この記事では、5歳児が英語学習をするメリット・学習方法や、おすすめ教材などを紹介します。
はじめに
5歳児というと、保育園・幼稚園では年長さんになりますね。身の回りのさまざまなことに興味を持ち、活発になる年齢です。意思疎通もスムーズにできるようになり、コミュニケーション能力も向上してきます。
そのため、5歳という年齢は英語教育を始めるのにもよい時期といえるでしょう。
5歳児の特徴
5歳児は、小学校入学を控えた年長さんとして、さまざまな面で成長や変化が見られる年齢です。
- 言語能力や記憶力が向上する
- 身体能力やバランス感覚が安定する
- 好奇心が旺盛で、物事を理解度が上がる
- コミュニケーション能力がつく
- 人との交流で協調性が育まれてくる
5歳になると、言語能力や記憶力が高まり、言葉遊びや物語に興味を持つようになります。英語の歌や絵本を楽しんだり、単語やフレーズを覚えたりすることもできるようになる頃です。理解力も発達してくるため、見通しをもって物事に取り組む姿勢がみられる点も大きなポイントといえます。
身体能力面では体力や筋力のほかバランスを取る能力が安定するため、より複雑な動きも習得ができます。年長の英語学習では、身体を使ったゲームや、歌やダンスなどのカリキュラムもあるので楽しんで学べるでしょう。
さらに、社会性やコミュニケーション能力も育まれ、友だちと協力したり、話し合ったりすることも可能です。以上のように5歳という年齢は多方面に成長します。そのため、5歳は英語学習を始める上でもチャンスといえる年齢でしょう。子どもの性格にも合わせて、楽しく効果的に学べる英語学習を選択してあげるのがおすすめです。
5歳児が英語学習をする5つのメリット!
1.語学や学習への抵抗がなくなる
5歳児なら、語学や学習への抵抗感がないので、スムーズに英語学習が始められます。頭が柔軟で好奇心が旺盛な年頃なため、吸収力もとても高い点が特徴です。
この時期に英語に触れることで、英語の音やリズムに耳が慣れ、聞いたとおりに発音できるようになります。また、子どもは真似が上手なので、英語を話すことを楽しみながら自然に身に付けられる点もメリットといえるでしょう。
英語学習は、子どもが好きなスポーツや遊びを通じて行うとより効果的です。そうすれば英語を話すことへの抵抗感を軽減し、自信を持ってコミュニケーションを取れるようになります。
2.英語耳の習得には早期教育が効果的
5歳児は英語耳の習得にも適した年齢です。英語耳とは、英語の音やリズムを正しく聞き取り、発音できる能力のことです。この能力は、0~6歳のうちに英語にふれることで養われます。大人になってからだと、英語耳の習得はかなり苦労するので注意が必要です。
5歳児は音を聞き分ける能力が発達し、頭が柔軟で真似することを楽しめる頃なので、自然と英語を受け入れます。英語耳は、将来的に英会話やリスニングなど、さまざまな場面で土台となる重要なスキルです。そのため、早期教育でしっかりと身に着け、子供が将来苦労しないようにしてあげましょう。
3.英語学習の時間を確保しやすい
5歳は小学校に入る前なので、自由な時間が多く、さまざまなことに挑戦できる時間があります。英語学習もそのひとつです。英語を習得するには、毎日少しずつでも継続することが大切です。小学校に入学してからは勉強や習い事などで忙しく、英語学習に十分な時間を確保することが難しくなります。
そのため、小学校入学前の5歳児から、英語学習を始めることがおすすめです。5歳児から英語学習を始めることで、早くに英語力を伸ばすための基礎が築けます。今のうちに時間を有効活用して、楽しく効果的に英語学習をしましょう。
4.豊かな表現力が身につく
5歳児になると単語だけではなく、文章で自分の気持ちを表現できるようになります。言語に関する脳の発達は5歳くらいから盛んになるからです。この時期に英語とふれ合うことで、日本語とは異なる表現方法や思考パターンが身につけられます。
その結果、さまざまな視点から物事をみることができ、豊かな表現力も育まれていきます。英会話では、相手の話を聞き、自分の意見や感想を伝えることが必要です。日本語でも同じですが、英語ではより積極的に話すことが求められます。そのため、英会話を通して自己表現のスキルを高めることができるでしょう。
5.多様性を自然と受け入れられるようになる
5歳は自身を取り巻く環境に興味や好奇心が高まる時期です。この時期に英語学習をすることで、英語圏の文化や習慣、歴史、地理などに興味を持つこともあります。
多様性を自然と受け入れられることは、グローバル社会で生きていくために必要なスキルのひとつといえるでしょう。そのため、英語学習を通して、他者への理解や尊重、協力や共感などの価値観を身に付けられることは大きなメリットといえるでしょう。
5歳児におすすめの英語学習方法
英会話スクールに通う
吸収力が高い5歳児には「聞く・話す・読む・書く」がバランス養われる英会話スクールがおすすめです。クラスメートと一緒に遊びやおしゃべりを通して英語耳を養います。協調性も身につくので、人見知りなお子さんほど英会話スクールに向いているといえるでしょう。
また、講師がネイティブやバイリンガルの英会話スクールも多いので、楽しくコミュニケーションをとりながら多様性を学ぶきっかけにもなります。さまざまな英語表現を学ばせたいのなら、たくさん英語を話す英会話スクールが最適です。
英語の通信教育を始める
5歳児の英語教育には通信講座もおすすめです。英語の通信教育は、オンラインやDVDなどを使って英会話レッスンを受けます。スマホやタブレットがあればどこでも英語学習ができるので、保護者が忙しく、送り迎えや付き添いができない場合でも安心です。
英語の通信教育は、場所に縛られないだけでなく、自分のペースで学べる点も大きなメリットです。教材はイラストや音楽など、子供が興味を示すように作られているので、無理なく英語学習を始められます。無料テキストや資料なども用意されているので、興味がある通信講座を見つけたら、ぜひ資料請求からしてみましょう。
英語教材を日常生活に取り入れる
5歳児の英語学習には英語教材もおすすめです。無理なく日常生活のなかで英語にふれる機会を増やすことで、耳が鍛えられ、英語への抵抗感がなくなります。
また、英語教材は年少や年長コースなど、年齢別に作られているものが多く、対象年齢の子供が興味を示しやすいキャラクターや音楽、玩具などが用意されています。
楽しみながら英語に慣れることができるため、気軽に英語学習を始めさせたい方に最適です。英語教材なら自宅から一歩も出ることなく、いつでも好きな時間に英語学習ができるため、忙しい保護者にも助かるでしょう。
POINT:送り迎えが負担になるようなら、自宅学習がおすすめ
仕事や家事で忙しく、送り迎えなどが負担になるようなら、英会話スクールより自宅学習ができる通信教育や英語教材がおすすめです。通信教育や英語教材なら、5歳児向けの遊んで学べる教材でマイペースに進められるので、子供自身も楽しんで学習ができます。
また、ある程度、通信教育や英語教材で英語力を磨いて、必要が感じたときに英会話スクールに入学することも可能です。忙しくてあまり時間がないという保護者の方は、無理に英会話スクールを検討するのではなく、少ない時間でも子供とコミュニケーションを取りながら、自宅で英語学習をするほうがよいでしょう。
5歳児におすすめの英会話スクール3選
英会話スクールには、大手から個人が経営するアットホームな教室までさまざまです。それぞれに特徴や費用など異なるので、どんな英会話スクールが良いかは子供の性格やレベルによって変わってきます。おすすめは全国に展開している英会話スクールです。
豊富な実績があり、講師のレベルも一定水準以上なので、安心して子供の英語教育を任せられます。ここでは実績豊富で年長コースがある大手の英会話スクールを3つ紹介します。英会話スクールを探してる方は、ぜひ参考にしてみてください。
シェーン英会話|オリコン顧客満足度2年連続1位の実績
全国に176校を展開するシェーン英会話。ネイティブ講師によるマンツーマンや少人数のグループレッスンで人気の英会話スクールです。2年連続でオリコン顧客満足度ランキング・英会話教室部門の1位を獲得しました。
年長コースでは、2〜6名の少人数制とマンツーマンレッスンの2つが用意されています。ネイティブ講師と話しながら、英語の音やリズムに慣れていくレッスンなので、楽しく学べる点が魅力です。
入学金 | 16,500~22,000円 |
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料金 | ・少人数レッスン:50分×週1回11,000円/月 ・個人レッスン:40分×月4回28,600円/月 |
キャンペーン | 春の体験キャンペーン (入学金無料+所月分受講料最大50,000円OFF) |
教材内容 | ・オリジナル絵本 ・フラッシュカード ・DVD |
無料体験 | 有 |
公式サイト | https://www.shane.co.jp/kids/ |
※料金は全て税込価格
※情報は2023年3月時点のものです。
ベルリッツ・キッズ|最大3名の超少人数とマンツーマンから選べる
教室以外にオンライン学習でも受講可能なベルリッツ・キッズ。顧客満足度98%と高い実績を誇る英会話スクールです。授業は最大3名の少人数制とマンツーマン指導から選択ができます。
年齢とレベルに合わせて選べるカリキュラムになっているため、子供のペースに合わせて学ぶことが可能です。身近な場面で使われるフレーズや単語を中心に学ぶので、日常でも使える英語が習得できます。異文化とふれ合える交流会や無料体験もあるので、興味がある方は気軽に申し込んでみましょう。
料金 | ・超少人数グループ:週1回14,300円/月 ・マンツーマン:週1回26,950円/月 |
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キャンペーン | 新学期応援キャンペーン(入学金無料・教材費 50%OFF) |
教材内容 | オリジナルテキスト |
無料体験 | 有 |
公式サイト | https://www.berlitz.com/ja-jp |
※料金は全て税込価格
※情報は2023年3月時点のものです。
AEON KIDS|自立を促すオリジナル教材
全国46都道府県に200校以上を開校するAEON KIDS。独自開発のオリジナル教材で分かりやすいと評判の大手英会話スクールです。日本人講師と外国人講師が選べるので、まったく英語を知らないお子さんでも安心して通えます。
日本人が苦手としているリスニングやスピーキングに力を入れている点も大きなポイントです。授業はグループレッスンのみですが、1人ひとりの成長に合わせて細かくクラス分けされているので、子供のレベルに合ったレッスンが受けられます。
料金 | ・グループレッスン:週1クラス45分10,560円 ・グループレッスン:週2クラス1回45分16,720円 |
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キャンペーン | 入学応援キャンペーン (入学金&教材費から30,000円OFF) |
教材内容 | ・オリジナルテキスト ・オリジナル絵本 ・DVD |
無料体験 | 有 |
公式サイト | https://www.aeonet.co.jp/kids/ |
※料金は全て税込価格
※情報は2023年3月時点のものです。
5歳児におすすめの通信教育3選
5歳児の英語教育には通信講座もおすすめです。通信講座なら自宅で子供のレベルにあわせて、マイペースに学べるためストレスを与える心配がありません。また、送り迎えや付き添いも不要なので、忙しい保護者にとってもメリットがあります。
ここでは、おすすめの英語通信教育を3つまとめました。気軽に英語学習を始めたいのなら、ぜひ通信教育の資料請求から申し込んでみてください。なかには教材をサンプルとして送ってくれるところもありますよ。
ポピーKids English|2022年イード・アワード通信教育幼児部門で1位獲得
2022年イード・アワード通信教育幼児部門で1位獲得したポピーKids English。紙素材のオリジナルテキストで学ぶスタイルが人気の幼児用通信教育です。玩具やDVDなど、余計な教材をつけないため、月額1,500円とリーズナブルな価格設定で英語学習が始められます。
親子でコミュニケーションを取りながら学習を進めていくため、保護者が子供と向き合う時間が増えることも大きなメリットです。無料お試しでは実際のテキストが見本として届くので、どんな内容なのかきちんと吟味して本契約ができます。気軽に始められる英語の通信教育を探してるのなら、ぜひポピーKids Englishを検討してみてください。
料金 | あかどり:1,500円/月 |
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キャンペーン | 「4月号」1か月入会キャンペーン(1ヶ月分教材無料) |
教材内容 | オリジナルテキスト |
無料お試し | 有 |
公式サイト | https://www.popy.jp/ |
※料金は全て税込価格
※情報は2023年3月時点のものです。
スマイルゼミ英語|1人で学べるタブレット学習
タブレットで学ぶスタイルの通信教育で人気のスマイルゼミ英語。タブレットが学習をリードしてくれるため、5歳児でも1人で英語を学べます。学習範囲が広く、タブレット1台でひらがな、カタカナ、英語、かずなどが学べるため、英語学習に偏ることがない点も大きな魅力です。
問題が毎月220問配信されるため、解く度に問題が変わって飽きずに続けられます。オンラインセミナーや無料体験もあるので、子供にあっている学び方か分からない方もお試しが可能です。子供が飽き性で困っているという方は、ぜひスマイルゼミ英語を検討してみましょう。
料金 | 3,278円~ |
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キャンペーン | 新規入会特典(タブレットカバープレゼント) |
教材内容 | 学習専用タブレット |
無料お試し | 有 |
公式サイト | https://smile-zemi.jp/youji/ |
※料金は全て税込価格
※情報は2023年3月時点のものです。
こどもちゃれんじイングリッシュ|聞く・話す・書く・読むの4つの英語力が身につく
しまじろうの英語教材で注目を集めるこどもちゃれんじイングリッシュ。玩具や映像教材、絵本などを使った年齢に合わせた遊びで英語を学べる英語の通信教育です。教材は子供が楽しんで学べる内容になっているため、1人でも進んで英語学習をするようになります。
料金は通信教育のなかでは少々割高ですが、その分、子供が喜ぶ玩具やDVDなど、多彩な教材が届きます。受講費以外に、入会金・送料などはかかりません。無料お試しもできるので、興味がある方は、ぜひこどもちゃれんじイングリッシュを検討してみてください。
料金 | 一括払い:31,710 円 月額払い:4,950 円 |
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キャンペーン | 入会特典付きキャンペーン(イースター体験セット) |
教材内容 | ・英語玩具 ・オリジナルテキスト ・DVD |
無料お試し | 有 |
公式サイト | https://www2.shimajiro.co.jp/english/ |
※料金は全て税込価格
※情報は2023年3月時点のものです。
5歳児に英語学習をする際の注意点
英語学習を無理に押し付けない
親が英語学習を無理に押し付けると、子どもは英語に対して嫌悪感やストレスを感じます。その結果、英語学習へのモチベーションが低下し、効果的な学習ができなくなる危険性があります。そのため、親は子どもの興味やペースに合わせて英語学習をサポートすることが大切です。
例えば、好きなキャラクターや歌を使った教材を選んだり、日常生活の中でさりげなく英語を使ったりすることで、子どもは自然と英語に親しむようになります。また、親自身も一緒に英語を勉強して子供とコミュニケーションをとる時間を作ると、より英語を受け入れやすくなるでしょう。
日本語が不得意になる可能性がある
5歳児になると母国語も上手に話せるようになりますが、英語を同時進行で学習することで混乱してしまう子供もいます。とくに英語の学習に力を入れ過ぎると、日本語の読み書きや表現力が低下する可能性もあります。
そのため、英語と日本語のバランスを考えて学習時間を決めることが大切です。保護者は子どもの英語学習だけでなく、日本語学習のサポートも忘れないようにしましょう。
例えば、絵本や童話を読んだり聞かせたりすることで、子どもの読解力や想像力を育てたり、日常的に会話量を増やしたりすると日本語能力の低下を防げます。小学校に入学すると国語の授業も始まります。あとで子供が困らないように、きちんと現状の学力をチェックして対策を考えましょう。
日本人としてのアイデンティティや常識が薄れる
英語教育に偏りすぎると、子供が自分のルーツや文化を理解できなくなる危険性があります。多様性は大切ですが、最低限、日本社会で生きていく上で必要なマナーやルールは理解する必要があるでしょう。そうでなければ、小学校に入り、集団生活を送るようになった際にうまく対応ができません。そのため、英語学習をする際は英語だけに偏らず、日本人としてのアイデンティティや常識も教えていくことが大切です。
例えば、日本の歴史や伝統文化に関する絵本や動画を取り入れて、国民意識や愛国心を育てたり、日常生活のなかで日本人の習慣を教えたりすると子供の社会性やコミュニケーション能力も鍛えられます。親自身も日本人としての責任感や考え方を話して聞かせることで、子どもに良い影響を与えるよう務める必要があります。
まとめ
5歳児は言語を習得するパワーが強く、聞いたとおりにマネしたり、発音したりできます。吸収力が高い5歳から、英語学習を始めることで英語に親しみやすくなり、小学校に入ってから始まる英語教育にも抵抗なく受けいれられます。
英語の学び方には通信教育や英会話スクールなどがおすすめです。コミュニケーション能力や多様性を育みたいのなら、直接講師とふれ合える英会話スクールを選びましょう。もし、保護者が忙しく、送り迎えや付き添いが難しいのなら、自宅学習ができる通信教育が最適です。
本記事でもおすすめの英会話スクールと通信教育を紹介しているので、気になるところがあれば、資料請求や見学に行ってみましょう。年長さんクラスから小学校入学まではあっという間です。小学校に入ってから子供が困らないように、今からきちんと準備をしてあげましょう。