幼児英語の疑問解消コンテンツ

早期英語教育のデメリットを解説。

英語の早期教育=デメリットがあるって本当?

この記事で分かること
  • 赤ちゃん・子どもへ早期英語教育を施すデメリット。また、その解決方法

「英語の早期教育には効果がある!」と、メリットが度々話題になると同時に、そのデメリットや弊害を指摘する意見もみられます。

私
子育てにも慣れて、教育について考えることも増えたの。英語は絶対身につけさせてあげたいんだけど、まだ早いかな?

ママ友
ママ友
そうね。でも始める前に、英語の早期教育について親が知識を持っていることもとても大事なの。

結論から言えば、英語の早期教育にデメリットが有るのは事実です。

しかし、圧倒的にメリットの方が大きいとも言えます。

今日は、そんな英語の早期教育に関してのメリットとデメリットを徹底的に洗い出し、
この記事を読むことでで「本当のところ、どうなの?」と思う親御さんの不安を解消していけたらと思います!

そもそも、なぜ早期教育なのか?科学的なメリットを解説!

言語臨界期

一生に一度、脳機能の成長がぐんと活発になる!

英語の早期教育を始める際に知っておきたいのは、子どもの脳の成長の仕組みです。

子どもの脳機能の成長には、一生のうち一回の『臨界期』が存在します。
これは、子どもを取り巻く環境に応じて、脳の中で神経回路が一生の中でいちばん集中的に作られ、その回路の組み換えが最も活発になるというもの。
つまり、臨界期は子どもの能力がぐーんと伸びるゴールデンタイムという考え方なのです。

一般的に言われている脳の成長に関する臨界期は、こんな感じです。

・言語能力:0歳〜9歳
・運動能力:0歳〜4歳
・絶対音感:0歳〜4歳
・数学的能力:1歳〜4歳

ここでのポイントは言語能力
日本に住み、日本人の親や家族を持つ子どもたちが必然的に話すのは日本語です。お喋りができない赤ちゃんの時から日本語で語りかけられ、周りは常に日本語が飛び交うため、が特に何もしなくても自然と日本語を理解し、話せるようになります。

臨界期は、産まれた瞬間から始まっていて子どもの成長を支える大切な機能だといえます。

だからこそ、言語臨界期である赤ちゃん時代に英語を学び始めることで、日本語と同じような感覚で、英語も一緒に覚えることができます。

以上が、産まれてすぐにでも英語に触れさせて大丈夫!といわれる理由です。

私
せっかくの大事な時期、いい刺激を与えてあげたい!

『英語脳』

『大人』と『子ども』は英語の覚え方が違います。

英語脳を育てる!赤ちゃん・子どもに効果的な方法を解説!

我々大人が英語を覚える際に当たり前となっているのは英語と日本語の構造が大きく違っていること。

英語の授業では、英文や単語を日本語に訳したり、リスニング問題では英文を聴いて頭の中で日本語として落とし込み、理解するプロセスがどうしても必要になります。

しかし、幼児期の子どもたちは、そのような理屈を通さずに直観を使って『英語を英語のまま覚える』力が備わっています。
大好きなアニメのせりふを覚えて真似して言ったり、乗り物の名前を何も見ずに暗記できたりするのも『直感で覚えている』ため。

私
分かる!車や電車の種類を大量に暗記してる子、いるよねぇ。

大人のように英文を訳したり、いくつもの文法や単語を使い分けたりしなくても、耳からインプットした英文や単語を、日本語を通さずにそのまま英語として、素早く自然と理解することが出来るのです。『英語脳』とも言われることがありますね。この能力が発達するのも幼い子どもだからこそのメリットと言えます。

私
昔の人も『子どもは頭が柔らかい』って言うけど、ある意味本当だったんだね!

ママ友
ママ友
いろんな知識をスポンジのように吸収できるからこそ、今のうちに出来ることをしてあげたいよね。

『英語耳』

英語ならではの発音を身につけることが可能。

英語耳を育てたい!赤ちゃん・子どもに効果的な方法を解説!

早期から英語教育を始めた子どもたちには『英語の発音が良い』ことが共通の特徴として挙げられているほど、発音に関しては大きなメリットが期待できます。

言語臨界期の子どもたちはあらゆる言語の音声認識能力に長けています。正しい、ネイティブな英語を聴くことで、自然と日本語にはない“R” と “L” を聞き分けたり “TH”を識別する等という大人になってからでは難しいテクニックを自然と身につける事が出来ます。これは『英語耳』とも呼ばれています。

私
発音って、英語が苦手になるときの一番の理由な気がする…

ママ友
ママ友
英語は私たちが普段使わない発音のオンパレードだもんね。

実は日本語は、英語や他の外国語と比較すると音の数や区分が圧倒的に少ないのです。これは他国よりも日本人が英語を苦手としていたり、英会話へのハードルが高かったりする理由の一つとして知られています。

単語や文法は勉強して覚えられたとしても、脳の発達が進んだ後は母国語と違う音を使って話す事がより難しくなってしまいますね。

早期英語=一生使える財産。

以上に挙げたのは科学的なメリットです。

これだけでなく、社会的、精神的にもメリットは数多く存在します。

  • 受験期になって効率よく学習が進められる
  • 考え方や表現の多様性が育つ
  • 英語力を活かして将来の可能性が広がる

このように、お子さんにとって『英語力』を身に付けることはかけがえのない財産となるのは間違いありません。

早期英語教育のデメリット。対策も併せて解説!

次に、デメリットとその対策について解説します。

ママ友
ママ友
大人に理解や知識があれば、デメリットは怖くないわ。

早期英語学習することで、日本語の思考能力が伸びなくなる?

英語を早いうちから学習することで、日本語での学習能力が育たなくなってしまわないか?

子どもが育っていくために『母国語の存在』はとても重要なもの。普通のコミュニケーションだけでなく、特に小学生になり、国語以外の教科(算数・社会・理科など・・・)を理解するために、基礎としての日本語での思考能力は必須となってきます。

早期英語で日本語と同時に学習するといっても、母国語の存在を基礎としていく考え方を基本に持っておきたいところです。

しかし、英語を学習したから日本語での思考能力が落ちる!といったことは通常ありません。

日本語での思考能力は『国語の勉強』だけでなく、赤ちゃんの時から日本語の言葉かけ、日常のコミュニケーション、絵本や遊び・・・などあらゆる場面から吸収し、自然と育っていくもの。

つまり普段通りのゆったりとした親子のコミュニケーションや、母国語の言葉かけが基礎として成り立っていれば、早期英語学習を始めても何の問題もありません。

私
心配ないのね!よかった~。

多言語環境で陥る『ダブルリミテッド』

英語の早期学習を検討している親御さんの中には、『ダブルリミテッド』という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

ダブルリミテッドとは、二言語を使用する環境で、両言語共に年相応のレベルに達していない状態のこと。セミリンガル、限定的バイリンガルという言葉も同じ意味を指します。

例えば、日本語・英語ともに会話が可能な9歳の子どもの言語の発達レベルが、日・英どちらの言語でも5歳レベルだった場合、それはダブルリミテッドの状態と言わざるを得ません。

私
日本語と英語、どちらも中途半端になったらどうしよう・・・?!

言語のレベルの判断基準は、『生活言語』『学習言語』と大きく二つに分かれています。

生活言語

生活言語とは、家庭での日常会話やコミュニケーションで主に使用されます。
例えば

生活言語の一例

「一緒に遊ぼう!」「どれにしようかな?」

などの学問的ではない会話文がこれに当たります。

学習言語

そして学習言語には、日常会話よりも高いレベルが要求されます。

学習言語とは…

【植物が土の中から芽を出すことを『発芽』といいます。
もしも植物が発芽した後に、光を当てずに、肥料を与えなかったら、しっかりとした植物は出来ません。】

このような、言葉をつかって『新しい言葉』を説明する言語思考につながる文体。文章を読み書きしたり、物事を理解したり、文章から想像を働かせたりする事がこれに当たります。

これらの特徴があることから、言語発達のレベルに本人も周りも違和感を感じ始めるのは

  • 子どもが学校で馴染めない
  • 学校の授業についていけていない

などと、学校・学習への困り感から判断されることがほとんどです。

『ダブルリミテッド』は実際に起こる?

結論からいえば、『一般的な日常生活の中に英語学習を取り入れる』ことにダブルリミテッドのリスクが有るという事はまず無いと考えて大丈夫でしょう。

海外から移住し、母国の言語と移住先の言語、二つを身近にしている『多言語環境で育つ子どもたち』がこのような課題に直面してしまうことが少なくありません。

近年では日本にも外国からの移住者が増えており、公立の学校でもあらたな課題として浮かび上がっています。

この場合は、適切な時期に適切な支援をして、学習言語を習得させてあげることが最重要となります。

ママ友
ママ友
もし『海外で暮らすことになった』場合には、子どもを守る大人が意識して対策する必要があるわね。
もしも、母国語を使い、母国語が飛び交うような環境の中でダブルリミテッドの可能性を恐れて英語の早期学習をやめてしまうのだとしたら、とても勿体ないことだと思います。

日本語・英語どちらかの学習言語レベルが実年齢相応なら大丈夫!


日本に住んでいて一般的な生活を送りながら英語学習を取り入れることで、日本語の学習レベルが育たなくなるという事はまずありません

例えば『英語を学ばせるために子どものまわりから日本語を排除して、家庭では英語しか使わない』というような間違ったバイリンガル教育を行わないかぎり、このようなリスクを心配することはないでしょう。

そして、日本語の理解力が高ければ高いほど、英語についての理解度も深まります。

『ダブルリミテッド』を起こさないために、親ができること
  • 『英語力のため』と、日本語を排除・軽視しない
  • 日本語でもたくさん語りかけてあげる
  • たくさん話しかけ、会話のコミュニケーションを取っていく

「ダブルリミテッド対策を知りたかったのに、これなら普段と変わらないんじゃ?」と思った方もおられるかもしれませんが、つまりはそういうことなのです。

ママ友
ママ友
普段通りでOK!!

小さいうちから、身近な人のたくさんの言葉の中で育つことは、子どもにとって愛情をたっぷり感じられるだけでなく、英語以外の学習理解にもとても有効です。

この記事を見ている方の中には、ミライコイングリッシュを日ごろから利用している方も多いかもしれません。
例えばミライコイングリッシュのユーザーなら、英語学習はオールイングリッシュのDVD教材にお任せして、大人はそれ以外の時間でたっぷりお子さんと言葉でのコミュニケーションを取り、日本語での『聞く』『話す』力を伸ばしてあげることが可能ですね。

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英語を学習したら『英語が嫌いになる?』

英語の早期教育を始めてから、英語が嫌いになってしまった・・・
そんな話題を見かけて、心配になってしまう親御さんもおられるかもしれません。

お子さんの為に開始した英語学習が英語を嫌うきっかけになってしまうことだけは避けたい!と誰でも思うはず。

そもそも、なぜ英語を嫌う事になってしまう例があるのか?
考えられる例をいくつか挙げていきます。

英語学習の為に日本語を排除される

ダブルリミテッドのリスクも考えられる行為なので絶対にやめておきたい事の一つ。

子育てしている方なら思い当たることもあるかもしれませんが、そもそも子どもって、自分のしていることを禁止・制止される事をとっても嫌がります。これでは英語が嫌いになってしまっても仕方がないと思います。

英語学習が子どもにとってのストレスやプレッシャーとなってしまう

子どもって、大好きな親の思いを敏感に感じ取っている瞬間がありますよね。

上記のようなリスクのある行為とまでは行かずとも、例えば

ママ友の子どもはあんなに英語が出来るのに・・・
高い教材をムリして買ったのに・・・
忙しい中頑張ってスクールに連れてきたのに・・・

等とついつい見返りを求めちゃう『こちらの思惑』が、知らず知らずのうちにお子さんに察されてしまっていたとしたら。

それが、お子さんにストレスを感じさせたり、プレッシャーを与えたりしてしまう事もあるかもしれません。

ママ友
ママ友
子どもが楽しんでいることを前提に、自主的にやりたくなるような大らかな気持ちで見守ってあげたいわね。

私
けれど、こうなっちゃうパパ・ママの気持ち分かる気がする!

お子さん自身がその時は頑張れたとしても、次第に疲れてしまって、続かなくなった要因となったり、心の調子を崩したりする事だってあります。

子どもも大人も『頑張りすぎないで!』

また、お子さんが楽しめることと同じくらい、かかわる親御さん自身が心に余裕を持って取り組めることがとっても大事だと思います。
現代はそのほとんどが『働く親』であり、1分1秒がとにかく惜しいのが本音。

だからこそ、『何を』『どんな風に』取り組んでいくかが大事。普段のお子さんや家族の生活に無理がかからないよう、楽しく英語を学ぶことが出来るのがベストですね!

英語を教えられる環境を揃えるのが大変

英語の早期教育をする方も、環境も全国で徐々に増え続けています。ですが、まだまだ情報が少ないのも事実。

  • 子どもに早期英語を考えたとしても、どんな事をしてあげればいいの?
  • おすすめ情報はすぐに見つかるけれど、実際の経験談・口コミが見つからない…
  • 気になるスクール情報を見つけたけれど、うちの地域にはない…
私
コレは切実だよね。

我が子の英語学習のためにぴったりの環境を用意したくても、膨大な情報の中からリサーチする事は難しい。また、地方在住の方だと『やってみたい事=できる事』ではなくなってしまう確率が格段に上がってきてしまうのも現状…

ママ友
ママ友
周りに、早期英語について情報交換できる人がいない!というのもよく聞くわ。

私
確かに、近所のママ友には聞きづらいかも…

ママ友
ママ友
子どもの教育方針は家庭によって違うから、他の話題と違って言い出し辛いのよね。

『情報が足りない…』そんな時はSNSがおすすめ!

実際にどんな事をしているのか?リアルな情報はSNSにもあります。現代のパパ・ママは既に情報収集をSNSで行っている方も多いことでしょう。

特に初めてのお子さんを育てている方や、地方在住の方にとって、全国の様々な年代・環境のリアルな意見が得られるSNSは便利なツールだといえます。

『X』『Instagram』などの大手SNSの情報を全て鵜呑みにしてしまう事はあまり良いとは言えませんが、『嘘の情報』の広がりを防ぐ為にSNSの法規制は昨今より厳しくなっています。

ママ友
ママ友
自分にとって有用な情報かどうかを判断して、SNSを賢く使おう!

SNSを使い分け、上手に情報交換しよう

私
Xとインスタはやってるよ!

ママ友
ママ友
情報が溢れているように見えるけど、SNSによって得られる情報の違いもあるわ。
主要SNSでいうと、違いはこんな感じね。
 XfacebookInstagram
国内アクセスユーザー4500万人2600万人3300万人
利用者層10~40代男女(特に20代)30~40代男女10~40代女性(男性も増加傾向)
特徴・匿名
・リアルタイム性◎
・口コミ◎
・実名登録制
・信頼性◎
・企業・店舗・サービス情報◎
・半匿名
・視覚的な情報・世界観が分かりやすい◎
・トレンド情報◎

『早期英語教育のサービスや教材にどんなものがあるのか知りたい』『実際にやっている人のリアルな意見が知りたい』など、得たい情報によってSNSを使い分けていくことをおすすめします。

SNSはより細分化されている!

大手SNSだけでなく、得たい情報やコンテンツによりフォーカスしたSNSも広がっています。

こちらのアプリ『Fiika』は女性限定のアプリではありますが、妊活、妊娠、育児などのよりニッチな情報交換が可能。子どもの英語学習に関する情報交換の場もあります。

私
育児仲間が増やせるアプリ、楽しそう!

デメリットを→メリットに!まとめ

この記事で洗い出したデメリットを元に、英語の早期教育・早期学習を行う上でのポイントを以下にまとめました。

POINT
  • 母国語も大事!いつものコミュニケーションもたっぷりとろう
  • 焦らない・頑張らない・無理強いしない!
  • 我が家にはどれが合う?多方面から情報を得よう

デメリットとして起こりえる『ダブルリミテッド』は必要以上に怖がらなくて大丈夫!
母国語でのコミュニケーションを削られてしまうなどの間違った英語教育の結果が、英語教育全体のデメリットの情報として広がってしまったのかもしれませんね。

また英語嫌いになるといわれるリスクも、お子さんにとって英語がプレッシャーやストレスにならないようにすれば大丈夫です。
いつも通りの生活や遊び、コミュニケーションを大事にしながら、お子さんが自主的に『やりたい!』と思える英語教育がベストですね!

そして、ミライコイングリッシュBOXは、お子さんや親御さんにとって

・楽しい
・またやりたくなる
・無理がない

ことにとことんこだわって制作された『おうち英語』のための教材。
だからこそ、お子さんの英語の早期教育を検討する方に是非チェックして頂きたいと思っています。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
早期英語教育のデメリットを必要以上に心配することなく、是非お子さまの『楽しい!』を応援してくださったらいいなと思います。

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