの。これって、小さな子を持つママさんだったら、誰もが「あるある!」という感じで共感できる悩みかもしれませんね。

褒めてあげたいのは山々だけれど、発音は間違っているし、内容もグダグダで意味不明、英語でお手紙をくれたのはいいけれど、スペルはミスだらけ!そんな状態だったら、「これで褒めてあげるのは、さすがに無理がある?」なんて悩んでしまうのも無理ないでしょう。

子供のモチベーションを落とすようなことはしたくないものの、間違っていることがわかっているのに、それを無視して手放しで褒めてあげる!となると、ちょっぴり不安に感じてしまうのは当然のことかもしれませんね。

それでも「褒めてあげる」のが正解!

子供の心を傷つけない程度に、間違っているところは「間違ってるよ」としっかり指摘してあげた方がいいのだろうか?褒めてばっかりじゃ伸びないかもしれないから、飴とムチでいくべき?なんて迷っているママさんも多いことと思われます。

この問題に関して、真の正解があるかというと、決してそんなことはありません。子供の性格は千差万別なので、ある子にとっては効果的な対処法が、またある子にとっては致命的なダメージとなってしまうことだってあり得ます。打たれ強くて負けん気の強い子もいれば、繊細で感受性が豊か過ぎるような子もいますからね。

ただ、多くの子に共通して効果的な対策をお伝えするならば、やはり正解は「それでも褒めてあげる」でしょう。

小さい子の英語学習において、細かい間違いを正してあげるのは、さほど重要なことではありません。間違ったまま突き進んでしまったら、とんでもないことになるのでは!?と真面目な日本人気質のママさんは、ハラハラするかもしれませんが。実際は、それほど大きな問題には至らないのが普通です。

もちろん、受験の時に間違った情報を記憶したままなのはよろしくないかもしれませんが、大抵の場合は、たとえ間違って覚えてしまったことがあったとしても、どこかのタイミングでそれに気づくものです。

子供がちょこちょこ間違った英語を話したり書いたりしていても、そのことに親がいちいち目くじらを立ててしまうと、せっかくのモチベーションをへし折ることになってしまうので、やめておいた方がいいです。

それよりも、一生懸命学習していること学習を継続していることヤル気があって素晴らしいことなどに目を向け、そこを褒めてあげようとしてください。

100点が取れたから偉い、スゴイ、素晴らしい!という褒め方をするのでなく、英語学習を習慣化しようと頑張っている姿勢そのものを褒めてあげるべきでしょう。

もちろん、満点を取るほど優秀な成果を出したら、その時はプラスアルファで褒めてあげたいところですが、その時だけ褒めてあげるのは少し違うかもしれません。

褒めてあげるのって実は難しい

ところで、こちらの記事では、お子さんのことは「褒めてあげましょう」とあっさり述べてしまっていますが、意外に大人が子供を褒めるのって、難しかったりするかもしれませんね。

子供の頃から褒められて育った人は、気持ちのいい褒め方を知っていて、違和感なくスッと相手を褒めてあげることができたりするのですが、大人になっても相手を褒めるというコミュニケーションをマスターできていない人は案外たくさんいます。

たとえば、ウソをつくことに対して極端に抵抗のある人もいます。すごいと思っていないのに「すごい」と口にすることで心が「ゾワッ」としてしまうのがイヤで、ついつい妥協できず、小さな子供相手にストイックな本音を言ってしまう大人が時々いるようです。

あるいは、自分の心を読まれてしまいそうで極端に恐れている人などもいます。こういったタイプの人は、相手を褒めてあげようという気持ちはあるものの、「お世辞だってバレたらどうしよう」とか「本音じゃないことを言ったら、かえって相手に失礼なのでは?」と、すぐにハラハラしてしまうようです。

この記事を読んでいるママさんパパさんも、ひょっとして「なかなか褒めることに対して上手になれない」という悩みを抱えてはいたりはしませんか?

褒める能力も継続で伸ばしていこう!

どうしても難しいなら、無理をする必要はないかもしれませんが。「ウソも方便」ということわざが昔からあることを改めて認識したり、お世辞かどうかを見抜ける人は稀だし、仮にお世辞だったとしても、悪気があるわけではないのだから大丈夫と認識を改めたりしてみてください。

英語の能力が、継続によって伸びていくのと一緒で、褒める能力も、日常的に多用していく中で磨かれていくものです。

褒めるタイミングや、褒める時の声色、表情などなど、意識し出したら「なんて難しいんだ!」と頭を抱えたくなってしまうかもしれませんが、「今日も頑張ってて偉いね!」「最近、発音良くなって来てるじゃん!」などなど、ふと思い立ったタイミングで、一言声を掛けてあげることができれば、それで充分。

小さな子供が母国語でない英語の学習を頑張っているのですから、ママさんパパさんも、日本語で褒めてあげることを頑張りましょう!いくつになっても努力をすることは大切ですよ!

まとめ

それでは最後に、この記事でお伝えしてきたことをまとめていきます。

お子さんが英語学習を頑張っていたら、積極的に褒めてあげましょう!発音やスペルや文法が間違っていたら、ついつい「これは間違ってるよ」と正してあげたくなってしまうかもしれませんが、それよりも大事なのは、子供のヤル気をなくさせないこと。間違いにはいつか自分自身で気づく時が来るので、親としてはモチベーションをアップさせてあげることを最優先に考えるのがベストでしょう。

間違っているのに「ミスなくできてるね!」「完璧だね!」という褒め方をするのは、ちょっと違うかもしれませんが。「毎日頑張ってて偉いね!」「一生懸命継続するのは素晴らしいことだよ!」という褒め方をしてあげれば良いでしょう。褒め方を工夫しつつ、絶妙なさじ加減でお子さんのヤル気を伸ばしてあげてくださいね!