こんにちは!ミライコイングリッシュ運営事務局です。
昨今は、子どもに英語教室や英会話スクールに通わせようと考えているママさんやパパさんが多くなっているのではないでしょうか。
ひと昔は「英語教室」に通う子どもは、ちらほらいる程度だったのですが、昨今のグローバル化の波や小学校での英語必修化に合わせて、英語教育に対する関心も高まってきました。
社会情勢の変化で英語を習わせる人もいれば、親御さん自身が英語が好きで「子どもにも英語の楽しさを知ってもらいたい」「将来海外滞在ってことになるかもしれないし…」といった思いで通わせているかもしれませんね。
いずれにしても、英会話教室に通う子どもは増えているのが現状です。
まずは「英語を習わせた方がいいかしら」と思っている親御さんたちが、通わせる理由としている2点について解説します。そののちに英会話教室に通うメリットを紹介しますので、宜しければ参考にしてみてください。
英会話教室に通わせる理由として考えられるのは、たとえば次の2点です。
・みんなが英会話教室に通っているから
・英語を教えるのが苦手だから
みんなが英会話教室に通ってるから…
ベネッセ教育総合研究所の調査によれば、学校外で英語学習をおこなっている小学生は2割弱いるようです。その半数が「英会話教室」で、「英会話教室」に通う割合がもっとも多いのが小学2年生といいます。
このような話を聞くと、もともとそんなに必要性を感じていなくても「やっぱり通わせた方がいいかも」と思うかもしれませんね。
英語を習わせるにも、子どもの特性や興味をよく理解し「わが子に英語を学ばせる目的を明確に」した方が、その後のサポートの仕方が変わってくるでしょう。
小さい子どもが英語を学ぶ価値を理解するのは難しいとしても、親の姿勢は子どもに少しずつ伝わっています。つまり親が「〇〇ちゃんがやっているから」といった理由のみで英語を習わせるとしたら、子どもの意欲になかなかつながりません。
逆に「英語を習うのはリスニング力を鍛えられる」「英語の発音がよくなれば自信にもなる」「自由に外国の人と話ができるようになる」などのメリットを親が理解していれば、子どもも自然に意識するようになり、モチベーションを保てるでしょう。
また、万が一うまくいかない場合でも、親の考え方次第でサポートできます。
いずれにしても「みんなが通っているから」といった理由だけで英会話教室に通わせるのはやめましょう。あくまでも子どもの自発性を大切にする姿勢を保つ方が、英会話教室に通わせるメリットを感じやすくなります。
英語を教えるのが苦手だから
もう一つの理由は、親御さんが英語を教えるのが苦手…といったものです。自宅で英語を教えられれば、時間とお金のコストをかけて英会話教室へ通う必要はありませんよね。
ただ実際は、ママさん、パパさんのすべてが英語が得意で即教えられるわけではありません。
また、文法的な内容であれば教えられるかもしれません…が、「発音」となった場合、「ぜったい無理!」と躊躇する親御さんもいることでしょう。
つまり「間違った発音の仕方で教えればその後の学びに悪影響だわ…」と思って、”ちゃんとした英会話教室”に通わせようと考えても不思議ではありませんよね。
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このように英会話教室に通わせようと考えるママさん、パパさんのなかには「みんなが通っているし」「自分の発音はあまりよくないし」といった思いがあるのではないでしょうか。
ただ、お伝えしたように、英会話教室に通わせるとしてもご家庭で目的を共有し、子どもに合う”教室”を選択するのは大切です。
その”教室”ですが、一般的にいう英語の塾や英会話教室ではなく、自宅もひとつの”教室”にあてはまります。次の章で「おうち英語」について紹介しますね。
自宅でも英語の勉強は可能
英会話は、自宅でも習得できます。通塾ではないオンライン授業も受講できますし、最近ではYouTubeなどの動画サイトやアプリを使って学んだりするのも可能です。
ただ、英会話教室に通塾しても、送り迎えで疲れ果てたり先生との相性が悪くてイヤになってしまったりする可能性があります。これでは「インプット量」や「継続」を保てませんよね。
また「英語の発音をネイティブ並みにしたい」「自由に会話ができるようになりたい」といった目的を達成するには、通塾以外の方法でも充分可能です。毎日続けるにはYouTubeやDVDなどを自由に活用できた方が合っているとなれば、メキメキと力を伸ばしていくでしょう。
つまり、英語を学ぶ場合、英会話教室に絶対通った方がいい!とはならないのです。
とはいえ、小学校低学年の子どもたちが英会話教室に通っているのはどうしてでしょうか。それなりの理由がありそうですね。次の章で探ってみましょう。
ここからは英会話教室のメリットを解説します。今回紹介するのはおもに3点となります。
- 生の英語に触れられる
- アウトプットができる
- さまざまな出会いがある
次から順に解説します。
英会話教室のメリット1:生の英語に触れられる
たとえば、英会話スクールにはネイティブの講師やバイリンガルな先生方が在籍しているため、きれいな英語の発音を直接耳にすることができます。これはかなり大きなメリットといえるでしょう。
もちろん、ネイティブの発音を聴くだけであれば自宅にいながらオンラインや動画視聴が可能です。しかし、やはり生の英語を直接聴けるのは、子どものリスニング力にもプラスの効果を与えるでしょう。
また、オンラインや画面を通して得られる情報よりも、五感をフル稼働させながら数多くの情報を得られる点においてもメリットがあると考えられます。
英会話教室のメリット2:アウトプットができる
英会話教室に通うメリットの2つめは「アウトプットができる」ことです。アウトプットができるとは、習った英語を使いながら実際に表現できることを指します。
オンライン授業でもネイティブの先生とやり取りできるため、不自由に感じないでしょう。ただ、先ほどお伝えしたように、言語や視聴覚情報以外の情報の多い環境の方が、アウトプットの場合も感覚や思考をフル稼働させられます。
また、インプットとアウトプットを別々に考えるのではなく、自然なやり取りが可能になる点も英会話教室のメリットといえるでしょう。たとえば次の点が挙げられます。
- 具体的な発音に関するアドバイス受けられる
- ジェスチャーなどの表現方法を学べる
- より自然な環境でコミュニケーションができる
オンライン授業の場合、どうしても改まった感じが抜けきれないことがあります。慣れれば別ですが、英会話教室でのやり取りに比べれば劣ってしまうでしょう。
言語があるのは人とやり取りするため‥‥。それを考えれば、より自然なかたちでコミュニケーションができる英会話教室は、英語を習得するうえで効果が大きい環境といえるでしょう。
英会話教室のメリット3:さまざまな出会いがある
英会話教室には、自宅で英語を学習したりオンライン授業を利用したりするだけでは味わえないメリットがあります。それが「さまざまな出会い」です。
先生とのやり取りのほか、友達どうしてコミュニケーションをしたり互いの頑張りを認め合ったりできます。また、うまくいかなかったときに励ましてくれる友達がいれば、英語以外の関係性を築けるかもしれません。
普段は学校と家との往復、ときに学校の友達と遊ぶとはいえ、決まった生活圏でのかかわりに限定されます。しかし習い事に通うのは、異なる地域の異なる年齢層であったり、ほかの国々の子どもであったりするため、多様なかかわりが可能になるのです。
これは、英語の習得以外の話になりますが、英語を学ぶのが「人々との関係性を築く」ことにあるとすれば、英会話教室に通うのは意義があると考えられます。
いつもと違う場所で学ぶ、それも大事
小さな子供は感受性が豊かであるため、英会話教室に通うようになると英語の能力が伸びるのはもちろん、それ以外の部分でもたくさんのことを吸収します。
たとえば次のような経験を通して、いつもと違う見方や考え方、感じ方ができるのです。
- 普段とは異なるルートの違う風景
- 週1回の高揚感や緊張感など
- 人とのかかわり方やあいさつの仕方
先ほどお伝えしたように、学校と家庭以外の場所で過ごすのは、子どもに良い刺激になります。道中で思わぬ発見をしたり、英語とは異なる世界や人々を観察したりするのを楽しむ子どももいるでしょう。
また、週1回の習い事にときには緊張感をもったり、終わったあとの充実感などを味わったりできるのも通っているからこそ。
普通に人と何気ない会話をしたり、友達の粋な表現にハッとさせられたり…。英会話教室をネイチャーアドベンチャーのように感じるのは少し無理があるかもしれませんが、幼児期の貴重な「体験の場」としてとらえるのも決して悪くありません。
それでは、ここまで解説したことを改めてまとめておさらいします。
まとめ
英会話教室に通うと得られるメリットはとても大きいといえます。在籍する先生は、ネイティブだったりバイリンガルであったりするのですが、いずれも流ちょうな英語で子どもたちを圧倒することでしょう。
最初は怖気ついてしまっても継続して通うことで少しずつ慣れてきます。第一に、英会話教室の先生は子どもの対応に慣れていますから「子どもにとって学びやすい環境」をつくってくれます。
つまり、英会話教室は「生の英語に触れられる!」「アウトプットができる!」「さまざまな出会いがある!」といった内容が魅力的なのです。
これ以外にも子どもは大人が感じる以上に多様な思いや考え方を吸収し、自分なりに理解していくことでしょう。
たしかに費用や通う時間はデメリットに入るかもしれません。ただ、感受性豊かな子ども時代に、一つの貴重な体験の場として英会話教室も有効である点は確かなようです。
ご興味のある方は、一度体験レッスンに申し込んで子どもの様子や気もちを確かめてみましょう。